ホワイトボックス暗号方式による「TLS」暗号鍵保護ソフトウェアを提供

2019年11月29日

丸紅情報システムズ株式会社

ホワイトボックス暗号方式による「TLS」暗号鍵保護ソフトウェアを提供

丸紅情報システムズ株式会社(略称:エムシス/MSYS 以下、MSYS)は、IoTデバイスやモバイルアプリで使用されている業界標準プロトコル「TLS」に対応したホワイトボックス暗号方式の暗号鍵保護ソフトウェアの提供を開始します。

今回、提供を開始する暗号鍵保護ソリューションは、米whiteCryption社製ソフトウェアSecure Key Boxの最新版「Secure Key Box 5.19.0」です。Secure Key Boxは、暗号鍵を平文に変換することなく暗号機能を使用可能にするホワイトボックス暗号実装技術により、暗号鍵の盗用を防ぎ、アプリケーションソフトウェアをハッキングやリバースエンジニアリング、マルウェアによる攻撃から守るセキュリティソフトウェアです。最新版では、ネットワーク上で安全にデータを交換するための業界標準プロトコル「TLS(Transport Layer Security)」に対応しました。

TLSはWebブラウザやクラウドソフトウェアといったネットワーク上で安全にデータを交換する必要のあるアプリケーションで使用され、エンドツーエンドの安全な接続を保証します。しかしながら、エンドポイントに保存、使用される認証鍵やセッション鍵が常に安全に保たれない限り、この安全な接続は保障されません。TLSに対応したホワイトボックス暗号方式の暗号鍵保護ソフトウェアであるSecure Key Boxを使用することにより、保管時と使用時にかかわらず常に暗号鍵を保護することができます。

MSYSは、2017年よりSecure Key Box の取り扱いを開始し、重要なアルゴリズムやデータを使用したアプリケーションの保護を重視する企業に向けて販売してきました。Secure Key Box 5.19.0の利用により、人に被害を与える可能性のある機能を持つIoT機器や、重要な情報を収集・検知するためのIoT機器、重要な操作や制御を行うためのIoT機器などでもTLSにより安全にデータ交換することが可能となります。MSYSは、自動車(コネクテッドカー)、産業機器、家電、防犯機器、医療機器といった高いセキュリティの求められるIoT機器の市場に向けてもSecure Key Boxを展開していきます。

■製品紹介サイト

https://www.marubeni-sys.com/whitecryption/securekeybox/

【whiteCryption社について】

whiteCryptionは、ハッカーによるコードのリバースエンジニアリングや改ざんを防止するアプリケーション保護ソリューションのリーディングプロバイダです。 whiteCryptionは、高度な難読化、ランタイムアプリケーションセルフプロテクション(RASP)、モバイルアプリケーション、デスクトップアプリケーション、ファームウェア、および組み込みアプリケーション用のホワイトボックス暗号化ソリューションを専門に扱っています。whiteCryptionは、自動車、銀行/金融、ヘルスケア、エンターテイメント業界のコンテンツを保護します。

【丸紅情報システムズについて】

丸紅情報システムズは、最先端ITを駆使した付加価値の高いソリューションやサービスを、お客様視点で提供するソリューションプロバイダです。製造・流通・サービス・小売・金融業を中心とする様々な業界の知見と高度な提案力とグローバルな視点からお客様の差別化に貢献する最先端技術やそれを活用した新しいソリューションの開発力が当社の強みです。ソリューションや製品、サービスを通じて、お客様の期待を超える新しい「価値」の創出でお客様のビジネスを支援します。

<製品に関するお問い合わせ>

丸紅情報システムズ株式会社

デジタルITソリューション事業本部 IoT・デバイスソリューション部

電話:03-4243-4160

*文中の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。

*ニュースリリース記載の情報は発表日現在の情報であり、予告なく変更される場合があります。

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

このプレスリリースを配信した企業・団体

  • ※購読している企業の確認や削除はWebプッシュ通知設定画面で行なってください
  • SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中