2017年の桜の開花・満開予想(確定版)を発表「連休明けに九州から”開花の便り”が始まると予想」

株式会社島津ビジネスシステムズは、3月17日に、当社が運営する気象情報Webサイト「お天気☆JAPAN」上で、全国の桜の名所や県庁所在地など計137ヵ所を対象とした桜の開花・満開予想の確定版を発表しました。西日本で平年並みか平年よりもやや早め、東日本や北日本では平年並みの開花となる地域が多いと予想しています。

2017年3月17日

2017年の桜の開花・満開予想(確定版)を発表

「連休明けに九州から”開花の便り”が始まると予想」

株式会社島津ビジネスシステムズ(社長:三添忠司、本社:京都市中京区西ノ京桑原町1)は、3月17日に、当社が運営する気象情報Webサイト「お天気☆JAPAN」(http://www.otenki.jp/sp/)上で、全国の桜の名所や県庁所在地など計137ヵ所を対象とした桜の開花・満開予想の確定版を発表しました(第1回は1月20日、第2回は2月17日、第3回は3月3日に発表し、今回が4回目の発表です)。当社は、桜の開花・満開予想の発表を2010年から行っており、今年が8年目となります。

また、今年は新たに、京都の桜の名所のお花見をVR(バーチャルリアリティ)体験できる「京都お花見VR」を3月6日から「お天気☆JAPAN」上で公開しました。京都の桜の名所である祇園白川(東山区)、蹴上インクライン(左京区)、賀茂川半木の道(左京区)の3ヵ所でのお花見をVR体験できます。

■ 2017年の開花予想

2月は全国的に気温が平年よりも高めに推移し、桜の花芽の生長は順調に進みましたが、3月は寒気の影響を受け、西~東日本を中心に花芽の生長が遅くなったとみられます。この先の気温も平年並みかやや低めで推移する予想で、生長はゆっくり進むと予想しています。

2017年の桜の開花は、西日本で平年並みか平年よりもやや早め、東日本や北日本では平年並みの開花となる地域が多いと予想しています。

連休明けの3月21日に鹿児島、宮崎、熊本で開花し、22日には九州北部や四国でも”開花の便り”が届くと思われます。その他、東京は3月27日(平年より1日遅い)、名古屋が3月28日(平年より2日遅い)、大阪が3月25日(平年より3日早い)、京都が3月27日(平年より1日早い)と予想しています。

※全地点の開花・満開予想は『お天気☆JAPAN』、または添付pdfファイルをご参照ください。

 「日本さくら名所100選」の開花・満開予想も、『お天気☆JAPAN』で無料公開しています。

■ 「京都お花見VR」について

360度カメラによって撮影した京都の桜の名所の画像と動画を「お天気☆JAPAN」で3月6日から公開しました。YouTubeアプリを通じて、スマートフォンから手元でVR動画の視聴が可能なほか、PCやスマートフォンのWebブラウザからも360度バーチャルお花見を体験できます。随時最新の画像・動画に更新することで、お花見シーズンには、全国どこにいても京都の桜の名所でお花見をしているような臨場感のある体験を提供していきます。

撮影場所 : 祇園白川、蹴上インクライン、賀茂川半木の道の計3ヵ所

VR利用条件 : 【スマートフォンの場合】 動画:YouTubeアプリ / 静止画:Webブラウザ

【PCの場合】 動画:Webブラウザ(Google Chrome、Firefox) / 静止画:Webブラウザ

■ 開花・満開予想のポイントとなる「休眠打破」の予想

花を咲かせた桜は、夏の終わり頃に休眠状態に入り、冬季に一定期間低温にさらされると休眠状態から覚めます(休眠打破)。休眠打破の後は、春先の気温の上昇とともに発育し開花します。休眠期間中(冬季)の気温が高いと休眠打破が遅れて桜の開花も遅れてしまうなど、桜の開花には休眠打破が大きく影響することから、休眠打破の時期を正確に予想することが開花予想におけるポイントとなります。

2016年12月から2017年1月上旬にかけては、東北日本海側や中部北陸では気温が平年並みとなりましたが、東~西日本では平年に比べてやや高めに推移し、桜の休眠打破に若干の遅れが出た地域もあると見られます。

■「休眠打破」後の桜の花芽の生長予想

休眠打破後から現在までの気温は、以下のような傾向となっています。

【2月】 全体としては平年よりも高めに推移しました。

【3月】 中旬にかけて、西~東日本の太平洋側を中心に、平年よりもやや低めに推移しています。

この先4月上旬にかけての気温は、北日本で平年並み、西~東日本は平年並みか平年に比べ低めに推移する予想です。西日本では平年並みか平年よりもやや早め、東日本や北日本では平年並みの開花となると予想しています。

■ 当社の開花・満開予想方法

当社では、大阪府立大学・青野靖之准教授の協力のもと、桜が休眠から覚めて開花するまでの生長量を気温から推定する手法を用いて独自に予想を行なっています。休眠打破の期間を正確に求めるため、当社独自の計算方法を使用しているほか、地域毎に詳しく気温を予想し、精度の高い開花・満開予想を行なっています。

※本書に記載されている各社の商標および登録商標には、本文中に「TM」、「(R)」は記載していません。

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プレスリリース添付画像

第4回桜の開花・満開予想(2017.3.17)

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