2008年9月3日

株式会社システムインテグレータ



Web-ERPパッケージ「GRANDIT」に完全連携した
           「生産管理パッケージ for GRANDIT」を販売開始

 〜製・販・財を一気通貫で管理する製造業向け完全ERPシステム〜


 株式会社システムインテグレータ(本社:さいたま市南区 代表取締役:梅田弘之、東証マザーズ 証券コード3826、以下システムインテグレータ)は、Web-ERPパッケージ「GRANDIT」に完全連携した「生産管理パッケージ for GRANDIT」を2008年9月3日にリリースします。
 「生産管理パッケージ for GRANDIT」は、繰返受注生産や見込生産に対応したMRP*1タイプ、一品個別生産に対応した個別生産タイプ、繰返生産と個別生産品を混在して管理できるハイブリッド生産タイプの3種類があります。
昨今の製造業では市場ニーズの多様化により、個別対応品や多品種少量の生産形態が多くなっている状況でありますが、中堅ERPパッケージには、このような多様な生産形態に対応したパッケージソフトウェア製品はなく、ERPやパッケージ導入を断念するのが実情です。
 「生産管理パッケージ for GRANDIT」では、個別受注生産の形態にも活用できるように、個別手配機能や個別原価管理機能を実装した個別生産タイプやBTO *2にも対応したハイブリッド生産タイプを用意しました。
また、GRANDITをベースにした統一プラットフォームで製・販・財を一気通貫で管理できる製造業向け完全ERPシステムになっており、資材・仕掛を含めた在庫の削減やWebベースで複数・多拠点で入力されたデータの一元管理を行い、内部統制要件にも対応しております。リアルタイムなデータ一元管理やシステム堅牢性が、情報システムに要求される中堅の製造業(組立・加工業)に対して積極的に導入展開していきます。
 なお、当社は、ソフトウェア開発、建設などプロジェクト型ビジネスを行う業種向けのパッケージを皮切りに、今後「GRANDIT」に連携する業種(業界)向けのソリューションテンプレートやパッケージの品揃えを増やし、特定業種向けの販売活動を展開していきます。


■『生産管理パッケージ for GRANDIT』の概要

【MRPタイプ】
ストラクチャー部品表(ツリー形式)をイメージした構成マスタ(BOM*3)と生産計画情報に基く所要量計算にて、手配処理が可能です。
また、基本BOMを参照しながら製造BOMや工程BOMの登録情報の一部を変更し、手配処理を行う事で特注品にも対応が可能です。生産・工程管理内では、品目・工程・製番別の各種ガントチャートによる負荷の可視化を行い管理者と現場を強力にサポートします。生産実績では、きめ細やかな情報収集機能により工程内の部材や仕掛品在庫の詳細な把握が行えます。
原価管理におきましては、GRANDIT経理モジュールの管理会計仕訳データを基に配賦処理を行い、標準原価と実際原価の月次ベースでの比較が可能です。


【個別生産タイプ】
個別受注生産で必要とされるサマリ型部品表をイメージした個別手配機能や受注製番案件毎の個別原価機能を標準機能として装備しています。個別手配では手配処理を効率的に行うために部品表のCSVデータや過去の手配データ、基準パターンを外部取込することができます。個別原価では予算(受注入力時)・予定(手配時)・実績(受入・作業実績時)での照会を随時行えます。

【ハイブリッド生産タイプ】
標準(汎用)品や個別品の両方を生産している、もしくは量産と個別生産の混在パターン(共通部品・共通中間品まで見込生産を行い、受注後にそれらを使って、個別に製造していく)に対応します。

*1 MRP(Material Requirements Planning):
 需要に対して、部品表と在庫、発注情報から発注すべき部品や材料の量と発注時期を計算するもの。

*2 BTO(Built To Order) :
 受注生産方式、すなわち、顧客から注文を受けてから製品を生産する方式のこと。

*3 BOM(Bill of Material):
 組立製品における、部品構成表(展開表)で、どの部品・中間製品および原資材などで構成・製造されるかを表すもの。

詳細はこちらのURLをご参照ください。
 ⇒ http://grandit.sint.co.jp/seisankanri_1.htm


■「生産管理パッケージ for GRANDIT」の販売価格
パッケージライセンス価格は、利用するユーザーをベースとしたライセンス体系となっております。
  



■販売計画
 上記の3タイプ合計で、2008年度から3年間でパッケージライセンス約13本、ライセンス収入約8,000万円、システム開発その他関連収入約5億円を見込んでおります。


■完全Web-ERP「GRANDIT」について
 「GRANDIT」は、コンソーシアム方式により業界を代表するSI企業のノウハウを集大成した完全WEB-ERPで、経理、債権、債務、販売、調達・在庫、製造、人事、給与、資産管理、経費の計10モジュールにより構成されています。ワークフロー、BI(ビジネスインテリジェンス)、EC、等の拡張機能を標準搭載し、内部統制対応や、多通貨機能、マルチカンパニー、柔軟な組織変更への対応など、企業活動に必要な機能を豊富に盛り込んだ製品となっています。インターネット時代の最先端ERPとして、これまで350社・1400サイト以上の導入実績を上げており、日本を代表するERP製品として急成長しています。


■株式会社システムインテグレータについて
 株式会社システムインテグレータは、コンピュータの最先端技術分野をプラットホームにしたオリジナルパッケージソフトの企画・開発を行なっています。ソフトウェア開発支援ツール、EC、e-learning、ERPなど、幅広い分野にパッケージソフトを投入し、製品・技術で勝負しているパッケージソフトウェア会社です。
http://www.sint.co.jp/


会社名   株式会社システムインテグレータ
証券コード 3826(東証マザーズ)
所在地   さいたま市南区沼影1丁目10番1号 ラムザタワー7F
設立    1995年3月
代表者   代表取締役 梅田 弘之
資本金   3億5,840万円(資本準備金 3億4,840万円)
URL     ⇒http://www.sint.co.jp/
事業内容   業務用パッケージ開発・販売、コンサルティング、
            システムインテグレーション(ERP、EC、e-learning等)


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社システムインテグレータ 管理部 IR担当:中村 奈智
TEL:048-707-7061 FAX:048-707-7066 E-mail:info@sint.co.jp

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