2009年7月30日
西日本電信電話株式会社



20代・30代のインターネットを活用するお母さん519名に聞く、「いまどきママの育児白書」
子育てにインターネットをフル活用する『デジマム』急増中
いまどきママは、公園デビューより〈ネットデビュー〉


 1.『デジマム』たちのインターネットスタイル
 インターネットの浸透で、育児の常識に異変アリ
● 『デジマム』は公園デビュー(2.9時間/週)よりネットデビュー(3.9時間/週)
● ママになって、ケータイ派(11.4%)からパソコン派(79.6%)に転身
● 4割以上(42.2%)が1日2時間以上パソコンでのネットタイムを確保

 2.『デジマム』たちのインターネットで楽しく[e子育て]
 インターネットはこれからの〈子育てインフラ〉に
● 雑誌(44.3%)やテレビ(44.1%)よりもインターネット上の育児情報(55.1%)
● 87.9%がネットショッピングを利用 月2回利用で月額11,545円に
● 『デジマム』たちの[e子育て]  YouTubeで子守唄、動画を送るネット帰省etc…

 3.インターネットがなくちゃはじまらない?!
 インターネットはママたちの生活とココロを支えるライフパートナーへ
● 育児のことは、姑(19.1%)よりもウェブサイト(20.6%)に聞きます
● 8割以上が「子育てにインターネットは必要」4人に1人がインターネットで悩み相談

 4.育児ブログが『デジマム』の共感を
 発表!『デジマム』が選ぶ理想のママ・パパ
● 理想のママ  松嶋菜々子さん(73票) 黒木瞳さん(52票) 北斗晶さん(42票)
● 理想のパパ  つるの剛士さん(98票) 江口洋介さん(32票) 山口智充さん(28票)

■調査対象 東京・大阪在住の自宅でインターネットを利用する0〜6歳の子どもを持つ20〜30代の主婦519名
■調査方法 インターネット調査
■調査時期 2009年7月3日(金)〜6日(月)




「いまどきママの育児白書」調査概要


「いまどきママの育児白書」調査趣旨

西日本電信電話株式会社(本社:大阪市)では、2009年7月、東京・大阪在住の0歳〜6歳の子どもをもつ20 代・30代の主婦519名に、インターネットの活用状況や子育てに関してインターネットがどのように活用されているかの実態をとらえる目的で、「いまどきママの育児白書」調査を行いました。

「いまどきママの育児白書」調査総括

調査の結果、ママ友だちの情報交換の場は、かつての「公園」からインターネットの「コミュニティサイト」へと移行しています。利用頻度をみると、公園が週に1.7回で2.9時間滞在するのに対し、インターネット上のコミュニティサイトの利用は週に3.7回、利用時間は3.9時間となり、コミュニティサイトの方が頻度も時間も多く、公園デビューからネットデビューへとママデビューの場が広がっているようです。また、ママたちのインターネット利用は8割がパソコン派で、「子どものことを調べる機会が増えたから」「遠く離れた祖父母に子どもの写真や動画を送るから」など出産を機にケータイからパソコンに切り替えるママが増えています。

「ウェブ上の育児情報」(55.1%)は「雑誌」(44.3%)や「テレビ」(44.1%)よりも情報源として活用されています。また、「ネットショッピング」は約9割(87.9%)が利用しており、利用回数は月に2.2回、購入金額は月額平均11,545円となり1か月の買い物の中で約2割を占めています。中には買い物の5割以上をインターネットで済ませるママもいます。
また、子育ての相談相手としても「姑」(19.1%)よりも「ウェブサイト」(20.6%)の方が高得点で、全体の84.6%が「育児にインターネットは必要」と答えています。ママたちの4人に1人がインターネットの利用目的に「悩み相談」(25.0%)をあげていることからも、インターネットはママたちのよろず相談所であり、ココロをケアしてくれるカウンセラー的な存在でもあるようです。

このようにインターネットを育児にフル活用しているいまどきのママたちを、西日本電信電話株式会社では『デジマム』と名付け、より高速で安定した光回線の提供を通じて『デジマム』の育児ライフを応援します。

ちなみに、『デジマム』の理想のママは「松嶋菜々子さん」(73票)がトップで、次いで「黒木瞳さん」(52票)、「北斗晶さん」(42票)となり、パパは「つるの剛士さん」(98票)、「江口洋介さん」(32票)、「山口智充さん」 (28票)の順となっています、理想のママ・パパともに、テレビでのよきママ・パパぶりの発言やドラマでの役柄などが影響しているようです。TOP10には北斗さんをはじめ、ママでは辻希美さん(25票)、千秋さん(23 票)、石黒彩さん(14票)、パパでは杉浦太陽さん(19票)など、自分のブログで育児の様子を公開している子育てブロガーがランクインしています。



「いまどきママの育児白書」調査結果一覧


 『デジマム』たちのインターネットスタイル

公園デビューよりネットデビュー
公園滞在 1.7回 2.9時間/週 < コミュニティサイト利用 3.7回 3.9時間/週
『デジマム』は約8割がパソコン派 (ケータイ派11.4% < パソコン派79.6%)
『デジマム』の42.8%は出産を機にパソコン派に転向
在宅時間が長い 情報量が多い 安くて使いやすい ブログを始めた ネット通販などが理由
パソコンでのネットタイム、42.2%が1日2時間以上も

 『デジマム』たちのインターネットで楽しく[e子育て]

子育ての情報源として「クチコミ」(69.0%)に次いで「ウェブの情報サイト」(55.1%)を利用
「雑誌」(44.3%)や「テレビ」(44.1%)「本」(35.5%)よりも情報源にしている
87.9%がネットショッピングを利用 毎月の買い物の約2割(11,545円)を占める
7人に1人は、買い物の5割以上をインターネットで済ませる(13.6%)
『デジマム』たちの[e子育て] 例えば、YouTubeで子守唄 ブログで育児日記
子どもの病気や発育状況を調べる 離乳食レシピを検索 etc… ネットのチカラをフル活用

 インターネットがなくちゃはじまらない?!

子育ての相談相手は「夫」(77.8%)「友人」(71.7%) 「母親」(67.8%)がTOP3
「ウェブサイト」(20.6%)は「姑」(19.1%)や「医師・看護師」(13.1%)よりも相談しやすい存在に
84.6%が「子育てにインターネットは必要」
インターネットの利用目的は4人に1人が「悩み相談」(25.0%)
公園は意外と疲れる… 公園ストレスをインターネットで解消?!

 発表!『デジマム』が選ぶ理想のママ・パパ

理想のママは、松嶋菜々子さん(73票) 黒木瞳さん(52票) 北斗晶さん(42票)
理想のパパは、つるの剛士さん(98票) 江口洋介さん(32票) 山口智充さん(28票)



   1.『デジマム』たちのインターネットスタイル
インターネットの浸透で、育児の常識に異変アリ


『デジマム』は、公園デビューよりネットデビュー

かつて「ママ友とのおつきあいは公園デビューから」と言われていましたが、ママたちが子どもを連れて公園に行くのは平均で週に1.7回・滞在時間は2.9時間、一方、インターネット上のコミュニティサイトの利用者(n=364)において、コミュニティサイトの利用は平均で週に3.7回・利用時間は3.9時間となっています。公園に子どもを連れて行くのは「週1回未満」のママが3割を占め、ママとしてのオフィシャルなスタートは、 “公園デビューからネットデビューへ”と変化しているようです(グラフ1) 。


ママになるとケータイ派(11.4%)からパソコン派(79.6%)に。ネットタイムは1日2時間

ネットデビューしたママたちのインターネット利用状況は、ケータイ(11.4%)よりもパソコン(79.6%)が圧倒的に多く(グラフ2)、約4割(42.8%)のママが「子どもが生まれてインターネットはパソコンを使うことが増えた」と答えています(グラフ3)。また、利用時間については、4割以上(42.2%)のママが1日2時間以上パソコンでのネットタイムを確保している(グラフ4)こともわかりました。別の調査2では働く女性の自宅でのインターネット利用時間が約1時間となっていることから、ママのインターネット利用度は割合高めと推測されます。
※2=「自宅でのインターネット調査」トレンダーズ株式会社調べ20-30代の働く女性108名対象




    2.『デジマム』たちのインターネットで楽しく[e子育て]
インターネットはこれからの〈子育てインフラ〉に


雑誌(44.3%)やテレビ(44.1%)よりもインターネット上の育児情報(55.1%)

インターネットを日常的に利用する『デジマム』たち。子育てとの関係をみると、参考にする情報源は「クチコミ」(69.0%)がトップですが、第2位は「ウェブの情報サイト」(55.1%)で、「雑誌」(44.3%)や「テレビ」(44.1%)「本」(35.5%)よりも活用されています。SNS・ブログ・掲示板などの「書き込み型ウェブサイト」(39.3%)の評価も高く、0〜2歳の子どもを持つママではウェブ依存度がより高くなっていることがわかります(グラフ5)。


87.9%がネットショッピングを利用 月2回利用で月額11,545円

利用するインターネットの機能は、トップの「メール」(88.1%)とほぼ同率で「ネットショッピング」(87.9%)が上げられました。「オークション」(54.3%)の利用も高いことから、子育て中の『デジマム』のほとんどがインターネットでお買い物をしていることがわかります(グラフ6)。ネットショッピングの利用回数は月に2.2回、購入金額は月額11,545円となり1か月の買い物の中で約2割を占めています。しかも、7人に1人は月の買い物の5割以上をインターネットで済ませています(グラフ7)。


買い物も、オトク情報も、親孝行も、子守も、悩み相談もネットのチカラをフル活用

子育てにおけるインターネットの活用法には、下記のように、「発育状況や病気について調べる」「祖父母へ動画を送る」「子どもに動画をYouTubeで見せる」「底値を調べて買い物」など、さまざまな活用法があげられています。インターネットは、育児に関する身近な情報源として、頼れる相談相手として、子守代わりとして、『デジマム』たちになくてはならない子育てインフラです。




   3.インターネットがなくちゃはじまらない?!
インターネットはママたちの生活とココロを支えるライフパートナーへ


育児のことは、姑(19.1%)よりもウェブサイト(20.6%)に聞きます

子育ての相談相手を聞くと、「夫」(77.8%)「友人」(71.1%)「母親」(67.8%)の順となり、ママのいちばん身近な人が上位にランクインしています。「ウェブサイト」(20.6%)は6位に留まりますが、「保育園・幼稚園の先生」(21.8%)に次ぐポジションで、「義母(姑)」(19.1%)や「医師・看護師」(13.1%)よりも相談でき、信頼できる存在となっています(グラフ8)。


8割以上が「子育てにインターネットは必要」4人に1人がインターネットで悩み相談

ママたちから育児の相談相手としても信頼されるインターネット。インターネットの利用目的に「悩み相談」(25.0%)をあげた人が4人に1人もいますが(グラフ9)、調査では「主人が忙しく育児の相談をする時間がないので、悩みを解消するのにインターネットをかなり利用」(26歳・専業主婦)、「自分だけで悩まず子育てサイトでいろんな人に自分の気持ちを聞いてもらう」(28歳・専業主婦)、「子どものしつけはママサイトで相談」(33歳・パート)などの声が寄せられ、ママたちは育児の疑問や不安をネットで相談し、ママ同士で励まし合っている様子がうかがえます。
また、「子どもの就寝後にインターネットで買い物を済ませ、子どもと一緒の時間をなるべく増やす」(29歳・パート)、「子どもの遊び場を探す」(26歳・専業主婦)、「子どもと一緒に行けるお店を探す」(39歳・専業主婦)、「子どもと一緒に知育ゲームを楽しむ」(36歳・パート)、「紙芝居動画をダウンロードして一緒に見る」(23歳・専業主婦)などインターネットはママと子どもが一緒にいる時間をつくる役割も担っています。つまり、インターネットはママたちのよろず相談所であり、有能なお抱えカウンセラー的な存在。8割以上のママが「育児にインターネットが必要」と言うのも納得です(グラフ10)。


公園でのママ付き合いも意外とストレス?! これもインターネットで解消かも

いまどきママは公園からインターネットへとデビューの場を移行させていますが、公園での過ごし方を聞くと「子どもと一緒に遊ぶ」(41.8%)が最も多く、「交流」(17.1%)「情報交換」(11.4%)は少数派です(グラフ11)。コミュニティサイトの使い方が「情報収集」(48.9%)や「情報交換」(26.4%)を主としている(グラフ12)ことと比べると、その差は歴然。ママ同士の情報交換の場は、井戸端や公園を経て、現代はコミュニティサイトへと移行しているようです。
また、公園時間は「子どもに危険がないか常にチェックし、気が休まらない」(36歳・専業主婦)、「他人との交流が苦手なので、大体ふたりで遊んでいる」(33歳・専業主婦)、「公園には必ずしも仲の良いお母様方ばかりではないので、気分転換にはならない」(33歳・専業主婦)などの声も聞かれ、公園での人間関係を負担に感じるママたちもいます。子どもを遊ばせるために公園には行くものの、ママにとっては居心地の良いだけの場所ではない様子。公園での人間関係ストレスをサイトで解消する、そんなママも少なくはないようです。




子どもがいるとお出かけできない その理由
子どもが産まれるとそれまでのように自由に出かけることも難しくなります。今回の調査でも53.6%が子どもが産まれてから「外出は減った」と答えています。外出が減った理由としては「インターネットの活用で補えるから」(39歳・専業主婦)、「インターネットを上手く使うと買い物の手間も省ける」(34歳・専業主婦)といった意見もありますが、多くは「子どもを連れて行くのが大変だから」という声でした。
中には、「ベビーカーでバスに乗るのがとても不便だし、まだまだ街がバリアフリーではないから。階段しかないと荷物を持ちベビーカーを抱えてはとても無理」(26歳・専業主婦)、「子どもを連れての外出は荷物も増えるし、子どもの機嫌など色々困難が多い。それに街も子どもが外出しやすい環境ではないし…」(27歳・専業主婦)、「子どもを連れて入れないお店や場所もたくさんあるから」(31歳・専業主婦)などの意見もあり、ママのお出かけ減には、小さい子どもや子連れママを受け入れきれていない社会的な背景も関係しているようです。




   4.育児ブログが『デジマム』の共感を
発表!『デジマム』が選ぶ理想のママ・パパ


理想のママは松嶋菜々子さん(73票)、理想のパパはつるの剛士さん(98票)

『デジマム』たちに理想のママとパパを聞いた結果、ママは「松嶋菜々子」さん(73票)がトップで、「黒木瞳」さん、「北斗晶」さんと続き、パパは「つるの剛士」さん(98票)が最も得票が多く、次いで「江口洋介」さん、「山口智充」さんと続いています。理想のママ・パパともに、テレビでのよきママ・パパぶりの発言やドラマでの役柄などが影響しているようです。
このランキングで見逃せないのがブログの存在です。ママ編の北斗さん、辻さん、千秋さん、石黒さん、パパ編の杉浦さんは、自分のブログで育児の様子を公開しており、ブログの人気ランキングでも上位に上がる顔ぶれです。自分と同じように子育てに奮闘し、悩みながら失敗しながらもがんばっている姿は、同じ子育てママとしての親しみや共感につながり、理想というより目標となる存在になっているようです。





関連リンク
http://www.ntt-west.co.jp
http://flets-w.com/index.html