ダイキングループ『サステナビリティレポート2016』を発行

ダイキン

2016年7月20日

ダイキン工業株式会社

持続可能な社会に貢献する取り組み・考え方を報告

ダイキングループ『サステナビリティレポート2016』を発行

ダイキン工業株式会社はこのたび、ダイキングループが持続可能(サステナブル)な社会に貢献していくための取り組みや考え方をまとめた『サステナビリティレポート2016』を発行しました。

昨今、企業の社会的責任(CSR)とは、環境や社会のニーズを考慮しながら事業を展開していくことによって持続的な社会の発展に貢献することである、という認識が広がっています。当社グループとしても、本年6月に発表した戦略経営計画「FUSION20」で、事業活動を通じてお客様や社会の課題解決に貢献し、社会と積極的に繋がりながら成長していくことを打ち出しています。

今回、事業を通じて社会の持続性に貢献するための当社ならではの取り組みや考え方を、よりわかりやすくステークホルダーにお伝えするために、従来のCSR報告書を『サステナビリティレポート』へリニューアルしました。また、2015年度までの5ヵ年環境行動計画の実績や、2020年の温室効果ガス排出抑制貢献量の目標についても掲載しました。

本年9月に当社ホームページ(http://www.daikin.co.jp/csr)で、このレポートのより詳しい情報を掲載する予定です。また同時期に英語版の冊子の発行を予定しています。

『サステナビリティレポート2016』の主な概要

1.事業を通じて社会に価値を提供する取り組みを特集

環境:「地球温暖化影響の抑制に貢献する新たな市場環境を創出」

エアコンと冷媒の両方を開発する唯一のメーカーとして気候変動の緩和に貢献するため、低温暖化冷媒や省エネ技術の普及を進めています。環境性だけでなく安全性や経済性など総合的に評価し、国際的な議論を踏まえて検討を重ねた結果、現時点での住宅用・業務用エアコンの冷媒としてはHFC-32(R32)が最適と判断し、全世界での普及を推進しています。日本政府や国際機関とも協業し、R32への転換に向けた技術支援をタイ、マレーシアで展開するなど地道な活動を続け、2015年度末現在で、R32を採用したエアコンを世界48ヵ国で650万台販売しました。

新価値創造:「社外との『協創イノベーション』を推進し、社会に新たな価値を創造」

2015年11月に開設した技術開発拠点「テクノロジー・イノベーションセンター(TIC)」では、当社の持つ空調や化学分野のコア技術に加え、異業種・異分野の企業・大学・研究機関とも連携し「協創イノベーション」を推進しています。住空間、町、都市、広域インフラまで研究テーマの対象を広げ、空気環境と人体の関係を生理学や心理学にまで踏み込んで研究を進めており、新たな生活の価値創造をめざします。例えば、深刻化する高齢化社会における課題など、さまざまな社会課題の解決につながる「空気・空間」の実現に向けて取り組んでいます。

2.2015年度を最終年度とする「環境行動計画2015」の実績を報告

  2011~2015年の5ヵ年環境行動計画において、CO2排出抑制に大きく貢献しました。

主な行動目標と実績

1)〔目標〕インバータエアコンなどの普及による新興国のCO2排出量について、目標3,000万トン抑制

  〔実績〕インバータエアコンの普及に加え、低温暖化冷媒R32を採用したエアコンの普及により、3,480万トン抑制

2)〔目標〕生産時の温室効果ガス排出量を2005年度比1/3に(67%削減)

  〔実績〕同70%削減 

また、2020年には全世界で温室効果ガス6,000万トンの抑制をめざして、取り組んでいきます。

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