お役立ちニュースレター 「フロンラベル」を目安にして 環境にやさしい製品を選ぶ

最近、家庭用エアコンなどに、「フロンラベル」と記された黄色と水色のマークが記されたものが現れています。このラベルは、消費者が地球温暖化への影響を考えて製品を選べるようにするため、平成27年(2015年)7月より、エアコンなどの指定製品について、製品本体やカタログに表示することができることになりました。

平成28年8月18日

内閣府政府広報室

~地球温暖化を防ぐための取り組み~ 「フロンラベル」を目安にして 環境にやさしい製品を選ぶ

 最近、家庭用エアコンなどに、「フロンラベル」と記された黄色と水色のマークが記されたものが現れています。このラベルは、消費者が地球温暖化への影響を考えて製品を選べるようにするため、JIS(日本工業規格)に定められ、平成27年(2015年)7月より、エアコンなどの指定製品について、製品本体やカタログに表示することができることになりました。このフロンラベルを、エアコンや冷蔵庫などを購入する際の参考としてご活用ください。

■フロンラベルが示す情報

(1)環境影響度の目標達成値 → 製品ごとに定められた目標を達成しているかどうか。

(2)地球温暖化係数     → 地球温暖化にどの程度の影響があるか。

(3)目標年度        → いつまでに目標を達成するか。

■ソースはこちら

  ⇒政府インターネットテレビ

   「地球温暖化を防ぐために「フロンラベル」が始まりました」 

   http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg13669.html

■「フロン」のなにが問題なの?

  ⇒紫外線から私たちを守ってくれるオゾン層の破壊、

   地球温暖化などに影響を与えることがわかりました

 「フロン」は、冷蔵庫やエアコンの冷媒ガスなどとして様々な種類が開発され、人々の生活に役立ってきました。しかし、1980年代以降、当時使われていた「特定フロン」が、有害な紫外線から私たちを守ってくれるオゾン層を、破壊する効果が分かりました。

 そのため、1990年代以降は、オゾン層破壊効果のない「代替フロン」が広く使用されるようになりました。ところが、この代替フロンも他のフロン類と同様に、二酸化炭素の数千倍という高い温室効果を持っており、このことが地球温暖化の問題が浮上するにつれて、注目されるようになりました。

 そこで近年、代替フロンより温室効果の低い物質や、もともと自然界に存在していた物質を使う「自然冷媒」といった新しい冷媒への転換が図られています。

 「フロンラベル」は、そのラベルを付けた製品の地球温暖化への影響度をひと目で示すマークです。冷蔵庫やエアコンなどを選ぶ際のご参考に、お役立てください

■フロンラベルが貼ってある製品は?

  ⇒エアコンや店舗用冷凍冷蔵庫など

   7種類の指定製品に貼られています

 フロンラベルが貼られているのは、法律で「指定製品」として定められた家庭用や店舗・オフィス用のエアコン、店舗用の冷凍冷蔵庫、ダストブロワー(ホコリ飛ばし用スプレー)など7種類の製品です。

■代替フロン以外の冷媒はもう開発されているの?

  ⇒R32や二酸化炭素冷媒など

   新しい技術が実用化されています

 R32など、日本のメーカーが開発した温室効果の小さい新たな物質が実用化され、この新しい冷媒を使用する機器も徐々に増えつつあり、さらなる普及が期待されています。

 またフロンを使用せず、二酸化炭素を冷媒として用いる技術も研究が進み、店舗にある業務用冷凍冷蔵庫などに採用されている例もあります。

 地球温暖化を防ぐために、フロンメーカーや電機製品メーカー、そしてユーザーも一体となって取り組みましょう。

■ご参考

  ⇒経済産業省 指定製品製造業者等に対する規制

   http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/ozone/furon_seihin_seizo.html

■お役立ち動画 こちらもどうぞ

  ⇒政府インターネットテレビ 

   私たちの暮らしの中でできる地球温暖化対策 クールチョイス 

   未来のために、いま選ぼう

   http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg12406.html?t=136&a=1

政府広報オンライン

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フロンラベルが示す情報

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