2011年4月7日
■第54号■
発行:社団法人唐津観光協会

 
佐賀県唐津観光協会が発行するニュースレター「唐津んもんだより」第54号です。
唐津市のイベント・観光情報をお届けします。


【INDEX】

特集:鯨組主中尾甚六と捕鯨文化
 ■イカの町・呼子(よぶこ)は、かつて“その繁栄は、殿様を凌ぐ”ともいわれた
  鯨組主とともに捕鯨で隆盛を極めました。
 ■捕鯨文化をいまに伝える
  『旧中尾家住宅(鯨組主中尾家屋敷)』4月24日(日)オープン

 ■今も残る捕鯨文化
  3大捕鯨基地の一つとして、隆盛を極めた島の捕鯨遺産 ~小川島・鯨見張所~
 ■かつて鯨捕りに従事したひとたちが歌った「鯨歌」を、後世に残す努力が
  続けられています ~歌い継がれる作業唄「小川島 鯨骨切り唄」~

 ■鯨は、古くから貴重なタンパク源として日本の食卓に、欠かせないものでした


見所・イベント予告
 
■豪華絢爛!唐津くんちの曳山が勢揃い!!
 ■九州最大級のぼたんと芍薬園
 ■「春の唐津焼展」で唐津焼を堪能
 ■日本トップクラスのドライバーが唐津に集う!!
  「JAF全日本ラリー選手権 第1戦 ツール・ド・九州2011 in 唐津」開催
 ■唐津うまかもん市場オープン1周年

 ■唐津焼ものがたり
  ・第25回 ~ その② 献上唐津の大御所 中里太郎右衛門陶房 ~
 ■ATAだより
  ・100名以上のスタッフでお待ちしております 「唐津・玄海体験型旅行受入推進協議会」
 ■唐ワンくん日誌(19)
  ・『唐ワンくんと一日デート』 ~春の陽気に誘われて~
  ・4月の唐ワンくん おすすめイベント
   『九州・沖縄の大物産展』


唐津よもやま話

 ■こちら唐津検定推進室(7)
  ・唐津検定プレイベント参加者募集
   ~唐津の魅力継承シンポジウム『日本で一番好きな町・唐津』~
  ・カレーで町おこし!!ご当地グルメ「唐ワン伽哩(カリー)」唐津市内飲食店で発売




特集:鯨組主中尾甚六と捕鯨文化


■イカの町・呼子(よぶこ)は、かつて“その繁栄は、殿様を凌ぐ”ともいわれた
  鯨組主とともに捕鯨で隆盛を極めました。

呼子の港は、西海航路の主要な港町として古くより栄えました。江戸時代、その港町に冠たる家といわれたのが、捕鯨業をはじめた中尾甚六家です。中尾家は、代々甚六を襲名し、宝永・正徳年間(1704~1715)以後、明治10年までの八代170年間にわたり捕鯨業をおこないました。

古式捕鯨ともよばれる江戸時代の捕鯨は、多くの鯨船で鯨を追い、何度も銛を打ち込むというものです。後には、島周辺の浅瀬の網代へ追い込み、巨大な網を張り鯨の行く手を阻んだうえで銛を打つという方法に改良され、捕獲数は格段に増えたと云われています。一回の出漁には50艘もの船と、600人近い漁師たちが、冬の玄界灘での危険な漁に従事していました。
呼子での捕鯨の様子は、多くの絵画資料・詩文に残されています。なかでも、「小川島鯨鯢合戦」は、単に鯨とりの場面だけでなく、前段階の準備から始まり、鯨組主中尾家での出漁前の祝宴、見張り場所、漁の実際場面や、捕獲した鯨の解体などが、絵と文章で生き生きと描かれ、当時の鯨捕りの緊迫した状況がひしひしと伝わってきます。特に他の絵図に無い点として、鯨の臨終のさま、親子鯨の愛情深さを目の当たりにした人たちの心の葛藤を伝えています。七浦を潤した鯨のありがたさだけでなく、豊漁の陰での戒め、鯨の供養などまでの気配りには、他の資料にはない現代にも通じるものがあります。

捕鯨文化をいまに伝える
  『旧中尾家住宅(鯨組主中尾家屋敷)』4月24日(日)オープン


今回、唐津市指定重要文化財として整備された鯨組主旧中尾家住宅(通称は「鯨組主中尾家屋敷」)は、明治初年に中尾家が捕鯨業から撤退した後に、山下家が造酒屋として利用し、大切に維持管理がされてきました。捕鯨の衰退とともに鯨組主、中尾家の建物も忘れ去られるようになり、ついには平成9年、海側に建てられた、藩主なども泊まったと伝えられる観濤閣(「殿見の間」とも)が、老朽化のために解体されることになりました。その際、九州大学の宮本雅明教授に依頼された調査と記録によると鯨組主の屋敷として、このような規模の遺構は全国的に例がないとのことで、平成14年に整備計画が立てられました。市町村合併により、整備が遅れていましたが、平成20年秋に工事に着手、平成23年3月にようやく完工となり、4月24日よりオープンします。
 間口九間の主屋の表は、中尾鯨組が隆盛したといわれる三代甚六の頃と推測され、豪壮な造りは、唐津藩の主産業を担った鯨組の往事をしのぶことが出来ます。主屋南棟の吹き抜けの広い通り土間や、35センチもある大黒柱なども圧巻です。また鯨組主がハザシを集めて評議したであろう座敷には、質素ながらも格式と風格をそなえています。華美を戒め、荒くれの漁師の大集団を率いた鯨組主にふさわしい建物といえるでしょう。
 今回の公開にともない、中尾家鯨組の歴史を紹介するコーナーでは「小川島鯨鯢合戦」の展示もあり、呼子の捕鯨の歴史をはじめ、鯨と人々との深く長い関わりを知ることが出来ます。

 今回、取材にご協力いただいたのは呼子鯨組の代表・八幡崇経さん。呼子鯨組は、旧中尾家住宅の整備・促進と活用の提言を目的に呼子町文化連盟のサークルの一つとして、平成17年4月に発足し「鯨セミナー」や「ゼミ鯨&鯨屋敷コンサート」などを開催してきました。また、中尾甚六が教えたといわれている長崎おくんち「鯨の潮吹き」山車で有名な万屋通り自治会との交流も続けています。万屋通り自治会の皆さんは、今でも、おくんちの踊り町に当たる年には、中尾家の供養寺・龍昌院へお参りをされているそうです。4月24日のオープンには、「祝い唄」で長崎町衆の心意気を伝えに駆けつけてくれる予定です。

<参考>
活動報告書等については、呼子町文化連盟のホームページをご覧下さい。
 http://yobuko-bunka.uwaba.com/
なお、ホームページでは、下記の報告書などをPDFで公開しています。「山下家報告書」については、郷土学セミナー報告書に収載しています。
  ・郷土学セミナー報告書「再興呼子鯨組―玄海のくらしと鯨―」(平成18年3月)
  ・まちづくり活動支援事業「港町呼子」(平成21年3月)

《鯨組主中尾家屋敷》
【住所】 唐津市呼子町呼子3750番地
【TEL】 0955-82-0309
【開館】 9:30~17:00
【入館料】 大人200円 小人100円
【休館日】 毎週水曜日・12月29日~1月3日
【アクセス】 昭和バス呼子発着所より徒歩5分
【プレオープン】 平成23年4月11日(月)~17日(日)
【一般公開】 平成23年4月24日(日)13:00~(式典11:00~)



■今も残る捕鯨文化
  3大捕鯨基地の一つとして、隆盛を極めた島の捕鯨遺産 ~小川島・鯨見張所~


中尾家住宅のある呼子港から定期船で20分程の小川島では、16世紀末から捕鯨が始まったと言われています。その後、江戸時代後期に島に移住してきた中尾氏の尽力により、3大捕鯨基地の島として発展し、現在も当時の隆盛を物語るかのような場所が散見しています。

島西側の一番の高台には鯨見張所が建てられています。沖を通過する鯨を発見すると旗を振り、ノロシを上げて島民や周囲の島にも知らせ、船に乗り込んで捕鯨に向かったそうです。

見張り役には、視力のよい人が選ばれ、小屋には、常時7名程が入り、目を凝らして鯨が来るのを見張っていたそうで、「夜明けから日暮れまで、昼食も海を見ながら食べる。茶碗に目をやることもなかった。漁期は冬で、寒くても煙を出さないように火も焚けなかった。」という話が伝わっています。

鯨見張所までは急な登り階段が続きますが、頂上周辺はくじら公園として整備されており高台から島全体を一望できます。鯨を見ることは少なくなりましたが、運が良ければ沖を泳ぐ鯨を目撃できるかもしれません。
 


■かつて鯨捕りに従事したひとたちが歌った「鯨歌」を、後世に残す努力が
  続けられています  ~歌い継がれる作業唄「小川島 鯨骨切り唄」~

島の小学生を中心に活動する
「小川島鯨骨切り唄子供保存会」

日本各地に残る人々の生活心情を現在に伝えてくれる民謡。その中に作業唄と分類される唄があります。作業の場で唄うことで、大勢の参加者の動作をそろえて力を出させたり、また日頃の仕事のつらさをなぐさめ気を紛らわすために役立てていたと考えられます。機械化が進み、産業の形態も変わってきたため、今はもう作業唄が唄われることは無くなりました。
玄界灘に浮かぶ唐津市呼子町の小川島は、その「鯨の通り道」にあり、江戸時代から「鯨の島」として知られました。 捕獲された鯨は浜で解体され、部位ごとに処理場へと運ばれていきます。「小川島鯨骨切唄」は、鯨油を取ったり肥料に加工するため、巨大な骨を細かく砕く作業時に歌われました。力仕事には参加者が息を合わせることが不可欠で、美声の持ち主を「歌上げ」として選び、その歌に合わせて大きな刃物で骨を砕き、切り刻んでいったといいます。
捕鯨の衰退とともに、鯨唄もほとんど聞かれなくなっていましたが、1979(昭和54)年、「小川島鯨骨切り唄子供保存会」が結成されました。島の小学生を中心に活動が始まり、小川島の小・中学校の合同運動会では今でも島民に歌われています。

 小川島 鯨骨切り唄 映像 http://www.youtube.com/watch?v=qQQxw9-50fA
 小川島 鯨骨切り唄 歌詞 (PDF)


■鯨は、古くから貴重なタンパク源として日本の食卓に、欠かせないものでした。


捕鯨文化だけではなく、食文化としての鯨も唐津にはたくさん残っています。
鯨の軟骨を一子相伝の秘法で粕漬けにした、日本珍味五種の一つにも数えられる「松浦漬」は、明治25年から変わらぬ味で作られてます。
また、丁寧に筋を抜いた鯨肉をミンチにして揚げた「鯨カツ」は、まるでファーストフード。

そんな中、古くから貴重なタンパク源として家庭で食べられてきた、鯨の竜田揚げと刺身を今回はご紹介します。
かつて学校給食にも出ていた鯨の竜田揚げは、赤身肉に醤油とみりんで下味をつけ、 片栗粉をまぶして揚げたもの。表面はカラッと中は適度な歯ごたえで、獣肉と魚肉の中間の味わいと甘みが40代以上の人の郷愁を誘うでしょう。
鯨の刺身は基本的には、ボイルして薄切りにしたものをショウガとネギをといた醤油でいただきます。サヨ(サエズリ・舌)は脂の旨味と弾力のある食感、一見サヨに似た煮畝鯨(にうねくじら・腹部肉)はサヨと比べあっさりしてより歯ごたえがあり、百尋(ひゃくひろ・腸)はほのかな甘み、豆ワタ(腎臓)うすい塩味に複雑な食感。部位によって色々な食感と味が楽しめお酒もすすみます。

取材にうかがった潮路乃(しおじの)の女将さんによると「鯨は最近では、地元の年配の方が酒の肴にご注文されるくらいで、お若い方や観光客の方はあまり食べられませんね」とのこと。捕鯨の衰退と共に、鯨を食べる人も減っているのは寂しい限りです。

潮路乃(座敷75席)
 ・鯨の竜田揚げ(2~3人前) 1,800円(税込)
 ・鯨の刺身(2~3人前) 3,000円(税込)
※前日までにご予約ください(2名様より)
http://www.shiojino.com/
【住所】 唐津市浦5183-1
【営業時間】 11:00~20:30(オーダーストップ)
【定休日】 木曜(祝日の場合は営業)
【お問合せ】 0955-74-8883


見所・イベント予告

■豪華絢爛!唐津くんちの曳山が勢揃い!!

春色のなごやかな季節に唐津神社の春季例大祭として、春まつりが開催されます。
唐津最大のイベント唐津くんちは、毎年11月2日~4日に行なわれます。その唐津くんち以外で14台の曳山が勢揃いするのはこの春季例大祭だけということもあり、毎年数千人が訪れています。唐津神社の前に勢揃いした豪華絢爛の曳山を間近で見ることができる他、お子様を乗せて記念撮影をしたりと、思い思いの時間を満喫されています。
春の一日を唐津くんちの曳山とともに、お過ごしになられてみてはいかがでしょうか。

【日時】 平成23年4月29日(金・祝) 10:00~15:00 ※天候により変更有り
【開催場所】 唐津神社前
【お問合せ】 唐津神社 TEL:0955-72-2264




■九州最大級のぼたんと芍薬園


唐津市肥前町で春の風物詩「ぼたんと芍薬まつり」が「ぼたんと緑の丘」で開催されます。
期間中は、ぼたんの苗木販売や抽選会、地場産品販売のほか、園内の竹林ではたけのこ掘りの体験もできます。また4月24日(日)には歌謡ショーなどのイベントも開催されます。ぼたんの見頃は、4月中旬~で、芍薬が5月上旬となっております。なお、気温や天候により見頃が前後しますので下記にお問合せください。
世界のぼたん約100種数千株、芍薬約30種3万本が咲き誇る九州最大級のぼたんと芍薬園「ぼたんと緑の丘」で、色とりどりの花の競演をお楽しみになられてみてはいかがでしょうか。

【日時】 平成23年4月16日(土)~5月8日(日)
【開園】 9:00~17:00
【入園料】 大人500円 小人(小・中学生)300円
【会場】 唐津市肥前町万賀里川373-39 「ぼたんと緑の丘」
【お問合せ】 ぼたんと芍薬まつり実行委員会
 TEL:0955-53-7142
ぼたんと緑の丘公園事務所
 TEL:0955-53-2032



■「春の唐津焼展」で唐津焼を堪能


毎年恒例となっている、唐津焼協同組合主催の「春の唐津焼展」。今回は、自由作品が並び、例年より規模も拡大して開催されます。
唐津焼展示即売では、通常5,000円以上の品物を3,000円コーナーで販売。さらに5,000円コーナーでは通常8,000円以上の品物が格安で手に入ります。
この機会に唐津焼の温かさに触れてください。

【日時】 平成23年5月1日(日)~5日(木)
9:00~18:00(最終日は17:00まで)
【場所】 唐津市ふるさと会館アルピノ・ホール
【お問合せ】 唐津市ふるさと会館アルピノ
 TEL:0955-75-5155
唐津焼協同組合
 TEL:0955-73-4888



■日本トップクラスのドライバーが唐津に集う!!
   「JAF全日本ラリー選手権 第1戦 ツール・ド・九州2011 in 唐津」開催


春の唐津を舞台に「ツール・ド・九州2011 in 唐津」が開催されます。本大会は「JAF全日本ラリー選手権」の開幕戦として開催されるもので、日本トップクラスのドライバーが唐津に集い、熱いレースが繰り広げられます。セレモニアルスタートが唐津神社で行われる他、迫力の疾りを間近で堪能できるギャラリーステージも設定されています。また、松浦河畔国際交流広場駐車場に設けられたサービスパーク内では、協賛各社の展示や唐津の地域物産の販売も行われます。この機会に、国内最高峰のラリーをご自身の目で感じられてみてはいかがでしょうか。

【日時】 平成23年
 4月8日(金)~10日(日)
【ギャラリー集合・受付場所】 松浦河畔公園国際交流広場
【ギャラリー入場料】 1,000円(高校生以下無料)
 
【お問合せ】 主催:グラベルモータースポーツクラブ
    七田 090-8412-3549
イベント詳細:http://ww21.tiki.ne.jp/~gravel-msc/gallery.html



■唐津うまかもん市場オープン1周年


こだわりの唐津産を届ける「唐津うまかもん市場」がオープン1周年を迎えます。
日頃の感謝をこめて、4月7日(木)~10日(日)までの期間中「大創業祭」が開催されます。
3,000円以上お買い上げごとに1回の「大抽選会」では唐津のうまかもんが当たります。その他、様々なイベントが盛りだくさん。うまか・楽しか唐津をお楽しみください。

 ≪イベント案内≫

 唐ワンくんがやってくる 9日(土)・10日(日)
 うまかもん宣伝隊 ~チンドン屋さんが盛り上げます~ 7日(木)・10日(日)
 ありがとう1周年 紅白まんじゅうプレゼント 7日(木)・10日(日)
  ※1,000円以上お買い上げの方 先着300名様
  直販部会のもちつきのお餅プレゼント 7日(木)~10日(日)
  ※昼12時からお買い上げレシート持参の方 先着300名様
 大試食会 7日(木)~10日(日)

【日時】 平成23年4月7日(木)~10日(日) 9:00~18:00
【場所】 唐津うまかもん市場
唐津市久里1961-2
【お問合せ】 唐津うまかもん市場 TEL:0955-78-1313



■唐津焼ものがたり

 
第25回
 ~ その② 献上唐津の大御所 中里太郎右衛門陶房 ~

前回、唐津焼の総本舗とも言える「唐津焼総合展示場」をご紹介しましたが、今回より唐津焼窯元の各店舗のご紹介します。

唐津焼であまりにも名の知れた陶房と言えば、「中里太郎右衛門陶房」をおいて他にないでしょう。
中里家と言えば、唐津藩の御用窯として“献上品”を焼いてきた窯元なのだそうです。
現在でも陶房の前にはその頃の古窯が残され、「唐人町御茶窯跡」と呼ばれ国指定史跡に認定されています。
明治維新後は陶業より離れた窯元も多く、古唐津の伝統を継承している窯元は、中里家のみとなっているそうです。

中でも、十二代中里太郎右衛門は無庵(むあん)と名を改め、400年程前に途絶えた古唐津の技法を研究し、それが認められて「唐津焼全般の陶技保存作家」として、重要無形文化財(人間国宝)に認定されています。
現在の中里太郎右衛門氏は十四代目となり、十三代中里逢庵氏(日本芸術院会員)、十二代中里無庵氏(人間国宝)の技を受け継ぎ、今でも中里家の伝統を守り続けています。

唐津を訪れた際は、「中里太郎右衛門陶房」にぜひ立寄って、古(いにしえ)の唐津焼の窯元の持つ、厳かな雰囲気に触れていただく事をオススメします。

【お問合せ先】
○展示場  〒847-0821 唐津市町田3-6-29
TEL: 0955-72-8171
FAX: 0955-73-3284
交通: JR唐津駅より徒歩5分
駐車場: 有り
営業時間: 9:00~17:30(団体については予約が必要)
定休日: 年末年始

○工房  展示場に隣接
工房見学: 不可
陶芸体験: 不可



■ATAだより

100名以上のスタッフでお待ちしております
 「唐津・玄海体験型旅行受入推進協議会」


(社)唐津観光協会ATA事業部では平成21年度より修学旅行生の体験民泊を受け入れてきました。その数は2年間で約6,000人に上ります。
唐津・玄海地区の各エリア毎の特色を活かした事業を展開していくためには(社)唐津観光協会ATA事業部だけでなく、各エリアの方々の全面的な協力が必要不可欠との思いから、唐津・玄海体験型旅行受入推進協議会が組織されています。
唐津・玄海体験型旅行受入推進協議会の3月現在の会員数は108名となっており、(社)唐津観光協会ATA事業部と連携し、4月25日からはじまる、平成23年度の受入体制の万全を図っています。

唐津・玄海体験型旅行受入推進協議会の入会申込み又はご質問やお問い合せは(社)唐津観光協会ATA事業部までお願いいたします。

【お申込・お問合せ】 唐津よかばい旅倶楽部
 社団法人唐津観光協会 ATA事業部
  TEL:0955-74-3611
  FAX:0955-74-3612
  URL:http://www.yokabai-tabiclub.jp


■唐ワンくん日誌(19)

よい子のみなさんこんにちワン!心ウキウキ春だよ!

『唐ワンくんと一日デート』~春の陽気に誘われて~
昨年12月に開催された「ゆるキャラクリスマス会in唐津」での特賞景品「唐ワンくんと一日デート券」。当選したのは唐津市に住む小学6年生の男の子。3月5日に唐津市内をいっしょに観光してきたよ。唐津城で待ち合わせして、呼子にイカを食べに行ったよ。


『唐ワン伽哩(カリー)倶楽部』~カレー大好き唐ワンくん~
 唐津からご当地グルメを発信しよう。唐津市内の飲食店で唐ワン伽哩が食べられるよ。目印は黄色ののぼり旗。お店ごとにオリジナルのカレーなので色んなお店を食べ歩きしようね。1日3食「唐ワン伽哩」です。


詳しくは「唐ワンくんのブログ」で紹介してるよ。

●4月の唐ワンくんおすすめイベント

 『九州・沖縄の大物産展 』

九州・沖縄8県内の50店舗が、選りすぐりのご当地商品を松坂屋静岡店で大販売。唐津から出展するのは鶴商店のとってもおいしいお漬物。唐ワンくんも駆け付けるよ。物産展は4月13日(水)~19日(火)の7日間開催されます。九州新幹線開業で身近になった九州を猛烈にアピールです。

【日時】 平成23年4月15日(金)11時~17時
※唐ワンくんの登場は4月15日(金)のみとなっております。
【会場】 静岡県静岡市 松坂屋静岡店 本館8階大催事場
【お問合せ】 松坂屋静岡店
 HP http://www.matsuzakaya.co.jp/shizuoka/

静岡でたくさんのお友だちに会いたいです

唐津よもやま話

■こちら唐津検定推進室(7)

唐津商工会議所では、長い歴史の中で育まれた文化や産業のほか海・山・川が響きあう豊富な自然を有している唐津の素晴しさ、奥深さを、もう一度見つめなおすため2011年10月2日(日)“唐津検定”を実施します。検定を通して新たな魅力にも目を向け、ふるさとを愛する心がより強くなり、次代を担う子どもたちにも“地域の宝”を伝えることができるように。また、多くの方にぜひ唐津の良さを知っていただけるようにと、たくさんの夢を思い描いています。  

【唐津検定プレイベント参加者募集】


唐津の魅力継承シンポジウム『日本で一番好きな町・唐津』

古より大陸との交流拠点となり奥深い歴史・文化と美しさを併せ持つ唐津。私たちのふるさとをもう一
度見つめ直し、新たな魅力にも目を向けることで、一層の郷土愛を育て、次世代を担う子供たちに地域
の宝を伝えるために、作家の嵐山光三郎さんをむかえシンポジウムを開催します。

【日時】 平成23年4月23日(土)13:30~16:00
【場所】 高齢者ふれあい会館「りふれ」(りふれホール)
【講師】 嵐山光三郎氏 作家
【定員】 200名様(申し込み多数の場合は抽選)
【入場料】 無料(整理券が必要です)
【申込】 往復はがきに下記の内容をご記入ください。
往信面の表
 〒847‐0012 大名小路1‐54 唐津商工会議所唐津検定事業推進室
往信面の裏
 あなたの住所・氏名(※家族は連名で申し込みできます。)・電話番号
返信面の表
 あたなの郵便番号・住所・氏名
【締切】 4月13日(水)(消印有効)
【お問合せ】 唐津検定事業推進室
TEL: 050-3565-2880
E-Mail: karatsukentei@karatsu.or.jp

講師の作家・嵐山光三郎氏

カレーで町おこし!!ご当地グルメ「唐ワン伽哩(カリー)」唐津市内飲食店で発売。

「唐ワン伽哩」は このノボリが目印

カレーライスと唐津、一見なんの繋がりも無いように思えますが、佐賀県は「カレールウ」の消費量全国1位(1世帯あたりの消費量。2008年、総務省の家計調査)!
さらに、カレーライスに欠かせない「ご飯」、稲作発祥の地は唐津にある「菜畑遺跡」。
それだけならまだしも、日本人で初めてカレーを食べたと言われる山川健次郎は、なんと東京駅や日本銀行本館の設計者として有名な唐津出身の建築家「辰野金吾」の義弟(辰野の妻と山川の妻が姉妹)だったのです。
唐津とこんなにも関わりの深いカレーをご当地グルメに育てようと「唐津ご当地グルメ研究会」が三つの条件を満たしたカレー“唐ワン伽哩”の販売を市内の飲食店に呼びかけました。これに賛同したお店では順次発売を始めています。
メニューの種類もカレーライスはもちろん、ドリアにうどんにカレーまん等多彩です。
唐ワン伽哩、唐津に来たら是非、お試しください。尚、引き続き参加店も募集中とのことです。

 【唐ワン伽哩・三箇条】
  1.お店でカレーライスの他、麺やパンを使ったカレー料理を提供してください。
   アレンジや価格は自由です。
  2.唐津産の食材を一品以上使用してください。
  3.唐津ならではの店主のこだわりを入れてください。例:唐津焼の器に盛る等

 【お問い合せ】
  NPO法人NetworkStationまつろ内 「唐ワン伽哩事務局」
  TEL:0955-70-0303

 【唐ワン伽哩・参加店】(平成23年3月20日現在)
珈琲 檸檬樹 TEL:0955-73-4919
魚半 旅館 三心亭 TEL:0955-56-6234
味楽食堂 TEL:0955-72-5660
KIKI-83 TEL:0955-74-6655
たるたる TEL:0955-73-3114
ホームキッチン ひげおやじ TEL:0955-75-2732
やまげん TEL:0955-56-6765
焼肉えん TEL:0955-56-2822
※発売開始日は各店にお問い合わせください。

発行:社団法人唐津観光協会
〒847-0816 唐津市新興町2935-1 JR唐津駅内
電話番号:0955-74-3355 FAX番号:0955-74-3365
URL:http://www.karatsu-kankou.jp/