浄法寺漆産業、日本航空及び岩手県と共同で国産漆使用漆器を企画開発、JALUXにて販売

JALUX

2018/2/26

株式会社JALUX

浄法寺漆産業、日本航空及び岩手県と共同で

国産漆使用漆器を企画開発、JALUXにて販売

~岩手県の地域活性化・日本の伝統文化保護発展の一環として~

 株式会社浄法寺漆産業 (本社:岩手県盛岡市 代表取締役社長 松沢卓生、以下「浄法寺漆産業」)は、日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 植木義晴、以下「JAL」)及び岩手県と共同で企画開発した、国産漆使用の漆器2種類を、株式会社JALUX(ジャルックス 本社:東京都港区、代表取締役社長 込山 雅弘、以下「JALUX」)の通販サイト「JALショッピング」(www.shop.jal.co.jp/)及びJALグループ機内誌「JAL SHOP」3/4月号通信販売等にて、予約販売を開始致します。

 岩手県は日本一の生産量を誇る漆の産地であり、「浄法寺椀」、「秀衡椀」、「正法寺椀」など古来より良質かつ実用的な椀が盛んに生産されていました。その伝統を引き継ぎ、「浄法寺塗」、「秀衡塗」が国の伝統的工芸品に指定され、現在に至っています。一方で、漆の国内消費量は年々減少する傾向にあり、また国内で流通する漆の約98%が外国産漆となっています。日本産漆が危機的な状況の中で、国内生産の約70%を生産する岩手県が官民一体となり、漆産業の復興、日本の伝統文化の保護発展に取り組んでいます。

 このたび、浄法寺漆産業はJALグループが地域活性化を目的として取り組む「JAL 新・JAPAN PROJECT」活動の一環として、重要無形文化財保持者(蒔絵・人間国宝)の室瀬和美氏の監修により、岩手の素材(木地、漆)を使い岩手県内の職人が製作した「巖手椀(いわてわん)セット」(飯椀と汁椀のセット)及び“南部杜氏”と呼ばれる地元の伝統的な日本酒の醸造文化と漆の2つの地域文化を融合させ誕生した「片口と盃セット」をJAL及び岩手県と共同開発致しました。JALグループ機内誌「SKYWARD」、JALカード会員誌「アゴラ(AGORA)」の2018年3月号にて、浄法寺漆器の魅力と本商品に関する紹介記事が掲載されます。

 そして、JALUXが通販サイト「JALショッピング」(www.shop.jal.co.jp/)、JALグループ機内誌「JAL SHOP」3/4月号通信販売、JALカード会員誌「アゴラ(AGORA)」2018年3月号にて、本商品の予約販売を開始致します。

*「巖手椀(いわてわん)セット」のお届けは5月中旬以降、「片口と盃セット」のお届けは4月上旬以降となります。

【共同企画開発商品】

1 巖手椀(いわてわん)セット(飯椀+汁椀)

 重要無形文化財保持者(蒔絵・人間国宝)の室瀬和美氏監修による、汁椀と飯椀のセットです。室瀬氏は「漆のお椀でご飯を」と提唱され、陶磁器製の「茶碗」ではなく、熱伝導率が低く冷めにくい漆椀の利用を勧めておられます。岩手ゆかりの冒険家・三浦雄一郎氏が2013年にエベレスト登頂時に室瀬氏手製のお椀を携行しました。昼はプラス50度、夜はマイナス40度という過酷な環境でも美しい塗膜を保持し、飯椀、汁椀としても多様的に使用でき、機能的な椀であることが証明されています。ご飯も味噌汁も漆のお椀で、という伝統的かつ新しい食の提案です。

(仕様)

汁椀:直径125mm×高さ70mm 飯椀:直径120mm×高さ60mm

色:黒  高台裏に日本航空「鶴丸マーク」をデザイン

価格:32,400円(税込)

2 片口と盃セット

 片口と盃は定番の酒器ですが、一般的な片口は注ぎ口が外側に突き出しているのに対し、こちらは細かく角度を計算したスリットからスムースに注ぐことができる新しい形状を提案致しました。さらに収納に便利なように、揃いの盃が片口の中に収まるように入れ子状にデザインしました。お二人でお酒を酌み交わしたり、お一人でも盃に肴を盛り付ける器にして楽しむことができます。

(仕様)

片口:黒拭漆 直径106mm×高さ80mm 小盃:朱拭漆(特製) 直径 直径85mm 高さ45mm

大盃:黒拭漆 直径102mm×高さ36mm

価格:37,800円(税込)   片口の高台裏に日本航空「鶴丸マーク」をデザイン

【参考資料】

1. 浄法寺漆産業の概要

(1)設立年月日  :2009年4月1日

(2)代表者    :代表取締役社長 松沢 卓生

(3)本社所在地  :岩手県盛岡市本町通三丁目6−1

(4)事業内容   :漆の精製及び販売、漆製品・工芸品の企画、製作、販売並びにコンサルティング

(5)ホームページ : http://www.japanjoboji.com/

2. JALUXの概要(東証1部 証券コード:2729)

(1)設立年月日  :1962年3月28日

(2)代表者    :代表取締役社長 込山 雅弘

(3)本社所在地  :東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス

(4)事業内容   :卸売業(商事・流通)

          航空・空港関連事業、ライフサービス事業、リテール事業、フーズ・ビバレッジ事業

(5)ホームページ :http://www.jalux.com/

【問い合わせ先】

株式会社浄法寺漆産業 代表取締役社長 松沢 卓生

TEL:019-656-7829  E-mail:info@japanjoboji.com

株式会社JALUX 経営企画部広報IR課

TEL:03-6367-8822 E-mail:kkr@jalux.com

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

人間国宝・室瀬和美氏監修 JALオリジナル巖手椀セット

JALオリジナル片口と盃セット

巖手椀(いわてわん)セット(飯椀+汁椀)

片口と盃セット

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