AI分野の技術開発や事業開発を担う人材を育成する社内講座『ダイキン情報技術大学』を開講

ダイキン

2016年12月5日

ダイキン工業株式会社

AI分野の技術開発や事業開発を担う人材を育成する社内講座『ダイキン情報技術大学』を開講

ダイキン工業株式会社は、2017年7月に締結した大阪大学との情報科学分野を中心とした包括連携契約にもとづき、大阪大学の教授が当社社員を教育し、AI活用を推進する中核的な人材を育成する社内講座『ダイキン情報技術大学』を2017年12月5日よりテクノロジー・イノベーションセンター内に開講します。

AIによるデータ解析の技術が飛躍的に発展する近年、様々な分野での活用が期待され、当社においても、新たな空調ソリューション事業の創出や、ものづくり技術の高度化、業務改革の推進などへのAI活用が重要な課題となっています。

AIを用いた技術開発や事業開発を担える人材の育成を目的とした『ダイキン情報技術大学』は、社内の幅広い部門から選抜された受講者が9ヵ月間のプログラムを受講します。週1回のペースで6ヵ月間実施する大阪大学教授によるAIの基礎知識の講義や、その後3ヵ月間実施する実際の部門課題を取り入れたデータ解析の演習を通じて、所属部門に応じたAIの活用を推進できる3種類の人材を育成します。

【受講者の概要】

情報系技術者のほか、機械系や電気系、化学系の技術者に加え、空調事業や化学事業、コーポレート部門の企画担当者など、20代から40代の社員を幅広く選抜します。

【育成する3種類のAI人材】

①AI技術開発人材:AIの導入により社内課題を解決する筋道を描ける人材

②システム開発人材:実際にAIのシステムを開発できる人材

③AI活用人材:AIを活用した新たな事業展開を企画できる人材

【受講後の取り組み】

受講期間を終えた受講生は、所属部門でAI活用を推進し様々な仕組みの構築に取り組みます。例えば、健康で快適な空気・空間の創造、エアコンの素早い故障予知、工場の生産ラインや部品調達のスマート化、生産ラインにおける熟練技能の伝承、AIを活用した業務効率化などが挙げられます。

より付加価値の高い製品やサービスの創造においてAIやIoTの活用が不可欠になる中、大阪大学の先進的な情報科学分野の知見とダイキン工業が持つ空調技術や産業技術の幅広いノウハウを結びつける本講座を通じて、現在100名程度のAI人材を2020年までに約700名に増強します。将来的には、この取り組みを管理職や役員、全社員にも広げることで、新たなイノベーションの創出を目指します。

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