世界最先端のデジタル社会「e-Estonia」を実現したエストニア政府を基調講演に招へい

コードブルー

 CODE BLUE実行委員会は8月17日、サイバーセキュリティに特化した日本発の国際会議CODE BLUE(10月20日・21日開催、於:東京・新宿)の基調講演に世界最先端のデジタル社会「e-Estonia」を実現したエストニア政府関係者の招へいを決定し、100を超える公募の中から第1弾として5つの講演を採択したことを発表します。

2016年8月18日

CODE BLUE事務局

日本発のセキュリティ国際会議「CODE BLUE」中間報告

基調講演に世界初のデジタル社会「e-Estonia」と第1弾として5つの講演が決定

CODE BLUE実行委員会は8月18日、サイバーセキュリティに特化した日本発の国際会議CODE BLUE(2016年10月20日・21日開催、於:東京・新宿)の基調講演者の1人に世界にも例を見ないデジタル社会を実現した「e-Estonia」の全貌について語るエストニア政府のアンナ・パイペラル氏の招へいを決定するとともに、100を超える公募の中から第1弾として5つの講演を採択したことを発表します。

 尚、現在までの応募は引き続き審査を続けています。昨年同様24歳以下の特別枠を設け、非英語圏の講師にも多言語対応し、全編同時通訳をご提供します。

CODE BLUE 公式サイト http://www.codeblue.jp/

■基調講演の内容は下記の通り(講演詳細は公式サイトにて随時公開)

<タイトル>

「世界最先端IT国家によるデジタル社会 e-Estonia について(仮題) 」

リビングルームから電子投票、たった90分に短縮できた通常国会、ペーパーレスな処方箋、デジタルな身分証明書カードが世界の人達にも発行が可能なシステムは、日本人でも日本にいながらエストニアでの起業を可能とした、世界にも先例のないデジタル社会システム「e-Estonia」。デジタル社会の実現には安全と信頼を担保するセキュリティが不可欠です。本講演では、e-Estoniaとは何か、政治・経済・技術・国際競争力も踏まえ、e-Estoniaがもたらした影響と学び、課題と対策、世界最先端IT国家エストニアが描く未来の社会システムについて紹介する。

アンナ・パイペラル(Anna PiPeral)氏

エンタープライズ・エストニア e-Estoniaショールーム 担当責任者。

電子政府、ICT、新規事業開発領域でのマーケティングのエキスパート。技術ガバナンスと行政の学士を持つ。ロシア語、エストニア語、英語、少しのドイツ語に堪能。最近の5年は、電子政府のマーケティングプロジェクトとICTセクタの輸出プロモーションとともにエストニアのIT技術とノウハウを海外に推進。専門領域は、電子政府・ICT・サイバーセキュリティ・ブランディングとマーケティングなど。2015年9月からe-Estoniaのショールーム責任者として世界120カ国以上のビジターにe-Estoniaを紹介。(参考:https://e-estonia.com/

■現在までに採択が確定した講演は下記の通りです。

1 難解なウェブアプリケーションの脆弱性

  アンドレア・リアンチョ(アルゼンチン)

ウェブアプリの脆弱性の検知とエクスプロイトの自動化研究者による、実際のサービスにも影響を与える可能性のある脆弱性に関する報告です。

2 COFIブレーキ:実用的な制御フローインテグリティとプロセッサのトレースによるエクスプロイト阻止

  シュローミ・オバーマン(イスラエル)

エクスプロイト(攻撃)の検知と阻止にCPUの機能を利用した新しいアプローチの報告です。

3 エキゾチックなデータ復旧&パラダイス

  しもがいと だい(日本)

ハードディスクを消去・フォーマットしても隠れたスペースのデータは消去されない箇所があり、その点からの様々な考察です。

4 カーネル保護に関するARMの競走

  ジョナサン・レビン(アメリカ)

アップルとサムスン両方のシステム比較を含むカーネルコード保護についての報告です。

5 難読化の呼び出し:PowerShellの難読化テクニックと検知

  ダニエル・ボハノン(アメリカ)

攻撃者はどのようなコマンドを打ったか等の攻撃手法を隠蔽するが、それをこっそり監視できる手法と検知ツールを紹介します。

【開催概要】

会期    : 2016年10月20日(木)~10月21日(金)

会場    : 東京・新宿・ベルサール新宿グランド

主催    : CODE BLUE 実行委員会

参加費(税別): 早期 3万8千円/通常 4万5千円/レイト 5万5千円/最終 6万5千円/当日 7万円

事前参加登録:http://codeblue.jp/2016/registration/

定員    : 700名

その他   : 全編同時通訳付き

SNS    :[Twitter] @codeblue_jp

       [Facebook] https://www.facebook.com/codeblue.jp

公式サイト : http://codeblue.jp/

【情報セキュリティ国際会議CODE BLUEについて】

 世界トップクラスのサイバーセキュリティ専門家による最先端の講演と、国や言語の垣根を超えた情報交換・交流の場を提供する国際会議です。世界各国の研究者を招聘し、日本をはじめとする非英語圏にいる優れた研究者を発掘し、その研究成果を世界へと発信しています。また、24歳以下の次世代研究者の国際会議での講演や、海外の技術者との交流を促進しています。

【CODE BLUE実行委員会】

<実行委員長>

佐々木 良一 東京電機大学 教授

<実行委員(五十音順 オブザーバ含む)>

新井 悠  トレンドマイクロ株式会社

鵜飼 裕司 株式会社FFRI

歌代 和正 一般社団法人 JPCERTコーディネーションセンター

菊池 浩明 明治大学

篠田 佳奈 株式会社BLUE

高橋 郁夫 駒澤総合法律事務所

竹迫 良範 SECCON実行委員長

はせがわ ようすけ 株式会社セキュアスカイ・テクノロジー

丸山 満彦 デロイト トーマツ リスクサービス株式会社

山崎 圭吾 株式会社ラック

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国際交流の様子

U24最年少の講演者

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  • 名称 CODE BLUE事務局
  • 所在地 東京都
  • 業種 情報サービス・コンテンツ
  • URL http://www.codeblue.jp/
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