情報通信研究機構 広報部のリリース

図1 試験観測のイメージ

地デジ放送波を使った水蒸気量推定手法の試験観測を板橋区でスタート

情報通信研究機構(NICT)は、板橋区と豪雨予測技術に関する研究開発における協力に関する協定を締結し、地デジ放送波を使った水蒸気量推定手法の試験観測を開始します。伝搬遅延量をピコ秒の精度で計測し、地表付近の水蒸気の分布を高解像度で観測することで、予測が困難なゲリラ豪雨の予測精度の向上が期待できます。

図1. 圧電薄膜共振子を用いた発振器の写真

原子時計をスマートフォンに搭載できるくらいの超小型システムへ ~圧電薄膜の機械振動を利用~

情報通信研究機構(NICT)は、東北大学、東京工業大学と共同で、複雑な周波数逓倍処理を必要としないシンプルな小型原子時計システムを開発しました。圧電薄膜の厚み縦振動を利用し、マイクロ波発振器の超小型・低消費電力化を実現するとともに、ルビジウムガスセルを独自に開発、周波数の安定性を格段に改善しました。

図1 公開鍵暗号の変遷

量子コンピュータ時代に向けた新暗号技術を開発

情報通信研究機構(NICT)は、量子コンピュータでも解読が困難な格子理論に基づく新暗号方式LOTUSを開発しました。現在の公開鍵暗号と置き換え可能な汎用性があり、暗号の専門家でなくても安全に使えます。さらに、暗号技術の安全性評価手法を開発し、複数の格子暗号同士を統一的な基準で比較可能になりました。

サイバーコロッセオのトレーニング内容

東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた実践的サイバー演習「サイバーコロッセオ」実施について

情報通信研究機構は、総務省と連携し、高度化・多様化するサイバー攻撃に備え、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の適切な運営の確保のため、大会関連組織のセキュリティ担当者等を対象に、高度な攻撃に対処可能な人材を育成する実践的サイバー演習「サイバーコロッセオ」を平成30年2月から実施します。

マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダ 埼玉大学設置時の様子(アンテナにレドームを被せる直前)

世界初の実用型「マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダ(MP-PAWR)」を開発・設置

内閣府のSIP「レジリエントな防災・減災機能の強化」の施策として、情報通信研究機構をはじめとする研究グループは、世界初の実用型「マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダ(MP-PAWR)」を開発し、埼玉大学に設置しました。本レーダは、発達する積乱雲を観測し、20~30分先の局地的大雨等を高精度に予測可能です。

図1. 今回開発した磁性ジョセフソン素子の構造(左)、作製した素子の接合上部から見た顕微鏡写真(右)

窒化ニオブを用いた磁性ジョセフソン素子を世界で初めて実現

情報通信研究機構(NICT)は、窒化ニオブを用いた窒化物超伝導体による低損失で、より冷却が容易な磁性ジョセフソン素子の開発に世界で初めて成功しました。巨視的位相が自らねじれた状態を発現できるため、超伝導量子コンピュータや超伝導集積回路の消費電力や外来ノイズの低減に大きく寄与することが期待できます。

図1: 映像を見て感じた内容解読の一例

映像を見て感じた内容を脳から言葉で読み解く脳情報デコーディング技術を開発

情報通信研究機構(NICT)は、映像を見て感じた「物体・動作・印象」の内容を、脳活動を読み解くことで、1万語の「名詞・動詞・形容詞」の形で言語化する脳情報デコーディング技術の開発に成功しました。さらに、従来技術では解読できなかった“印象”の内容についても、形容詞の形で解読に成功しました。

次世代音声対話システム WEKDA(ウェクダ)の応答例

会話するAI、次世代音声対話システム「WEKDA(ウェクダ)」

情報通信研究機構(NICT)は、大規模Web情報分析システムWISDOM Xを用い、40億件以上のWebページ情報を基にユーザの音声入力に応答する音声対話システムWEKDAの開発に取り組んでいます。Webの知識を雑談を介して提供し、高齢者ケアや教育等の様々な価値を提供できるよう研究開発を推進します。

図 扁桃体と海馬の位置(左)と経済的不平等に対する活動パターン(右)

経済的な不平等と、うつ病傾向を結ぶ扁桃体と海馬の機能を解明 ~脳活動から1年後のうつ病傾向を予測~

情報通信研究機構(NICT)は、扁桃体と海馬の“経済的な不平等”に対する脳活動から、被験者の現在のうつ病傾向と1年後のうつ病傾向を予測できることを示しました。不平等とうつ病をつなぐこの知見は、うつ病の長期の病状予測やうつ病症状の脳活動に基づく分類等ヒトの気分変動のより深い理解への貢献が期待されます。

今回成功した高速スイッチング実験の写真

光交換の世界記録、毎秒53.3テラビット光信号の高速スイッチング実験に成功

情報通信研究機構(NICT)は、光ファイバで伝送されたパケット信号の経路を切り替える光交換技術において、従来の世界記録を4倍以上更新し、毎秒53.3テラビットの光パケット信号のスイッチング実験に成功しました。今回開発した光スイッチシステムで、大規模データセンタの省スペース化・省エネ化に貢献します。

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