北九州市


新日本三大夜景に選ばれた皿倉山に、スロープカーと展望台施設がオープン!

 皿倉山(標高622m)はJR八幡駅に近いなど都心部からのアクセスも良く、雄大で豊かな自然に恵まれ、長年、市民に愛されている本市のシンボルともいえる山である。
 今回、その山頂へのアクセス手段としてスロープカーを整備し、併せて展望台施設のリニューアルを行った。
 皿倉山山頂まではケーブルカーとスロープカーを乗り継いで登る事ができ、新しく整備されたスロープカーは全面ガラス張りでバリアフリーに対応しており、山頂展望台までを約3分で結ぶ。
山頂展望台は、市内から関門海峡まで望める大パノラマの眺望が楽しめ、夜は「新日本三大夜景」にも選ばれた、100億ドルの夜景を眺めながらゆっくりと過ごすことができる。
 施設内には休憩、避難、案内情報等の機能に加え、多目的トイレやエレベーターを整備している。また、1階のスロープカー乗降場床面には蓄光石を埋め込み、夜間に発光させることにより柔らかな光に包まれた“星降る夜空”をイメージした幻想的な雰囲気を体感できる。
 今回の整備により、この山頂一帯が北九州市の新たな観光エリアとして生まれ変わり、北九州空港の開港により近年増加している東アジアからの観光客も視野に入れた観光スポットとして注目されている。
 
 また、皿倉山山頂付近ではパラグライダー飛行を楽しむ方が多く、3月1日(土)〜3月23日(日)の土・日・祝の延べ9日間には「皿倉山パラグライダーフェスタ2008」が開催される。
スロープカーと夜景