EY、2020年度「EY Entrepreneurial Winning Women™アジア太平洋プログラム」の 参加者22人を発表

EY Japan

2020/03/23

EY Japan

EY、2020年度「EY Entrepreneurial Winning Women™アジア太平洋プログラム」の参加者22人を発表

・今回選出されたアジア太平洋地域の女性アントレプレナーが経営する会社は、2018年の売上が総額10億3,300万米ドル超、地域全体で4,870人以上を雇用

・女性アントレプレナーのビジネスは、10種類のセクターと幅広い業界で展開されている

・2020年度プログラム参加者は、アジア太平洋地域全体におよぶ

EYは、2020年度「EY Entrepreneurial Winning Women™アジア太平洋プログラム」に、22人の女性ビジネスリーダーを迎えることを発表します。本プログラムは、ビジネスを成功に導いてきた女性アントレプレナーが、今存在している壁を打ち破り、経営する会社の規模をその最大のポテンシャルまで拡大し、グローバルレベルでマーケットリーダーとなるのをサポートするためのものです。本プログラムに参加することで、女性アントレプレナーは、戦略的サポートや研修を受け、EYが世界中に展開しているアントレプレナーのエコシステムを利用することができます。

今年は9カ国から合計22人の女性アントレプレナーが参加します。本プログラムの参加者が経営する会社は、航空サービス、消費財、テクノロジー、eコマース、ファッション、金融、ホスピタリティ、メディア、医療画像処理、医療サービスなど幅広い業界で目覚ましい成長を遂げています。本プログラムの参加者が経営する会社が、2018年に達成した売上は、総額10億3,300万米ドル超に上り、雇用している従業員数の合計は4,870人を超えています。

EYのグローバルリーダーで、EY Entrepreneurial Winning Women™の共同エグゼクティブスポンサーでもある、Kath Carter は次のように述べています。

「2020年度の“EY Entrepreneurial Winning Women™アジア太平洋プログラム”には、アジア太平洋地域全体の国々から、さまざまな職業的バックグランドを持つ、卓越した女性たちが集結します。志の高い女性アントレプレナーやビジネスリーダーを本プログラムに迎えられたことを、大変誇りに感じています。本プログラムを通じて、活気あふれるコミュニティが生み出されていくでしょう。そこで女性リーダーたちのポテンシャルを最大限に引き出していくようなツール、教育、ネットワークなどを提供していきます。」

2020年度の本プログラムに選出された女性アントレプレナーは、韓国のソウルで開催予定の「EY Entrepreneurial Winning Women™アジア太平洋会議」で一堂に会します。会議の期間中に、参加者は文化やビジネスに関するスキル向上を目的としたアクティビティ、および韓国でビジネスをする上でのマナーを習得するためのアクティビティに参加します。また、今後一年を通して、多くのテレビ会議、国内でのビジネスセッションおよびワークショップに参加します。

女性アントレプレナーのためにカスタマイズされたプログラムは、以下の項目に焦点を置いています。

• 成長、人材、ビジネスオペレーション、リーダーシップなどの分野で実用的な助言の提供

• 戦略的提携、パートナーシップ、新しい販売経路の特定と構築

• 受賞歴のあるアントレプレナーやビジネスリーダーのネットワークへのアクセス

• 出資の可能性がある投資家の紹介

• アントレプレナー自身や経営する会社のマーケティング

本プログラムを修了した女性たちが、プログラム在籍期間を越えて関わりを持ち続けていることが、本プログラムの成功のカギとなっています。EY Entrepreneurial Winning Women™のアジア太平洋プログラムは、今年6年目となりますが、過去のプログラム参加者数は100人以上に上っています。

アジア太平洋プログラムは、世界中で展開されているEY Entrepreneurial Winning Women™プログラムの一翼を担っています。EY Entrepreneurial Winning Women™プログラムは、2008年米国で立ち上げられ、現在までに750人以上の女性アントレプレナーが参加しています。参加者たちが経営する企業は、多くのセクターを網羅しており、彼女たちのビジネスは世界50以上の国と地域に広がっています。

EYのAsia-Pacific Growth Marketsリーダーで、EY Entrepreneurial Winning Women™アジア太平洋プログラムの共同エグゼクティブスポンサー でもある、Loletta Chow は次のように述べています。

「本プログラムには毎年、様々な国・地域の多様なセクターで会社を立ち上げ、経営している素晴らしい女性たちが集結します。こうした女性アントレプレナーが、アジア太平洋地域全体で活躍しているこれまでの参加者とだけでなく、より広いグローバルのコミュニティとネットワークを作り上げて、お互いに情報や洞察を共有したり、さらに進んでお互いに新しいビジネスを立ち上げたりすることに、立ち会えるのを楽しみにしています。EY Entrepreneurial Winning Women™は、グローバルレベルで発展を続け、その規模が常に拡大されていく、国境など関係のない素敵なコミュニティです。」

<2020年度アジア太平洋プログラム参加者について>

プログラム参加者の選考基準は、創業から5年以上の会社を経営する将来有望な女性アントレプレナーであること、株式の51%以上を女性アントレプレナーが保有していること、ビジネスの規模を拡大し、世界中で成長・発展させ、マーケットリーダーとなるための態勢が整っていることです。

2020年度EY Entrepreneurial Winning Women™ アジア太平洋プログラムの参加者を以下にご紹介します。

•秋元 里奈、株式会社ビビッドガーデン(日本):個人や飲食店が生産者に直接アクセスして農作物を購入できる電子商取引サイトを運営しています。

•Lauren Anderson、Silk Hospitality(オーストラリア):オーストラリアのホテル業界向けにハウスキーピングの外注サービスを提供しており、優れた顧客サービスや、クライアントと強い絆を長期的に構築することで定評があります。

•東 志保、株式会社Lily MedTech(日本):直接的に接触したり、痛みを感じたり、放射線に被ばくしたりすることなく乳がん検診が受けられる、医療用画像診断装置を開発する東大発ベンチャーです。

•Sung Sook Chang、Wooshin Pigment(韓国):顧客と環境に徹底的に配慮し、環境にやさしい無毒の顔料を製造・供給する顔料企業です。

•Grace Yehuai Chen、グレイス・チェン(中国):中国文化をルーツとした普遍的スタイルと美を創造・推進する高級ファッションブランドです。

•Congrong Chen、Shanghai Rongyi E-Commerce Co., Ltd.(中国):オフラインの小売店向けにワンストップのデジタルソリューションを提供したり、オンラインおよびオフラインのビジネストラフィックとオペレーションの管理によって、より簡単にスマートリテールを実現することに力を入れるインターネットベースのスタートアップ企業です。

•Diana Chou、Dragon General Aviation Group Ltd.(中国):一般航空と旅行商品・サービスを専門とするグループ企業で、民間航空のコンサルタント業務、買収、再販売、ジェット機のチャーター、ヘリコプターの保守サービス、オーダーメイドの旅行ルートの立案、コンシェルジュサービス、民間航空のチケット販売、ホテル予約、セキュリティサービス、グランドハンドリングサービスなどを手掛けています。

•Nicole Eckels、Sapphire Group Pty Ltd.(オーストラリア):大胆で才能豊かなイノベーターが開発したフレグランス製品を通じて、世界で最もエキサイティングでスタイリッシュな旅行目的地の本質を表現するフレグランスメーカーです。

•Susannah George、Urban List(オーストラリア):オーストラリアおよびニュージーランドで最大級の独立メディア企業で、経験の共有や探究の推進を通じ、好きなことを、より多く発見・実践することを人々に働きかけています。

•Esther Go、MediLink Network, Inc.(フィリピン):患者、医療従事者、保険業者で構成されたヘルスケアエコシステムにおいて信頼性の高いトランザクションを提供することで、全ての人に効率的でアクセスしやすい、手頃な値段のヘルスケアを利用可能にするヘルステクノロジー企業です。

•原田 典子、AI CROSS株式会社(日本):メッセージングプラットフォーム、ビジネスチャット、データアナリティクスのサービスを提供し、「スマートワーク、スマートライフ」の実現を支援しています。

•Charitha Abeyratne Hettiarachchi、Saraii Village(スリランカ):持続可能な、ウェルネスに力を入れたトラベルソリューションのプロバイダーで、コミュニティでの没入型体験を通じて、世界中の旅行者に目的地の本質をアピールしています。

•平野 未来、株式会社シナモン(日本):反復作業を自動化するAI製品の製造を通じ、テクノロジーを駆使して現実世界の課題へのソリューションを見いだすことに特化した人工知能(AI)企業です。

•Lucy Liu、エアーウォレックス(中国):グローバルな金融インフラを構築してインターネット企業の成長を支援する金融サービス企業です。インテリジェントで安全かつ基準に準拠した、複数通貨対応の国際決済ソリューションをグローバルに提供することにも注力しています。

•Yunhua Liu、Chengdu Fusen Noble-House(中国):人々が、より良い生活を送るうえで役立つ、質の高い住宅およびライフスタイルのソリューションを提供する家具流通プラットフォームです。

•Marcella Romero、Arriba Group(オーストラリア):人中心の企業として、イノベーションと連携した健康、障がい者雇用サービス、セラピーおよびアセスメントサービスを提供し、人々にポジティブな未来を創造する機会を届けています。

•酒井 里奈、株式会社ファーメンステーション(日本):バイオマスなどの未利用資源を用いた持続可能なアルコール生成や、コスメティック業界向けに付加価値製品の製造を手掛ける企業です。

•Wai Hun See、JurisTech(マレーシア):AI、会話型チャットボット、デジタル化された顧客オンボーディング、ローンオリジネーション、信用スコアリング、融資書類作成、訴訟および債権回収のためのソフトウェアソリューションを専門的に提供するフィンテック企業です。

•Dandan Shan、FORU Trucking(中国):ビッグデータとAIを活用して新たなトラック輸送体験を考案し、荷主に質の高いサービスを提供するテクノロジー主導のトラック輸送プラットフォームです。

•Sabrina Tan、Skin Inc Global Pte. Ltd.(シンガポール):カスタマイズされたスキンケア製品を最も広範に開発し、あらゆる肌タイプに優れた効果をもたらす、美とテクノロジーを集結したスキンケアブランドです。

•豊嶋 千奈、株式会社AILL(日本):顧客の購入パターンや、営業チームがスタッフを鼓舞して成功に導く行動・手法を特定し、効果的なコミュニケーション成果を支援するAI開発企業です。

•ブリアンヌ・ウエスト、エティーク(ニュージーランド):プラスチック不使用の、倫理的で、クルエルティフリーな化粧品およびパーソナルケア製品を製造する持続可能なコスメティック企業です。現時点で600万本を超えるプラスチック容器の製造と廃棄の防止を実現しています。

EY Entrepreneurial Winning Women™ アジア太平洋プログラムの詳細につきましては、こちらをご覧ください。 ey.com/winningwomen.

グローバルプログラムの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

ey.com/winningwomen.

※本プレスリリースは、2020年3月2日(現地時間)にEYが発表したプレスリリースを翻訳したものです。英語の原文と翻訳内容に相違がある場合には原文が優先します。

英語版プレスリリース:

https://www.ey.com/en_gl/news/2020/03/twenty-two-rising-businesswomen-selected-for-the-2020-ey-entrepreneurial-winning-women-asia-pacific-program

〈EYについて〉

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EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバル・ネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。詳しくは、ey.com をご覧ください。

本ニュースリリースは、EYのグローバル組織のメンバーファームであるアーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッド(EYGM)によって発行されています。EYGMは顧客サービスを提供していません。

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