東日本大震災復興祈願「歌舞伎シアター バーチャル座 in 福島」を開催

松竹

日本電信電話株式会社、東日本電信電話株式会社、福島県、松竹は、先進のICTを駆使した新しい歌舞伎体験の取り組みを提供する「歌舞伎シアター バーチャル座 in 福島」を、東日本大震災からの復興を祈願して、3月10日(土)にパルセいいざか(福島県福島市)で開催します。

2018/1/29

松竹株式会社

東日本大震災復興祈願「歌舞伎シアター バーチャル座 in 福島」を開催

~歌舞伎×ICTの新たな価値体験を通じて福島県の復興と魅力発信に貢献~

日本電信電話株式会社(代表取締役社長:鵜浦博夫 以下、NTT)、東日本電信電話株式会社(代表取締役社長:山村雅之 以下、NTT東日本)、福島県(福島県知事:内堀雅雄 以下、福島県)、松竹株式会社(代表取締役社長:迫本淳一 以下、松竹)、は、先進のICTを駆使した新しい歌舞伎体験の取り組みを提供する「歌舞伎シアター バーチャル座 in 福島」を、東日本大震災からの復興を祈願して、3月10日(土)にパルセいいざか(福島県福島市)で開催します。

 「歌舞伎シアター バーチャル座 in 福島」では、NTTと松竹が進める新たな歌舞伎鑑賞の提案をめざした共同実験の一環として、米国ラスベガスで2016年5月に上演された『KABUKI LION 獅子王』の内容をもとに、先進のICTを駆使して製作した、まるで目の前で演じているかのような臨場感あふれる新しい歌舞伎映像をご鑑賞いただけます。また、「隈取」「大向こう」といった歌あ舞伎独特の文化をモチーフに、NTT研究所の先端技術を組み合わせた「インタラクティブ歌舞伎」も展示し、日本の伝統芸能を代表する歌舞伎の魅力をより身近に体験いただけます。

本イベントを通じて、東日本大震災から7年が経過する中、福島の復興・創生に向けて前進する県民の皆さまを応援するとともに、歌舞伎×ICTという新たな価値体験を提供することによる福島県の魅力発信に貢献していきます。

  

■「歌舞伎シアター バーチャル座 in 福島」実施内容

(1)「歌舞伎シアター バーチャル座」

『KABUKI LION 獅子王』は、「石橋」の獅子の子落としという伝説を元にしたストーリーで、華やかな舞踊、女方の様式美、迫力の立廻り、そして勇壮な獅子の狂いなど、歌舞伎の様々な要素を盛り込んだ新作歌舞伎です。

「歌舞伎シアター バーチャル座」は、その舞台映像をNTTが開発を進めるイマーシブテレプレゼンス技術「Kirari!」の基盤となる要素技術を用いています。「Kirari!」は、大容量の音声・映像データを圧縮・伝送し、伝送先で同期させる技術で、本技術を用いて仕上げたバーチャルでありながらあたかも歌舞伎俳優が目の前で演じているかのような臨場感あふれる新たな歌舞伎上映作品を、2017年3月に熊本で披露(*1)し、多くの方に楽しんでいただきました。本イベントでは、大規模かつ汎用的な映像投影方式確立の実証を兼ね、福島で再び歌舞伎の醍醐味とICTがコラボレートした全く新しい歌舞伎映像を体験頂きます。

また、『KABUKI LION獅子王』に主演した松本幸四郎(当時市川染五郎)を迎え、本作品に込めた思い、歌舞伎×ICTの可能性、また今年1,2月の東京・歌舞伎座でスタートした襲名披露興行についてなど、話題満載のトークイベントを開催します。

 日  時: 2018年3月10日(土)

           12:30、15:00 (2回共松本幸四郎トークイベント付 各回90分)

           ※ライブの歌舞伎公演ではございません。

<トークイベント出席者>

・松本幸四郎(歌舞伎俳優)

・木下真吾(NTTサービスエボリューション研究所 主席研究員)

・岡崎哲也(松竹株式会社 常務取締役)

・村松亮太郎(株式会社ネイキッド代表)

・(司会)長久保 智子(フリーアナウンサー)

場  所:パルセいいざか(福島県福島市飯坂町字筑前27-1)

入場料金:入場無料(事前申込みが必要です)

 申込方法:特設ホームページからの申し込みと郵送での申し込みの2通りがございます。

①特設ホームページからの申し込み(公式サイト)

http://www.ntt-east.co.jp/business/event/kabuki/

②郵送での申し込み

(郵送先)〒105-0001

 東京都港区虎ノ門3丁目8-8 NTT虎ノ門ビル4F

 「歌舞伎シアターバーチャル座 in 福島」申込受付事務局宛

    申込期間:2018年2月1日(木)10:00~2月22日(木)17:00

     ※郵送の場合は2月20日(火)消印有効

     ※定員(抽選で1,000名)に満たない場合は、2次募集を実施いたします。

(*1) 熊本地震復興祈願「歌舞伎シアター バーチャル座」を上映

~最新ICTによって臨場感の高い歌舞伎映像を実現~

http://www.ntt.co.jp/news2017/1701/170118a.html

(2)歌舞伎独特の文化と先進技術が融合したインタラクティブ歌舞伎

「隈取」「大向こう」といった歌舞伎独特の文化をモチーフに、NTT研究所の先進技術を組み合わせた2つの展示を通じて、日本の伝統芸能を代表する歌舞伎の魅力をより身近に体験いただけます。

① 「変身歌舞伎」(*2)

歌舞伎独特の化粧法である「隈取」とNTTの映像処理技術がコラボレーションし、まるで歌舞伎俳優になったかのような体験を楽しむことができます。

本体験は、ラスベガスで好評を博し、2016年9月より国内の展示会に出展し延べ1万人以上の方に体験いただきました。

② 「歌舞伎シャウト」

NTTの音響技術を活用した、歌舞伎独特の掛け声である「大向こう」の魅力を体験できる展示です。歌舞伎独特の掛け声である「大向こう」とNTTの音響処理技術がコラボレーションし、大向こうの達人になったかのような体験を楽しむことができます。

まず、大画面に表示された動き回る役者絵に大向こうを掛けると、音声認識により文字として可視化され、役者絵に向かって飛んでいきます。この際、「インテリジェントマイク技術」(*3)を利用することにより騒がしい空間においても音声認識を可能とします。また「リアルタイム波面合成技術」(*4)により、可視化された大向こうの動きと同期して音声が立体的に飛んでいきます。さらに、大向こうが役者絵にあたると、タイミング、大向こうらしさ、などの要素により、役者絵が様々な反応を返します。

このような、大向こうの一連の流れを先進技術で拡張し体験いただくことにより、新たな形で歌舞伎に親しんで頂くことができます。

日  時: 2018年3月10日(土)10:00~17:00

場  所:パルセいいざか前駐車場

入場料金:入場無料(事前申し込み不要です)

(*2)変身歌舞伎

http://www.ntt.co.jp/news2016/1609/160920a.html>http://www.ntt.co.jp/news2016/1609/160920a.html

(*3) インテリジェントマイク

http://www.ntt.co.jp/md/products/product_29.html>http://www.ntt.co.jp/md/products/product_29.html

(*4) リアルタイム波面合成技術

http://www.ntt.co.jp/RD/OFIS/active/2012pdf/hot/ct/01.html>http://www.ntt.co.jp/RD/OFIS/active/2012pdf/hot/ct/01.html

(3)インタラクティブ歌舞伎プレイイベント 

3月3日(土)~7日(水)にかけて、インタラクティブ歌舞伎プレイベントを福島県内3箇所で行い、多くの福島県民の方々に歌舞伎×ICTの可能性をご体感いただきます。

日時・場所:2018年3月3日(土)~4日(日)10:00~17:00(最終入場16:00)

アクアマリンふくしま(福島県いわき市小名浜辰巳町50)

2018年3月5日(月)12:00~16:30  

道の駅南相馬(福島県南相馬市原町区高見町2-30-1)

2018年3月7日(水)12:00~20:00

福島市街なか広場(福島県福島市本町2-3)

      入場料金:入場無料(事前申し込み不要)

                ※アクアマリンふくしまは別途入館料が必要です。

※ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

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プレスリリース添付画像

「歌舞伎シアター バーチャル座 in 福島」ポスター

左から、NTT東・山口福島支店長、福島県企画調整部・中高次長、NTTSV総研・川添所長、松竹・岡崎常務

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