情報通信研究機構 広報部のリリース

図1. 今回開発した磁性ジョセフソン素子の構造(左)、作製した素子の接合上部から見た顕微鏡写真(右)

窒化ニオブを用いた磁性ジョセフソン素子を世界で初めて実現

情報通信研究機構(NICT)は、窒化ニオブを用いた窒化物超伝導体による低損失で、より冷却が容易な磁性ジョセフソン素子の開発に世界で初めて成功しました。巨視的位相が自らねじれた状態を発現できるため、超伝導量子コンピュータや超伝導集積回路の消費電力や外来ノイズの低減に大きく寄与することが期待できます。

図1: 映像を見て感じた内容解読の一例

映像を見て感じた内容を脳から言葉で読み解く脳情報デコーディング技術を開発

情報通信研究機構(NICT)は、映像を見て感じた「物体・動作・印象」の内容を、脳活動を読み解くことで、1万語の「名詞・動詞・形容詞」の形で言語化する脳情報デコーディング技術の開発に成功しました。さらに、従来技術では解読できなかった“印象”の内容についても、形容詞の形で解読に成功しました。

次世代音声対話システム WEKDA(ウェクダ)の応答例

会話するAI、次世代音声対話システム「WEKDA(ウェクダ)」

情報通信研究機構(NICT)は、大規模Web情報分析システムWISDOM Xを用い、40億件以上のWebページ情報を基にユーザの音声入力に応答する音声対話システムWEKDAの開発に取り組んでいます。Webの知識を雑談を介して提供し、高齢者ケアや教育等の様々な価値を提供できるよう研究開発を推進します。

図 扁桃体と海馬の位置(左)と経済的不平等に対する活動パターン(右)

経済的な不平等と、うつ病傾向を結ぶ扁桃体と海馬の機能を解明 ~脳活動から1年後のうつ病傾向を予測~

情報通信研究機構(NICT)は、扁桃体と海馬の“経済的な不平等”に対する脳活動から、被験者の現在のうつ病傾向と1年後のうつ病傾向を予測できることを示しました。不平等とうつ病をつなぐこの知見は、うつ病の長期の病状予測やうつ病症状の脳活動に基づく分類等ヒトの気分変動のより深い理解への貢献が期待されます。

今回成功した高速スイッチング実験の写真

光交換の世界記録、毎秒53.3テラビット光信号の高速スイッチング実験に成功

情報通信研究機構(NICT)は、光ファイバで伝送されたパケット信号の経路を切り替える光交換技術において、従来の世界記録を4倍以上更新し、毎秒53.3テラビットの光パケット信号のスイッチング実験に成功しました。今回開発した光スイッチシステムで、大規模データセンタの省スペース化・省エネ化に貢献します。

図:米粒よりはるかに小さい「高速集積型受光素子」(赤い四角)

世界初、多数の光信号を同時に電気信号に変換する高速集積型受光素子を開発

情報通信研究機構(NICT)は、早稲田大学と共同で、多数の光信号を同時に受信し、高速に電気信号に変換する高速集積型受光素子を開発しました。本素子の開発により、多数の光受信器を集約し、大容量光通信装置の大幅な小型化と低消費電力化が可能となり、さらに、イメージセンサやレーザ測距等への応用も期待されます。

図1 『翻訳バンク』のコンセプト

『翻訳バンク』の運用開始-自動翻訳システムのさらなる高精度化に向けて、様々な分野の翻訳データを集積-

総務省と国立研究開発法人情報通信研究機構は、自動翻訳システムの様々な分野への対応や高精度化を進めるため、オール・ジャパン体制で翻訳データを集積する『翻訳バンク』の運用を開始します。これにより、社会・経済活動のグローバル化が進む中で我が国の国際競争力の強化に貢献します。

図1: 研究の背景

AIの重要課題である強化学習をレーザーカオスを用いて超高速に実現~周波数割当て等で瞬時の適応を可能に~

情報通信研究機構(NICT)、埼玉大学、慶應義塾大学SFC研究所は、半導体レーザーから生じる光カオスを用いて、適応速度 1GHzを実現する超高速フォトニクスを応用した強化学習に世界で初めて成功しました。無線通信における周波数の瞬時の割当てなど、AIやIoTの基盤技術として貢献することが期待されます。

図1 920MHz帯と169MHz帯のハイブリット無線装置の試作機とその主な諸元

電波の途切れにくい新しい周波数でドローンの制御飛行に初めて成功 ~169MHz帯の活用に向けて~

内閣府 総合科学技術・イノベーション会議の革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)タフ・ロボティクス・チャレンジの一環として、情報通信研究機構(NICT)と産業技術総合研究所は、総務省が新たに制度化したロボット・ドローン用周波数の169MHz帯を使ったドローンの遠隔制御飛行に初めて成功しました。

(左)アルファ波の個人差とジター錯視の関係、(右) アルファ波の刺激変化とジター錯視の関係

アルファ波の揺れが目に見えた ~アルファ波のリズムを変える技術を世界で初めて開発~

情報通信研究機構(NICT)は、本来揺れていない物体が10 Hz付近で揺れて知覚されるジター錯視の揺れが、ヒトの脳内に元々存在するアルファ波のリズムから生じることを発見しました。今回開発したアルファ波の周波数を変調する技術を応用して、今後、短期記憶などの認知機能向上につなげられる可能性があります。

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企業・団体情報

基本情報
名称 国立研究開発法人情報通信研究機構 広報部
所在地 東京都
業種 その他情報・通信業
URL http://www.nict.go.jp/