現場の記者からの一言

ここでしか聞けない、生の声です

企業・団体のプレスリリース活動について、現場の記者の方々に”一言”をお願いしました。耳の痛いアドバイスもありますが、日頃の広報活動に参考になる点もあると思います。


産業紙記者

「ときどき勘違いをして、あたかも記者が書いたかのような”記事まがい”のリリースを作って送ってくるところがある。ところが、こうゆうのに限ってヘタクソで、書き直すのもかえって大変で使いようがない。リリースは我々が記事を書くための”事実”を”正確”に伝えてくれれば十分。へんな色気は出さないほうが良い。その商品が”画期的”なのか”すばらしい”のかどうかは、我々が取材に基づいて判断したい」


通信社記者

「言わずもがなのことではあるが、記者が探しているのは”ニュース”だ。したがって、リリースの中に”新しいこと”や”珍しいこと”が見つけられなければ、どうにも扱いようがない。そういったものが見つかった時、我々はよく”見出しが立つ”という言い方をする。また、それがあるとしても、”タイトル”や “最初のパラグラフ”の中に的確に表現されていなければ、読み飛ばされてしまう可能性も高い。一日に編集局に届くリリースの数は膨大であり、最後まできっちり読まないと要点が伝わらないようなリリースを読み込んでいる暇などない」


産業紙記者

「タダで広告ができると誤解しているのではないか、と思われるリリースがある。ひどいところになると、電話がかかってきて、とにかく掲載してくれ、の一点張り。何を取り上げるかは我々の仕事だ。広報部は、とにかく事実を正確に、きちんと伝えることに徹してほしい」


フリージャーナリスト

「いまだにFAXや紙のリリースを勝手に送りつけてくる広報部やPR会社があるが、あれは失礼だ。FAXの場合は受信側で情報の選択ができず、自分で買った紙がどんどん使われてゆく。郵送にしても不必要な物も大量に送られて来て、収集日には周囲の冷たい視線を浴びながらのゴミ出しをしている。その点、メールであれば不必要なものは消去してしまえるし、保存にもスペースを取らず、後からの検索も非常に楽だ」


中央紙記者

「どうでもいいような内容のリリースを、何度も何度も送りつけてくるところがある。何本リリースを出したかで評価される広報部なのか? もう、見る気もしなくなってくる。かといって数が少ないと、今度はさっぱり情報がつかめなくなってくる。何をリリースすべきか、よく考えて出してほしい。それから、最近は少なくなってきたが、一つのリリースにいろんなテーマを”てんこ盛り”するのも、読む気がしない」


大手地方紙記者

「プレスリリースが地方紙まで送られてくることは、これまで少なかった。我々は、発信者からの直接の情報であるプレスリリースはウェルカムだ。電子メールならコストもかからず送ることができるので、これからはもっと送ってきてほしい」

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