平成17年No.15
発行:栃木県企画部広報課
■ 紅葉の名所・中禅寺湖で秋を満喫
有料道路の料金値下げで、日光がさらに身近に
歩いて楽しむ もうひとつの日光
■電車の模型を走らせて遊ぶ「鉄道模型の部屋」がオープン!
大人も子どもも楽しめるおもちゃを展示
壬生町 おもちゃ博物館
■ 大田原市、湯津上村、黒羽町が合併
那須与一にゆかりの深い県北東部の新市
新「大田原市」誕生
合併日:10月1日(土)
■
生乳生産量全国第2位の栃木県で開催される酪農の祭典
“ミルクの国” でおいしい牛乳や乳製品を堪能
とちぎファームフェスタ2005
期間:11月3 日(木・祝)~6 日(日)
紅葉の名所・中禅寺湖で秋を満喫
有料道路の料金値下げで、日光がさらに身近に
歩いて楽しむ もうひとつの日光
関東を代表する紅葉の名所・日光。中でも、人気の高いエリアが中禅寺湖です。周辺に整備された歩道やハイキングコースでは、ゆっくりと自然探索をしながら秋の風情を満喫していただけます。また、湖畔では、明治から昭和にかけて建設された大使館の別荘など、由緒ある建築を見学することができます。リゾート地として外国人に愛された歴史を持つ中禅寺湖で、優雅な休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
半月山展望台から望む中禅寺湖
◇ ◇ ◇
水辺の情景と紅葉を鑑賞できる中禅寺湖。奥日光の自然を楽しむ散策コースが用意されています。
◎ 中禅寺湖は、男体山の噴火により海抜1,269mの高地にできた堰止湖(せきとめこ)で、人工湖を除く広さ 4k㎡以上の面積を持つ湖としては、日本一標高の高い場所に位置しています。紅葉の時期には、藍色の湖水と鮮やかに彩られた木々が訪れる人々を楽しませてくれます。中禅寺温泉から菖蒲ヶ浜までを散策する「中禅寺湖北岸コース」は、「西六番園地」、「中禅寺湖畔ボートハウス」、「水産庁養殖研究所」などの観光スポットに加え、変化に富んだ湖畔の風景に出会える散策路としておすすめです。
◎ 展望の開けた場所から湖の全景を眺めることができるのが、湖の東側を歩く「中禅寺湖展望コース」。茶ノ木平から自然観察研究林を通り山道を歩き進むと、中禅寺湖と男体山を見下ろす半月山展望台に到着します。そこから山を下り、イタリア大使館別荘記念公園や、国の重要文化財の指定を受けている中禅寺の立木観音を見学します。
国際的避暑地として発展した中禅寺湖。貴重な近代遺産として保存されている別荘を見学できます。
◎ 散策の途中にぜひとも立ち寄っていただきたい施設が、明治から昭和にかけて建設された外国人の別荘やリゾート施設です。日光は、英国や欧州アルプス地方の山岳湖沼地帯と雰囲気がよく似ていたことから、避暑地として発展を遂げた歴史を持ちます。とくに中禅寺湖は、ヨットやボート、フライ・フィッシングなどのスポーツに適していることから、日本に滞在する外交官や政府高官の別荘が集中して建設され、“夏は外務省が日光に移る”とまで言われる国際的な避暑地となりました。現在でも、フランスやベルギーなど4カ国の大使館別荘が湖畔にたたずんでいます。
旧イタリア大使館別荘
◎その時代を代表する建築が、平成12年から一般公開されている「イタリア大使館別荘記念公園」の旧イタリア大使館別荘です。昭和3年に建築された後、平成9年まで利用された室内には、歴代の大使が実際に使用したクラシックな雰囲気の家具や調度が展示され、外交官の優雅なリゾートライフを今に伝えています。
◎大使館の別荘とはまた違った、開放的な雰囲気のリゾート施設が、「中禅寺湖畔ボートハウス」です。日本に駐屯したGHQの保養施設として昭和22年に建設されたこの施設を、県が修復し、観光客のための休憩施設として一般に公開しています。米国の水辺のリゾートを模した建物で、その2階に設けられたデッキからは、目前に広がる湖を一望することができ、観光の特等席となっています。
中禅寺湖畔ボートハウス
◎ トーマス・グラバーと言えば、明治時代に日本に滞在し、長崎のグラバー邸を造ったことで知られる人物ですが、彼もまた中禅寺湖を愛した外国人のひとりです。その別荘跡地は、湖畔の散策の休憩所として利用できる公園「西六番園地」として整備されています。
◎ このほか、中禅寺湖の東側には、この地域の自然を紹介する「日光自然博物館」や「華厳の滝」、北側には「菖蒲ヶ浜キャンプ場」や「竜頭の滝」などレジャー施設や観光名所があります。
問い合わせ: 社団法人 日光観光協会 TEL 0288-54-2496
ホームページ: http://www.nikko-jp.org/index.shtml
日光宇都宮道路でスイ~ッと行こう!通行料が半額になり、日光への旅がさらに身近になります。
◎ 宇都宮と日光をつなぐ有料道路「日光宇都宮道路」が、栃木県道路公社の管理する有料道路になったことに伴い、全線の通行料が大幅に改定されて以前よりも利用しやすくなりました。中禅寺湖を訪ねる際に利用する宇都宮I.C.から清滝I.C.間では、通行料が450円(改定前:普通車920円)と以前の半額以下になり、車で日光を訪れるお客さまからたいへん喜ばれています。
問い合わせ:栃木県道路公社 TEL 0288-32-2325
ホームページ: http://www6.ocn.ne.jp/~totidoko/
電車の模型を走らせて遊ぶ「鉄道模型の部屋」がオープン!
大人も子どもも楽しめるおもちゃを展示
壬生町 おもちゃ博物館
約5万点のおもちゃを収蔵する「壬生町おもちゃ博物館」が、開館10周年の記念事業として国土交通省の「まちづくり交付金」の交付を受け、「鉄道模型の部屋」を開設しました。精巧なジオラマの上を走る鉄道模型の展示を見るだけでなく、入館者が模型の運転を楽しむことができる体験型の施設として人気を集めています。ジオラマには、サイズによりNゲージ(実物の150分の1サイズ)やHOゲージ(80分の1サイズ)などがありますが、なかでも、多くの鉄道模型ファンが集まるジオラマが、26㎡もの広さを持つNゲージです。山や川などの起伏のある地形の上に、日光の社寺などの世界遺産の建築物が配置され、スケール感と物語性の感じられる模型の世界が展開されています。
壬生町おもちゃ博物館
◇ ◇ ◇
巨大ジオラマにお気に入りの電車を走らせよう! 「壬生町おもちゃ博物館」に「鉄道模型の部屋」がオープン。
博物館の別棟に新設されたこの施設では、Nゲージのほか、迫力ある模型の走りを楽しめるHOゲージ、車両がNゲージの半分の長さのBトレインなど、さまざまなサイズの模型を楽しめます。持ち込みの模型車両の運転ができるほか、貸し出し用の車両も用意されています。
◎ Nゲージのジオラマは、愛好家から寄贈されたものを地域のボランティアの手で修復したもので、男体山や中禅寺湖を背景にした日光東照宮、法隆寺、ノートルダム大聖堂、エッフェル塔などの建築物が配置されています。ジオラマの外周や町並みの中に敷かれた6つの路線もリアルできめ細かなつくりとなっており、川の上にかかる高架橋などが設置されています。
◎ HOゲージのジオラマは、全面が見渡せるように操作席を床面より高い場所に設置しています。さらに運転の臨場感を味わえるサウンドつきのコントローラーも用意されています。また、ジオラマのライトアップにより、夜間運転を体験することも可能です。
◎ このほか、子どもに人気のキャラクターを配置したジオラマも用意しています。人気の高い新幹線のほか、県内を走るJR宇都宮線や東武線などを用意し、地域の鉄道に対する親近感を育みます。
鉄道ジオラマ
子どものころに夢見た「おもちゃのまち」が本当にある!? 地場産業の玩具を生かした個性的な町づくりを進める壬生町。
◎ 壬生町は、昭和37年に「おもちゃ団地」を誘致した後、その住居表示として「おもちゃのまち」を採用するなど、地域のシンボルとして「おもちゃ」をテーマとした町づくりを展開してきました。さらに、「おもちゃ」とのふれあいを通して、21世紀を担う子どもたちが心豊かで創造性にあふれた人間に成長することを目的に、「壬生町おもちゃ博物館」を平成7年に開設。収蔵品は約5万点で、うち2千点を展示しています。大人の鑑賞にもこたえる充実したコレクションと独創的な企画により、首都圏からも多くの来場者を迎えています。
◎ その建物は、“おもちゃの城”をイメージさせる夢のある設計となっており、エントランスでは、マスコットの「壬雷(みらい)ちゃん」が出迎えてくれます。“人形たちが楽しく暮らす不思議な街”をイメージした1Fのエリア「おもちゃのワンダーランド」には、パラボラアンテナやテレビゲームが設置されているほか、スリルを味わうことのできる疑似体験装置を用意。玩具と時代や社会とのかかわりを示す展示エリア「おもちゃとあそびのミュージアム」では、懐かしい玩具や世界各国のおもちゃをご覧いただけます。
壬雷ちゃん
◎ 館内での企画展やイベントも充実しており、毎年5月に「おもちゃふれあいまつり」を実施しています。また、子どもたちの創造性を刺激する「手作りおもちゃ教室」や「おりがみ教室」、おもちゃを大切にする心を養う「おもちゃ病院」も開催しています。
おもちゃで遊んだ後は、屋外で思いっきりからだを動かそう! 子どものための遊びが用意された「とちぎわんぱく公園」
◎ 同館は、子どもの冒険心や遊び心を刺激する遊具や施設が配置された「とちぎわんぱく公園」に隣接しています。「とちぎわんぱく公園」は、「第17回全国都市緑化フェア」(平成12年)の会場としても利用された緑豊かな施設で、自然とふれあいながらアスレチックなどを楽しむことが可能です。また、博物館東側の「壬生町総合公園」では、公園内を走るロードトレインが土日祭日運行しています。
「壬生町おもちゃ博物館」概要
所 在 地 : 栃木県下都賀郡壬生町大字国谷2300番地
開館時間 : 9:30~16:30(入館は16時まで)
休 館 日 : 毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)、年末年始
入 館 料 : 大人 600円 こども300円(4歳未満は無料)
*「鉄道模型の部屋」での鉄道模型運転と車両レンタルは別料金
問い合わせ : 壬生町おもちゃ博物館 TEL 0282-86-7111
ホームページ: http://www.town.mibu.tochigi.jp/toy/index.html
大田原市、湯津上村、黒羽町が合併
那須与一にゆかりの深い県北東部の新市
新「大田原市」誕生
合併日 : 10月1日(土)
栃木県の北東部に位置する大田原市、湯津上村、黒羽町が、10月1日(土)に合併を行い、新市「大田原市」が誕生します。新市は、県を代表する農林業の盛んな市となるだけでなく、八溝山と那珂川の豊かな自然を満喫できる観光地としての発展が期待されています。また、那須与一や松尾芭蕉とゆかりの深い地域でもあり、とくに本年は、NHKの大河ドラマ「義経」で、武将・那須与一の活躍が描かれたことから、その出身地として全国的な注目を浴びているところです。歴史ロマンと自然があふれる新市「大田原市」のプロフィールと見どころをご紹介します。
那珂川の鮎舟
◇ ◇ ◇
おいしい米と木材を産出する、農林業の盛んな新市「大田原市」。
新「大田原市」は、約350k㎡の面積と、約7万8,000人の人口を持つ行政区です。森林が市の面積の約4割、農地が約3割を占める農林業の盛んな市で、米の産出額は県内第1位です。また、工業団地への企業誘致が進んでおり、IT分野を中心とした工業の発展が期待されています。
大田原市は那須与一のふるさと。英雄のドラマチックな伝承を訪ねて、歴史探訪の旅はいかが?
源氏の武将・那須与一は、1185年(元暦2年)の屋島の合戦で平家と対峙した際に、小舟に乗った女性が掲げた扇を弓矢で射落としたという逸話を残す英雄です。那須氏はその姓が示すとおり那須地方を治めていた一族で、新「大田原市」がその拠点であったと考えられています。菩提寺である玄性寺に与一を供養する墓が建てられているほか、那須氏が崇敬した「福原八幡宮」、居城であったと伝えられる「高館城跡」が今も残っています。
◎ 屋島の戦いの後、与一は神の加護に感謝し、扇を射抜く際に祈りをかけた「湯本温泉神社」を参拝して弓矢を奉納しています。与一が「那須神社」に奉納したと伝えられる太刀は、現在も社宝として保管されています。
◎ 新市の各地には、奇跡的な活躍を見せた那須与一の里にふさわしい、さまざまな伝説が残っています。福原地区には、合戦で活躍した同じ日に、突然ひび割れたといわれる巨石が残っています。また、弓の稽古のためにひばりを射落した場所が「ひばりヶ原」、馬が汗するほどの激しい乗馬訓練を行った場所が「汗馬山」と呼ばれるなど、与一が武道に励んだ様子が、この地域の地名や呼び名として残っています。
歴史ロマンと自然を満喫できる新「大田原市」。地域の特性を活かした観光スポットや宿泊施設が充実しています。
◎ 新市は武将・那須与一のふるさととしてだけでなく、松尾芭蕉が旅して名句を詠んだ地域としても知られ、観光や町づくりの核となる歴史的資産が豊富に残されています。また、中央部の湯津上エリアは、那珂川流域の自然を活かした水族館や温泉施設などレジャー施設が充実した地域です。今回の合併により、これらの観光資源が連携した広域観光の発展が期待されています。
<新「大田原市」の観光ポイント・行事>
大田原エリア(旧・大田原市)
道の駅 那須与一の郷 |
扇型の屋根が目印になっている、国道461号沿いの施設です。交通・観光情報を提供する「情報館」、名産品・そばをご賞味いただける「レストラン館」などがあります。 |
ふれあいの丘 シャトーエスポワール |
平成7年に開設された宿泊研修施設です。その名にふさわしく、ヨーロッパの城を感じさせる建築となっており、市内観光の拠点として利用が可能です。また、環境省の全国星空継続観察(全国で実施される星の見え方の調査)で、第一位を獲得した“星空観察の名所”としても知られています。 |
与一の里大田原 佐久山紅葉まつり |
紅葉の名所である佐久山御殿山公園で毎年11月に開催される行事です。樹齢約200年になる土佐楓などの樹木がライトアップされるほか、野点などのイベントも開催されます。 |
与一まつり |
毎年8月に開催されるイベントです。与一に扮する武将をはじめとする約300名が参加する勇壮な武者行列、流し踊りなどが披露されます。 |
那須与一の郷
与一まつり
湯津上エリア(旧・湯津上村)
村健康センター やすらぎの湯 |
見晴らしのよい丘の上に建つ公共の温泉です。大浴場からは那須岳や男体山、高原山などの眺望が見事です。周囲にはキャンプ場や宿泊施設も整備されています。 |
なかがわ水遊園 |
那珂川に棲む魚を中心に、日本や世界の淡水魚など約230種、約6万尾を展示する施設です。水族館の周囲は、川や池と調和した緑地が整備され、市民が憩う公園として利用されています。 |
古墳群/ 那須国造碑/ 大天狗面 |
20基を超える古墳群があり、「上・下侍塚古墳」は国指定の史跡となっています。那須国造碑は西暦700年に作られた石碑で国宝に指定されています。法輪寺では、日本一の大きさを持つ木製の天狗面をご覧いただけます。 |
なかがわ水遊園
黒羽エリア(旧・黒羽町)
芭蕉の句碑めぐり |
松尾芭蕉は『奥の細道』の旅で、黒羽地域に14日間にわたり逗留して名句を残しました。寺や神社など10カ所に立てられた句碑を訪ね歩く風流な旅をお楽しみいただけます。 |
芭蕉の館 |
芭蕉と黒羽大関家の資料を展示した施設です。周囲には、日本情緒あふれる散策コース「芭蕉の道」や「芭蕉の広場」「芭蕉公園」が整備されています。 |
雲巌寺 |
芭蕉が「木啄も庵は破らず夏木立」の句を詠んだ禅寺です。芭蕉が感じたとおりにその木立は美しく、初夏はぼたんや藤、秋には紅葉の名所として多くの観光客を集めています。 |
黒羽河岸 |
江戸と東北地方をつなぐ水運の拠点として、那珂川に設置された河岸の跡を復元しました。それに伴い、平成17年に水辺の情景を演出する屋形船を建造。この船は地域のシンボルとして活用される予定です。 |
黒羽藍染 |
栃木県の伝統的工芸品の指定を受けている草木染です。19世紀から伝わる伝統的な手法によって作られる繊維製品は、現代の暮らしにも合う和風のインテリアとして人気を呼んでいます。 |
ポッポ農園 |
家族で楽しめるさまざまなアトラクションを用意した施設です。園内を走る1,200mの日本一長い「ミニSL」や「ゴーカート」のほか、自然の恵みを満喫する「いもほり」などをお楽しみいただけます。 |
雲巌寺
問い合わせ : 大田原市役所商工課 TEL 0287-23-8709
生乳生産量全国第2位の栃木県で開催される酪農の祭典
“ミルクの国” でおいしい牛乳や乳製品を堪能
とちぎファームフェスタ2005
期間:11月3 日(木・祝)~6 日(日)
栃木県壬生町の県有地を会場に、11月3 日(木・祝)から6 日(日)まで、酪農・農業関係者と消費者が参加する酪農の祭典「とちぎファームフェスタ2005」が開催されます。日本一の乳牛を決定する共進会のほか、酪農や牛乳・乳製品の魅力を消費者に伝える楽しいイベントが4日間にわたり実施されます。酪農体験としてのバター作りのイベントのほか、新鮮な牛乳を素材としたレストランなど、この機会ならではのおいしい食事も用意。乳用牛の国内オリンピックと楽しいお祭り気分が味わえるこのイベントにぜひご家族でご来場ください。
◇ ◇ ◇
おいしい乳製品を堪能し、牛とふれあうイベントが盛りだくさん! 日本一の乳牛を決定する酪農の祭典を栃木で開催。
◎ 「ファームフェスタ」は、酪農の盛んな県を会場に5年に一度開催されるイベントです。開催地である栃木県は、いちごや米の生産地として知られていますが、実は、生乳の生産量で全国第2位(約35万トン)を誇る酪農県でもあります。主に首都圏に向けて供給しており、県内の農業産出額で見ると、第1位である「米」に次ぐ第2位(約286億円)の主要農産品となっています。
◎ 今回のイベントでは、「ミルクの国 宣言!」をテーマに、栃木の酪農県としての姿を紹介します。また、消費者参加型の企画を通じて、栃木の豊かな自然とそこで育まれる魅力的な食の世界のPRを行います。
会場の各所でさまざまなイベントや展示を実施。「とちぎファームフェスタ2005」は食べて遊んで家族で楽しめる“酪農のテーマパーク”です。
◎ エントランスとなる広場には、このイベントのシンボルとなる7万頭もの折り紙で作った「折り牛」がツリーとして設置されます。酪農の世界にふれることができるのが「ミルクの国ゾーン」で、丹精込めて育てられた乳用牛の共進会のほか、1,000人の参加者を集めてギネスに挑戦するバター作りのイベントを実施します。また「まなびの国ゾーン」では、身近な食品である牛乳や乳製品について知識を身につける「牛乳・乳製品PR館」が開設されます。
◎ ご家族で楽しめるエリアが「わんぱくの国ゾーン」で、会場に設けられたステージでは毎日さまざまなイベントが実施されます。3日(木・祝)と6 日(日)には、県民参加による酪農をテーマにしたミュージカル「ひとしずくのミルク」が上演されます。「まんぷくの国ゾーン」では、搾りたての新鮮な牛乳はもちろん、乳製品や、それらを素材とした創作料理、とちぎ和牛の贅沢なバーベキューなどをお楽しみいただけます。
「ひとしずくのミルク」練習風景
会場のゾーン構成(設置施設・イベント):
ミルクの国へようこそ広場 |
オープニングセレモニー/県民の手による折り紙「折り牛」を飾ったモニュメントツリー/オリジナルマスコットモニュメントによるお出迎え/ストリートパフォーマンスなど |
ミルクの国ゾーン |
開会式・閉会式/日本一の乳用牛を決定する審査会/ |
わんぱくの国ゾーン |
ステージショー(県民参加ミュージカル、キャラクターショー、宇都宮ジャズフェスティバルなど)/わくわく牧場(牛とふれあう搾乳・哺乳体験)/わんぱく広場/熱気球体験など |
まんぷくの国ゾーン |
ふるさととちぎ館/とちぎおいしいレストラン/農村レストラン/ |
まなびの国ゾーン |
牛乳・乳製品PR館/酪農・農業の未来館/ |
「とちぎファームフェスタ2005」概要
大 会 名 称 :
第12回全日本ホルスタイン共進会栃木大会、第4回全日本ジャージー共進会栃木大会
期間 :11月3 日(木・祝)~11月6 日(日)
会場 :栃木県下都賀郡壬生町羽生田地内県有地
入場料 : 無料
乳牛の審査 :
ホルスタイン(乳牛)は44都道府県から300頭、ジャージー(乳牛)は13道県から60頭が出品。
主催 : 社団法人 日本ホルスタイン登録協会、日本ジャージー登録協会
問い合わせ : 第12回全日本ホルスタイン共進会栃木県実行委員会TEL 028-623-2587
ホームページ : http://farmfesta.com/index.html
ツアー : 同イベントと併せて県内の観光を楽しむ以下のツアーが用意されています。
「川治温泉と日光コース」(1泊2日)
「那須・塩原コース」(1泊2日)
「塩原満喫コース」(1泊2日)
「世界遺産と日光散歩コース」(日帰り)
「栃木県酪農の状況を学んでいただくコース」(日帰り)
ツアー問い合わせ :
とちぎファームフェスタ2005・宿泊・観光受入本部
㈱農協観光・㈱ジェイティービー合同受入事務局
TEL 028-627-9105
ホームページ : http://www.ntour.co.jp
会場案内・交通アクセス
◆鉄道をご利用の方
(JR宇都宮駅、おもちゃのまち駅(東武)、栃木駅(JR・東武)から無料シャトルバスを随時運行)
JR東北新幹線宇都宮駅から15㎞・車で約30分/
東武宇都宮線おもちゃのまち駅から9㎞・車で約15分/
東武日光線・JR両毛線栃木駅から17㎞・車で約30分
◆お車をご利用の方
東北自動車道鹿沼I.Cから8㎞・車で約15分/
北関東自動車道都賀I.C及び壬生I.Cから8㎞・車で約15分
<この件に関するお問い合わせ>
〒320-8501 栃木県宇都宮市塙田1-1-20
栃木県企画部広報課 広報イメージ担当
TEL 028-623-2192/FAX 028-623-2160
※同資料内の画像データがご入用の際は、お手数ではございますが
ご連絡をいただければお送りいたします。