|
発行:2011年6月20日
タイトル:「ぼよよん」
| 企画主旨: |
第9回オカムラデザインスペース(ODS-R)は、基本コンセプト「建築家と建築以外の領域の表現者との協働」に従って、建築家の青木淳氏とその協働者としてクリエイティブ集団MONGOOSE STUDIO(マングース・スタジオ)を迎えます。昨年12月から毎月1回の打ち合わせを続けて、タイトルは「ぼよよん」に決定しました。
ODS-Rでは毎回、「いま、あなたの建築設計で最も関心があって、この場で実験的に挑戦してみたいこと」を建築家にお願いしてきました。その答えが「ぼよよん」です。擬態語ですと、1980年代に建築界でもてはやされた「(布が風に靡くような)ひらひら」がありました。最近ですと、ガラス壁が自立して曲がってゆく「ぐにゃぐにゃ」、箱を微妙なバランスで積み上げた「ゆらゆら」があります。しかし、これらはどれも、結果としてそう感じられるに過ぎず、青木氏のように、「ぼよよん」という言葉から発想して物質の存在形態を決める試みはありませんでした。
「ぼよよん」は耳で聞くと、柔らかいが重力に抗して立ち上がり、自重で崩れそうりながら微妙な均衡で形をなし、ちょっと外力を加えると形を変えるが再び柔らかく均衡をとって静止するような、ある物質的存在形態を想起させます。簡単に形を変えるのに、不思議な重みをもった存在感が漂います。耳で聞いても実際に目で見ても、何かほっとさせる癒しの効果も備わっています。外力を加えると変化し再び戻る点では、インタラクティブな存在形態とも言えます。
この辺りに、青木氏が探究する建築の本質が現れているように思われますが、デザイン+エンジニアリングによって全く未体験の世界を切り開いてきたマングース・スタジオの皆さんとの協働によって、適切な素材・寸法・結合方法とともに会場がもつべき様相も決まって、「ぼよよん」の世界が現出します。お楽しみください。
|
|
(企画実行委員長/川向正人) |
企画アーティスト:
協働者: |
青木 淳(あおき じゅん) 氏/建築家
MONGOOSE STUDIO(マングーススタジオ)/ クリエイティブ グループ
|
| 開催期間: |
2011年7月26日(火)〜8月12日(金) 10:00〜18:00
(7月31日、8月6、7日は休館) |
| 会場: |
オカムラ ガーデンコートショールーム
〒102-0094
|
東京都千代田区紀尾井町4−1
|
|
ニューオータニ・ガーデンコート3F
|
Tel:03−5276−2001 |
| シンポジウム: |
テーマ 「ぼよよんのこと」 |
|
2010年7月30日(土)15:00 〜 17:00 (定員80名) |
|
パネラー:青木淳、MONGOOSE STUDIO、アンカーマン=川向正人 |
|
会場:オカムラ ガーデンコートショールームニューオータニ・ガーデンコート3F |
|
株式会社 岡村製作所 [お客様サービスセンター]フリーダイヤル0120-81-9060 |
| 入場料: |
無料(展示、シンポジウム共) |
| 主催: |
株式会社 岡村製作所 |
| 後援: |
日本建築家協会、日本建築美術工芸協会、東京インテリアプランナー協会 |
| 協力: |
カラーキネティクス・ジャパン株式会社 |
| WEB : |
http://mongoose.sub.jp/boyoyong/
(広報・作品制作の記録用WEBサイト)
|
|
■企画アーティスト プロフィール■
青木淳 (あおき じゅん)
建築家
1956年 横浜生まれ
1982年 東京大学大学院修士課程修了
1983-90年 磯崎新アトリエ勤務
1991年 青木淳建築計画事務所設立
1999年 日本建築学会賞 受賞
2005年 芸術選奨文部科学大臣新人賞 受賞
|
 |
個人住宅をはじめ、公共建築から商業建築まで、多方面で活躍。代表作に、「馬見原橋」、「S」、「潟博物館」、「ルイ・ヴィトン 表参道店」、「青森県立美術館」等。著書「JUN AOKI COMPLETE WORKS 1: 1991-2004」「同第2巻Aomori Museum of Art」(INAX出版)、「原っぱと遊園地」(王国社)他。
MONGOOSE STUDIO (マングース・スタジオ)
クリエイティブ グループ
アーチスト、デザイナー、エンジニア、プランナーなどからなるクリエイティブチーム。2006年から活動開始。それぞれが独立した世界を持つと同時に、メンバー内の組み合わせによるコラボレーションを活発に行い、アート作品やプロダクトデザインを発表している。 クライアントワークでも、他のクリエイターとのコラボレーションワークを行う。今回の参加メンバーは、松山真也、八木澤優記、平原真、鍋島久和、猪口健司、大橋卓矢、神山友輔、村松充の8名。主な作品に、fuwapicaシリーズ、RGByシリーズ、TYPE TIME、BrightBlind、GalvanicFrameなどがある。
 |
主な展示歴は、「釜山ビエンナーレ」2006年、「100%DesignTOKYO」2006年、「国立新美術館 日本の表現力展」2007年、「siggraph」2007年、「文化庁メディア芸術祭 上海」2007年、「東京都現代美術館 SPACE FOR YOUR FUTURE展」2007年、「21_21 骨展」2009年など。クライアントワークでは、「真崎医院」にて青木淳とともにサインデザイン、トイレの空間演出などを手がける。 「TOKYO FIBER’07」にて日本デザインセンター原研究所とともに、メインのサイン什器の企画制作を手がける。

OKAMURA Design Space R
〜アート、建築、デザインの協働の場として |
OKAMURA Design Space R
それは、ニューオータニ・ガーデンコートのスペーシャスなオカムラ・ショールームの一画に、年に1度、全く斬新な企画で創出される展示とトークのための空間です。
毎回異なるジャンルの複数のアーティストが、アートの枠組みを超えサイエンスとインダストリーの新領域にまで踏み込む意欲的なコラボレーションを展開し、その知と美の新たな形式によって多領域に向けて確かなインパルスを発信します。 |
| 全体企画: |
全体企画: OKAMURA Design Space R企画実行委員会
委員長
川向 正人 (建築史家、建築評論家、東京理科大学教授)
企画委員
芦原 太郎 (建築家)
北川原 温 (建築家、東京藝術大学教授)
内藤 廣 (建築家、東京大学教授)
中村 喜久男(岡村製作所 代表取締役会長)
各企画展アーティスト
実行委員 各企画展アーティスト側責任者
岩下 博樹、岡村 経夫、大田 友祐、竹森 邦彦 (岡村製作所) |
| 開催場所: |
オカムラ ガーデンコートショールーム内
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4−1
ニューオータニ・ガーデンコート3F
Tel: 03-5276-2001 |
| 開催: |
株式会社岡村製作所
〒107-0052 東京都港区赤坂2−14−27
国際新赤坂ビル東館10F
Tel: 03-5561-4091
|
| 来場予定者: |
一般来場者 (ポスター、メディア広告)
招待客 (ダイレクトメール郵送)
|
| 入場料: |
無料 |
|