FAOグラジアノ・ダ・シルバ事務局長「国会議員とより一層の連携を」

FAO

2017.05.10

FAOグラジアノ・ダ・シルバ事務局長「国会議員とより一層の連携を」

 国連食糧農業機関(FAO)議員連盟の設立総会

報道関係者各位

食料・農業の専門機関であるFAO(国連食糧農業機関・本部ローマ)は、世界の食料・栄養安全保障の確立に向け、教育機関や民間セクターなどとの協力関係の構築を進めています。このたび、自民党や民進党などの国会議員約40名が10日、超党派の「国際連合食糧農業機関(FAO)議員連盟」の設立総会を開き、来日中のグラジアノ・ダ・シルバ事務局長と意見交換を行いました。

ダ・シルバ事務局長は、日本人の肥満率が先進国の中でもっとも低いことを挙げ、「日本の食育や伝統的な食習慣、和食の価値というものを広めていくことが(世界の肥満対策にとって)重要だ」とし、今後、近隣諸国にとどまらず、世界中に広がることを期待すると述べました。

また、農業に影響を及ぼす気候変動については、「(アフリカ諸国等への)食料援助は持続可能ではないので、農業活動におけるレジリエンス(強靭性)の構築が重要」と強調しました。

FAOは1945年の設立以降、“すべての人に食料を”との目標のもと、飢餓撲滅のため活動しています。近年では各国の政策や政治的意思の重要性を改めて認識し、国会議員とのさらなる連携強化に取り組んでいます。

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

このプレスリリースを配信した企業・団体

  • ※購読している企業の確認や削除はWebプッシュ通知設定画面で行なってください
  • SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中