新たなインテリジェント・オートメーション・プラットフォーム「Accenture myWizard」を発表

アクセンチュア

アクセンチュアは、システム統合やアプリケーション開発・管理といったアプリケーション・サービスをよりスマートで革新的、効率的なものへと進化させる新たなインテリジェント・オートメーション・プラットフォーム「Accenture myWizard」を発表しました。

2016/4/28

アクセンチュア株式会社

『アクセンチュア、スマートで高効率なアプリケーション・サービスによってビジネス成果の最大化を支援する新たなインテリジェント・オートメーション・プラットフォームを発表』

~「Accenture myWizard」が、アクセンチュアの幅広いテクノロジーや業界の知見、アナリティクス機能や人工知能を実装した仮想エージェントと人間の技術者の協業を支援~

【ニューヨーク発:2016年4月12日】

アクセンチュア(NYSE:ACN)は、システム統合やアプリケーション開発・管理といったアプリケーション・サービスをよりスマートで革新的、効率的なものへと進化させる新たなインテリジェント・オートメーション・プラットフォーム「Accenture myWizard」を発表しました。このプラットフォームは、人工知能などのインテリジェント自動化ソリューションを活用したもので、40を超す業界におけるアクセンチュアの知見やテクノロジーの資産、ビジネス変革のノウハウを集約しています。

Accenture myWizard では、人工知能を搭載した様々な「仮想エージェント」が、データ分析やパターン識別、さらには人間の開発技術者の意思決定をサポートする各種ガイダンスを提供し、アプリケーション開発・管理の生産性向上に貢献します。開発技術者は様々なデータやガイダンスに基づいて判断を行うことが可能になり、アプリケーション品質の向上やコストの最適化、導入期間の短縮化などによってビジネス・パフォーマンスを最大化させていくことができます。

本プラットフォームは、インテリジェンスやアナリティクスといった領域におけるツールや方法論だけではなく、アクセンチュアが保有する豊富な業界アセットやアライアンス・パートナーが提供するソリューションのノウハウも集約されています。企業は、Accenture myWizardを導入することで、タスクに基づく開発作業の自動化や人間の開発技術者をより戦略的な業務に集中させることが可能になり、最大で約60%も生産性を向上させることができます。

アクセンチュア テクノロジーサービスの最高責任者を務めるバスカー・ゴーシュ(Bhaskar Ghosh)は次のように述べています。「アクセンチュアが持つ幅広い業界やテクノロジーに関する知識やノウハウはマーケットから高い評価をいただいています。様々な先進的テクノロジーを人工知能搭載の自動化プラットフォームに集約することで、お客様の生産性向上や意思決定の高度化、コスト効率・業務効率の劇的な改善に貢献できると確信しています。」

本プラットフォームにはアクセンチュアがこれまでに培ってきた、オペレーティングモデルや業務フロー、評価指標に関するナレッジが集約されています。ビジネスのあるべき姿を見極め、その実現へ向けた支援を行ってきたアクセンチュアの知見やノウハウがAccenture myWizardを通じて企業に提供されます。また、Accenture myWizard はMicrosoft Azureでも実装可能となっており、プラグ・アンド・プレイのアーキテクチャによって、人工知能の技術進歩に応じた新たな機能の追加にも柔軟に対応していくことができます。

バスカー・ゴーシュは次のように述べています。「IT部門には、これまで以上に迅速にオペレーションしていくことや高まる複雑性を管理していくことが求められていますが、こうした課題に対応する人材の数を増やすだけでは長期的な課題の解決になりません。今後、より迅速かつスケーラブルなオペレーションを実現していくためには、社内の人材が最先端のテクノロジーを活用できる環境を整備していくことが欠かせません。こうした中、デジタル時代においては、インテリジェント・オートメーションこそが人間にとっての『良き同僚』になることを確信しています。Accenture myWizardは、『主役は”ひと”(People First)』というアクセンチュアのオートメーション戦略に基づいており、人間がより高度で創造的な課題解決を行えるように支援するものです。」

Accenture myWizard では、機械学習を行う様々な仮想エージェントが人間と協業し、プロジェクトの全体管理やビジネス目標達成に向けたアナリティクスの活用、判断を要するタスクにおけるアドバイス提供、また、アジャイル開発プロジェクトの監視・モニタリングなどを行います。

●インテリジェント・データ・サイエンティスト: IT部門や事業部門のユーザーが科学的なインサイトに基づく意思決定を行えるように、バーチャルなデータ・サイエンティストが、データのパターン識別結果やプログラム情報の取得を支援します。

●バーチャル・テスト・アドバイザー: テスト計画やテスト範囲、優先順位、また要員配置など、人的判断を要する様々なタスクに関するアドバイスが、仮想エージェントから人間のテスターに提供されます。また、再利用可能なテスト成果物や過去の修正内容を反映した最適なソリューションを提供することで、人間のテスト担当者がテストの準備・修正に要する時間や工数を削減し、ビジネス・パフォーマンス向上につながる、より高度なアプリケーション業務を可能にします。

●バーチャル・スクラム・マスター:仮想エージェントが、アジャイル開発プロジェクトを様々な観点で監視・モニターします。プロジェクトを進行していく上での潜在的な課題が見つかった際には、プロジェクトマネジャーに警告すると共に、現実的な解決策を提示します。

Accenture myWizardは、過去約6カ月の間に世界で100社以上のお客様に導入頂いています。また、アクセンチュアでは現在、約3,000人の社員にAccenture myWizardに関するトレーニングを実施しており、2016年8月末までに200社以上のお客様に導入頂くことを目指します。

アクセンチュアについて

アクセンチュアは「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供する世界最大級の総合コンサルティング企業です。世界最大の規模を誇るデリバリーネットワークに裏打ちされた、40を超す業界とあらゆる業務に対応可能な豊富な経験と専門スキルなどの強みを生かし、ビジネスとテクノロジーを融合させて、お客様のハイパフォーマンス実現と、持続可能な価値創出を支援しています。世界120カ国以上のお客様にサービスを提供するおよそ37万3,000人の社員が、イノベーションの創出と世界中の人々のより豊かな生活の実現に取り組んでいます。

アクセンチュアの詳細はwww.accenture.com を、アクセンチュア株式会社の詳細はwww.accenture.com/jp をご覧ください。

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プレスリリース添付画像

Accenture myWizardの仮想データ・サイエンティストが高度なプロジェクト管理を支援

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