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医療現場の声から生まれた新スキンケアコンセプト

株式会社ブイエムシー（資本金6,500万円、代表取締役・薬剤師　塩田剛太郎、東京都港区北青山）は2004年10月28日、医療現場でも使われているオゾンの即効性（免疫賦活作用、創傷治癒促進作用等）を封じ込めた世界初オゾンメディカルコスメ「オゾン基礎化粧品」を発売します。2002年から昭和大学歯学部芝教授との共同研究においてグリセリンにオゾンを溶解させる技術を開発し、その後東京医科歯科大学医学部の協力を得て商品化に成功しました。この製法特許は2004年1月アメリカで取得、現在日本を含む海外にも特許出願中であります。

同社は、1973年に設立、一貫してオゾンの発生装置や用途開発を行い、国内外に多数の特許を取得しました。国立研究所との共同研究をはじめ、平成に入ってからは直接電解方式オゾン水装置を開発し、株式会社神戸製鋼所などと数多くのオゾン水製造装置を送り出してきました。オゾン水は現在赤ちゃんの臍部（へそ）の洗浄や眼の消毒といった医療分野から、カット野菜等食材の洗浄をする食品分野まで幅広く利用されています。
　しかし、安全で環境にやさしいと言われるオゾン水は、保存が効かず約30分で濃度が半減するという弱点がありました。今回商品化した「オゾン基礎化粧品」はそのデメリットを改善、常温で1ｹ月間の保存が可能となりました。

 古くからドイツ、イタリア、フランスをはじめとするヨーロッパ諸国では、医療界でもオゾンが免疫細胞を活性化させるという評価があり、1915年からオゾンガスによるオゾンセラピー（オゾン療法）が行われています。この療法は、ガン、糖尿病、皮膚疾患等の治療に幅広く利用されています。皮膚においても免疫能は非常に重要で、25歳を過ぎたあたりから免疫能は直線的に低下し、肌の重要な構成成分であるヒアルロン酸やコラーゲンも減少、それが様々な老化や肌トラブルに結びつくことが分かっています。

 オゾン基礎化粧品の特長は、免疫細胞に働きかけ、体内のヒアルロン酸・コラーゲンを活性化させることにより、肌本来の機能を取り戻すことができる点であります。開発当初、本商品は褥瘡（床ずれ）や熱傷（やけど）の治療を目的としていたが、アトピー性疾患や敏感肌の方の肌トラブルの改善が多く見られたため、化粧品としての発売に踏み切りました。赤ちゃんの3人に1人がアレルギー性疾患を抱えていると言われる現在、より多くの方に安全にお使いいただけるよう防腐剤も刺激のないレベルのものを配合し、アトピー肌の人にも対応できる化粧品としました。また、通常化粧品は3年間保存できるよう防腐剤を添加しているが、安全性並びにオゾンの効果を最大限発揮するために使用期限を1ヶ月としました。

 オゾン基礎化粧品は、メディカルコスメとしてエビデンスに基づいた商品提案を行うというコンセプトで開発から製造、販売、アフターフォローまで一貫して自社で行っています。また、製造は全て薬剤師による手作り、販売は通販をベースとしています。お客様との接点となるサロンを来年春青山で開設の予定し、スキンケアから生活指導までカウンセリングできる薬剤師（ビューティーファーマシスト）を養成していく予定です。

今回発売する商品は、保湿化粧水（40ml）2,940円、保湿美容液（20ml）3,150円、クリーム（10g）3,675円（全て税込）の3点です。いずれも使用期限を1ヶ月に設定したため、１ｹ月分の容量であります。 

①乾燥した肌にスーッと馴染んで中までうるおいを与え、しっとりした肌を保つ保湿化粧水は、オゾンと保湿力に優れた3種類のセラミド、天然保湿因子（NMF）であるPCA-Naを配合しました。

②きめの整った肌をよみがえらせる保湿力に優れた保湿美容液は、ヒアルロン酸の効果でさらにうるおいを長時間閉じ込めます。

③オゾンがたっぷり入ったクリームは、目元などの乾燥する部分へのスペシャルケアに。就寝前にお使いいただくと、翌朝の肌にうるおいとツヤそして弾力感が実感できます。

 　発売記念として、３点セット購入の場合は,7,980円（税込）で送料無料とさせていただきます。来年２月に紫外線を分解するオゾンの特長を活かしたUVミルク、そしてクレンジングオイル、洗顔フォームを発売しラインアップ化を予定し、売上は2005度期に4億円、2006年度期7億円を予定しています。

 創業の地でありかつ世界でも洗練された街でもある東京・青山からオゾン基礎化粧品を世界へ発信したいという想いから、２００４青山芸術祭（本年10月30日から11月1日）主催：青山芸術祭実行委員会　株式会社コムプロジェクト内　03-5766-7711）に特別出展し、オゾン基礎化粧品のテイスティングやメイクアップアーチストの実演による商品紹介を行います。

　

 

　

代表取締役プロフィール

塩田剛太郎（しおたごうたろう）

1971年東京生まれ。昭和大学薬学部卒。薬剤師。昭和大学薬学部薬品分析化学講座特別研究員。日本医療環境オゾン研究会理事。NPOオゾン水有効利用協会理事。オゾン関連発表多数。

 

発表リスト抜粋

・直接電解方式オゾン水を用いた院内感染対策への取り組み　
　｢日本医療・環境オゾン研究会 第6回研究講演会｣

・長期口腔内オゾン水投与における口腔粘膜上皮に対する為害作用の検索 　
　｢愛知学院大学歯学会年会｣

・持続性オゾン化ジェルの殺菌効果の検討 　
　｢日本防菌防黴学会第29回年次大会｣

・Specification of direct electrolytic ozonized water　
　｢15 th International Ozone Association World Congress@U.S.A｣

・电解臭氧水的特点以及向全世界推广　
 　 ｢7 th China International Fair for Investment & Trade｣

・感染性皮膚潰瘍における電解オゾン水の評価と褥瘡への応用　
　　｢第5回日本褥瘡学会学術大会｣

・直接電解方式により生成したオゾン水のウイルス不活化作用　
　｢第51回日本ウイルス学会学術大会｣

・オゾン水利用の現状と今後の適用について　
　｢第2回日本機能水学会学術大会｣

・オゾン水による広範囲重症熱傷の効果　
　オゾン水による小児巨大リンパ管腫感染創の洗浄効果　
　新しく開発されたオゾン軟膏の創傷治癒に関する実験的研究　
　｢第6回日本褥瘡学会学術大会｣

　

●     取材、お問い合わせは、下記にご連絡ください。

株式会社ブイエムシー
東京都港区北青山３－１２－７秋月ビル２階
電話　０３－３４９９－２６２１　FAX　０３－３４９９－２６３３
担当　コーポレイトマーケティング　樋口恵子　　０９０－１４２７－７８６５
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