慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)でインターネットと3Dプリンタ群をつなぐMakerBot「イノベーションセンター」を日本の大学として初めて運用を開始

Stratasys Japan

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)でインターネットと3Dプリンタ群をつなぐMakerBot「イノベーションセンター」を日本の大学として初めて運用を開始

AsiaNet 65305

~複数台の3Dプリンタを集中管理し、教育現場におけるデジタルファブリケーション教育を活性化~

【東京2016年8月3日PR Newswire】3Dプリンティングとアディティブ・マニュファクチャリング・ソリューションの世界的リーダー企業であるStratasys Ltd.(http://www.stratasys.co.jp/ 、Nasdaq: SSYS、以下ストラタシス)の日本法人、株式会社ストラタシス・ジャパン(以下、ストラタシス・ジャパン)は本日、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスが、「ファブキャンパス」の一環としてインターネットと3Dプリンタ群をつなぐMakerbot「イノベーションセンター」システムの運用を開始したことを発表しました。 メディアセンターのファブスペースに設置された複数台のMakerBotの大学との遠隔授業、遠隔コラボレーションを検討していく計画です。

現在、世界各国で10校以上の大学でイノベーションセンターが運用されています。 MakerBotイノベーションセンターは、大学や組織がより迅速なイノベーションと、より緊密なコラボレーションを行い、より効果的に切磋琢磨することを促進するためにデザインされた3Dプリンティングシステムです。ユーザがMakerBotイノベーションセンター・マネージメントシステムに3Dファイルを送ると、デザインはSFCのMakerBotイノベーションセンターに接続されている何れかの3Dプリンタへアサイン、プリントされます。 3Dプリンティングのステータスはリアルタイムで取得することができ、プロセスが完了するとメールで完了通知が送信されます。 また、ネットワークに接続するプリンタの台数は、学部や授業のニーズによって拡張することも可能です。

應義塾大学ファブキャンパス委員会委員長 環境情報学部 教授 田中浩也氏は以下のように述べています。 「本学のファブスペースでは、ものづくり系の授業のみならず、看護医療学部や総合政策学部の授業でも既に3Dプリンタが活用されています。他方、ものづくり系の授業では、学生自身が「ひとり1台の3Dプリンタをつくる」授業やその学習キットの開発も進められています。そのようななか、今回インターネットと3Dプリンタ群が繋がれたことで、より快適な利用環境が実現されましたが、それだけでなく、ネットによって初めて可能となる遠隔アプリケーションの可能性を具体的に想像できるようになりました。これを基点として、最終的には、地球上のさまざまなデジタル工作機械がすべてネットワークでつながるファブ地球社会基盤システムを構築し、教育研究の両面において、新しいものづくりを牽引していきたいと考えています。」

慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスのMakerBotイノベーションセンターは、新たなファブプログラムの一環として設置され、単にデジタル工作機械を設置するだけではなく、インターネットとつなげたさまざまなオンライン学習や管理のシステムを、キャンパスの学生、教員、職員が協力しながらともに実装していくことをうたっています。同校で研究開発しているものづくりレシピサイトFabble (http://fabble.cc )や、3Dプリント用データ検索システム (http://fab3d.cc ) はその一部です。

デスクトップ3Dプリンタで業界をリードするMakerBotの提供する「イノベーションセンター」は、米国のペンシルバニア州立大学、メリーランド大学など、20ほどの海外の先進的な大学などで導入されていますが、日本では慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスが初の導入例となります。

株式会社ストラタシス・ジャパン 代表取締役社長 片山浩晶は以下のように述べています。 「今回の慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)によるMakerBot イノベーションセンターの導入は、デジタルファブリケーション教育を国内の教育現場を通じて教員や生徒のみなさんに提供し、将来を担う人材を育成し、ものづくりを活性化するための大きなステップとなると確信しています。」

■湘南藤沢キャンパスファブスペースについて: http://fabcampus.sfc.keio.ac.jp/

■同校MakerBotシステム利用案内について:http://www.sfc.lib.keio.ac.jp/general/makerbotsystem.html

MakerBotについて

MakerBotは、Stratasys Ltd. (Nasdaq: SSYS)の子会社であり、手頃な価格の信頼性の高いデスクトップ3Dプリンティングのスタンダードを打ち立て、次なる産業革命をリードしています。2009年に設立されたMakerBotは、エンジニア、建築家、設計者、教育者、コンシューマーなど、革新的でかつ業界をリードする世界中のお客様にデスクトップ3Dプリンタを提供しています。MakerBotはデスクトップ3Dプリンティング市場で最大規模である100,000台以上のインストールベースを擁しています。MakerBotの堅牢な3Dエコシステムにより、あらゆる人々が簡単に3Dプリンティングにアクセスできるようになりました。MakerBotについてのより詳しい情報は、makerbot.co.jpをご覧ください。

ストラタシスについて

Stratasys Ltd.(NASDAQ:SSYS)は、ものづくりの設計・製造方法に変革をもたらした、3Dプリンティングおよびアディティブ・マニュファクチャリングにおけるパイオニアとして、25年以上も業界をリードしてきました。ミネソタ州ミネアポリスとイスラエルのレホボトに本社を置き、設計や製造に対する新しい発想を推進することにより、多様な産業・幅広い分野のお客様に貢献しています。当社の3Dプリンティングおよびアディティブ・マニュファクチャリング・ソリューションは、これまでにない設計の自由度や製造の柔軟性を提供します。3Dプリンティングによってデザインやコミュニケーションの向上、市場投入までの時間短縮と開発コスト削減が実現できます。MakerBot やSolidscapeなどの子会社も含めると、Stratasysのエコシステムには、プロトタイプやパーツを造形する3Dプリンタ、豊富な3Dプリンティング用マテリアル、Stratasys Direct Manufacturingによるオンデマンドのパーツ造形サービス、戦略的コンサルティング、専門的サービスなどがあり、さらにクラウドコミュニティThingiverseとGrabCAD では無料の設計コンポーネントやプリント可能なファイルが200万以上公開されています。Stratasys は世界中に2,700人以上の従業員と800 件以上の取得済みまたは申請中の製造特許を有しており、その技術とリーダーシップについて30 を超える賞に輝いています。 詳細は当社のウェブサイトをご覧ください。www.stratasys.co.jp または  http://blog.stratasys.co.jp .

<報道関係者からのお問い合わせ先>

株式会社ストラタシス・ジャパン担当: マーケティングディレクター吉澤 文

Tel: 03-5542-0042

E-mail: Aya.Yoshizawa@stratasys.com

◆慶應義塾大学湘南藤沢事務室 総務(広報)担当 徳増

TEL:0466-49-3418

E-mail:sec-kikaku@sfc.keio.ac.jp

*本ニュースリリースに掲載されている会社名・商品名は、それぞれ権利者の商標または登録商標です。

*本ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。

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ソース:Stratasys Japan

(日本語リリース:クライアント提供)

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