ダイキン工業株式会社は、経済産業省と東京証券取引所が共同で女性活躍推進に優れた企業を評価し発表する、「なでしこ銘柄」に選定されました。3年連続4度目の選定となります。

当社はダイバーシティ・マネジメントを経営の柱の1つと考えており、これまで性別・国籍・年齢や障がいの有無を問わず、多様な人材の活躍を推進してきました。とりわけ女性活躍推進については、2011年に経営トップ直轄のプロジェクトを立ち上げ、全社を挙げて取り組んできました。2020年度までの戦略経営計画「FUSION20」の中でも「人を基軸におく経営」を基盤とした人材力強化の一環として、女性の活躍推進を掲げ取り組んでいます。

2020年度末までに女性管理職数・比率を100人10%、女性社員比率を17%とする数値目標を掲げ、女性管理職の早期育成のための施策や、男性管理職および女性社員の意識改革、出産や育児をキャリアブレーキにしないための育児休暇からの早期復帰支援策の拡充などを実施しています。

また、多様な人材が活躍できるよう、ダイバーシティ・マネジメントの土台として従業員のワーク・ライフ・バランスに資する施策も行っています。在宅勤務やフレックスタイム制など、働く時間や場所の柔軟性の確保、長時間労働の排除や仕事の仕方・働き方を変革する取り組みなどを実施しています。有給休暇の取得も推進しており、2015年度の取得率は94.8％と高水準を維持しました。2016年には、男性社員の育児休暇取得や育児参画がしやすい風土を醸成するための取り組みも本格的に開始しました。

今後も引き続き、ダイバーシティ・マネジメント推進の取り組みを加速させていきます。

【ご参考】

ダイキン工業株式会社「女性活躍推進　行動計画」

http://www.daikin.co.jp/press/2016/160331_2/keikaku.pdf

経済産業省　女性活躍に優れた上場企業を選定「なでしこ銘柄」

http://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/nadeshiko.html