JICAの民間技術普及促進事業にメキシコでの「スマホアプリ肥満解消プログラム」が採択

2017年7月20日

オムロン ヘルスケア株式会社

JICA(独立行政法人 国際協力機構)の民間技術普及促進事業に

メキシコでの「スマホアプリ肥満解消プログラム」が採択

オムロン ヘルスケア株式会社のメキシコ合衆国向け「スマホアプリ肥満解消プログラム普及促進事業」が、独立行政法人 国際協力機構(以下JICA)の「開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業(以下、民間技術普及促進事業)」に採択されました。

当社は、「世界中の人々の健康ですこやかな生活への貢献」をミッションに、世界110か国以上で事業を展開しています。メキシコにおいては、生活習慣病患者の増加が国家的課題となっており、2010年にオムロン ヘルスケアメキシコを支社として立ち上げ、より市場に密着した事業活動を行っています。特に、メキシコ行政との連携を深め、2011年以降、メキシコ市保健省と血圧測定イベントやウォーキングイベントを行うなど、メキシコ市民に家庭での血圧や体重測定の重要性、運動の必要性を啓発してきました。

本事業では、人口の1/3以上がBMI30以上の超肥満者と言われており、国民の肥満解消を目指して政府・自治体が精力的な啓発活動を行っているメキシコにおいて、日本国内でダイエット成果が確認されている「測るだけダイエット」をメキシコ人向けにアレンジし、当社の通信機能付きデジタル体重計と活動量計、アプリを組み合わせた肥満解消プログラムとして開発し、その効果を検証します。

本事業の実施期間である2016年下期より2年間、合計200名の肥満者に対し肥満解消プログラムの実証実験を行い、その効果を検証します。並行して現地においてセミナー等を開催し、行政や医療関係者へ、デジタル体重計と活動量計、スマートフォンを使った肥満解消プログラムの詳細を説明。今回のプログラムがメキシコ人の行動変容を促し、肥満解消手段として有効なことを実証し、「測るだけダイエット」への理解促進をはかります。当社は、日本で広く普及している肥満解消プログラムが、メキシコ国内でも広く認知されることで多くの国民の行動変容を促し、メキシコの社会課題である肥満問題の解消に貢献するよう、取り組んでいきます。

≪JICA 民間技術普及促進事業について≫

民間技術普及促進事業は、2013年度に開始した公募型事業であり、開発途上国の政府関係者を主な対象とした日本での研修や現地でのセミナー、実対証活動等を通じて、日本の民間企業等が持つ優れた製品、技術、システム等への理解を促し、開発課題解決への活用可能性の検討を行うものです。

≪「測るだけダイエット」について≫

測るだけダイエットとは、国立病院機構京都医療センター 予防医学研究室長 坂根直樹先生が提唱している、体重を定期的に測り、グラフ化することで生活習慣の問題に気づき、行動変容を促すことで減量を実現するダイエット方法です。当社では、坂根直樹先生に監修をいただき、毎日朝晩に体重を測る「朝晩ダイエット」アプリを提供しております。

本事業では、坂根先生にご協力いただき、アプリのスペイン語版を開発します。

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