au×HAKUTO MOON CHALLENGE 月面探査ローバーの名称「SORATO」に決定

KDDI

au×HAKUTO MOON CHALLENGEの月面探査ローバーの名称は「SORATO(ソラト)」に決定しました。また、本プロジェクトのアンバサダーを務めるサカナクションが手がける応援楽曲のタイトルも「SORATO(ソラト)」に決定しました。

2017年2月21日

KDDI株式会社

~この名前が月へ行く。~

au×HAKUTO MOON CHALLENGE

月面探査ローバーの名称「SORATO」に決定

37,000通を超える応募の中から選ばれた宇宙への願いが込められた名称

サカナクションさんが手がける応援楽曲のタイトルも「SORATO」に!!

 KDDIは、日本初の民間月面探査チーム「HAKUTO」と共に、人類初の民間による月面探査を目指すプロジェクト「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」にチャレンジしています。

このたび、37,000通を超える応募があった「月面探査ローバー命名コンテスト」により選考した月面探査ローバーの名称を、「SORATO(ソラト)」に決定しました。また、本プロジェクトのアンバサダーを務めるサカナクションが手がける応援楽曲のタイトルも、「SORATO(ソラト)」に決定しました。

 「SORATO(ソラト)」 とは、漢字にすると“宙の兎(うさぎ)”を連想できる、月の兎が宇宙へ飛び立つ様子を表現している、月面開発だけでなく、次のステージで広い宇宙惑星探査を担う名前になっている、「宙と(ソラト)」という読み方で、“宇宙と共に“という願いを込めている、親しみを持ってもらえるような名前。これら5つの意味を込めて、本プロジェクトの夢と希望を表現している名前となっています。

 月面探査ローバーの打ち上げに向けて、着実に準備が進んでいく「au×HAKUTO MOON

CHALLENGE」を、より一層盛り上げていき、「夢」と「挑戦」の素晴らしさを伝えてまいります。

 詳細は、公式サイト( https://au-hakuto.jp/ )をご覧ください。

【SORATO(ソラト)について】

■選考理由

①漢字にすると“宙の兎(うさぎ)”を連想できる。

②月の兎が宇宙へ飛び立つ様子を表現している。

③月面開発だけでなく、次のステージで広い宇宙惑星探査を担う名前になっている。

④「宙と‘(ソラト)」という読み方で、“宇宙と共に“という願いを込めている。

⑤親しみを持ってもらえるような名前。

【審査委員からのコメント】

TEAM HAKUTO代表 袴田 武史さん

月を走る僕らのローバーにやっと名前が付きました。こんなにもたくさんのご応募を頂き、本当に多くの方にHAKUTOを応援して頂いている!と嬉しい気持ちでいっぱいでした。レースも最終フェーズに入り、参加チームが5チームに絞られました。月を目指してHAKUTOはこれからさらに加速していきます。新しく命名されたローバーとともに、引き続きHAKUTOへの応援を宜しくお願いいたします。

宇宙飛行士 山崎 直子さん

みなさん、たくさんのご応募ありがとうございました。ついに、HAKUTOのローバーの名前が決まりました。皆さんがどんなことを考えながら応募してくださったのか、様々な名前の候補を見ながら考えていました。新しい日本の宇宙開発の代名詞になることを期待しています!皆さんの期待がつまったこの名前とともにHAKUTOを応援していきましょう。

サカナクション 山口 一郎さん

去年の12月、相乗り予定だった米astolobotics社がレースからのリタイアを表明し、 HAKUTOは、インドのTeamIndusと契約するという大きな作戦変更がありました。ローバーの仕様にも変更が生じ、いまなお開発者が対応に追われていると伺っています。成功すれば、世界初の民間企業による月面探査になります。その月面探査ローバーは、飛行機で言えばリンドバーグ号のように、歴史に名を刻むことになるでしょう。心して名前を選びました。皆さんの反応がいまから楽しみです。

『宇宙兄弟』作者 小山 宙哉さん

ローバー命名キャンペーン、たくさんのご応募ありがとうございました!ついに名前が決まりました。クールな横文字系、日本的な響きのもの、ダジャレ的なものなど、皆さんがあれこれ考えてくださった跡が見えるような名前がたくさん集まり、今回のプロジェクトに期待する熱意が伝わってきました。このローバーが月面を走るのをみんなが見るとき、多くの人々の注目を集め親しまれ、この名前ごと歴史に刻まれることになると思います。

【サカナクション 応援楽曲 SORATO(ソラト)について】

【サカナクション】

「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」公式アンバサダー

2005年に活動を開始し、2007年にメジャーデビュー。日本の文学性を巧みに内包させる歌詞やフォーキーなメロディ、ロックバンドフォーマットからクラブミュージックアプローチまでこなす変容性。様々な表現方法を持つ5人組のバンド。全国ツアーは常にチケットソールドアウト、出演するほとんどの大型野外フェスではヘッドライナーで登場するなど、現在の音楽シーンを代表するロックバンドである。

【「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」の状況について】

①決定したフライトモデルの開発状況

2016年8月29日にデザインを発表し、KDDIによる技術提供をはじめ計24社のサポートにより開発中。

完成予定時期は春頃。

②レース状況

Google Lunar XPRIZEレースの最終フェーズに進む5チームを発表。

世界各国から16チームが参加していましたが、レースの最終フェーズに進むチームは、5チーム。

※詳細は添付のPDFをご参照ください。

③今後のスケジュール

2017年春 ローバー完成  開発期間6年7回のモデルチェンジを経てついに完成。

2017年3月-5月 最終試験 月面という特殊な環境でのミッション遂行のため何度もテストを繰り返し行う。

2017年8月 インドへ出発 Indus(インダス)が開発するランダーに同乗するため、インドに向けて出発。

2017年12月 打ち上げ 2017年12月28日サティッシュ・ダワン宇宙センターから打ち上げ。

「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」について

auは、人類初の月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」に挑戦するHAKUTOと、オフィシャルパートナー契約を締結。「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」と名付け、世界初となるHAKUTOの試みを、auがプロモーション、通信技術でサポートしています。

月面でのミッションは、地球からの遠隔操作で進められていきます。このため月面探査の成功の鍵を握るのが「通信」です。HAKUTOは月面における通信に、地上のモバイルデータ通信に使われている周波数帯を採用することを検討しており、auは無線技術などで強力にサポートします。

月面を撮影した高解像度の動画、静止画データ送信においても、auが持っている知見をもとに最適な圧縮技術の検討を進めていくほか、現在開発中のローバーのフライトモデルの検証試験などを共同で行っています。

■Google Lunar XPRIZE、レースの最終フェーズに進む5 チームを発表

世界各国から16チームが参加していましたが、レースの最終フェーズに進むチームは、以下5 チームとなりました。

・SpaceIL/スペースアイエル(イスラエル)

・Moon Express/ムーンエクスプレス(アメリカ)

・Synergy Moon/シナジームーン(インターナショナル)

・TeamIndus/チームインダス(インド)

・HAKUTO(日本)

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