【2016年度アンケート結果】論理的な文章力が身についていると感じている新入社員は5人に1人

2016年6月8日

公益財団法人 日本漢字能力検定協会

2016年度 新入社員へのアンケート調査結果

論理的な文章力が社会人にとって重要:98%

論理的な文章力が身についている:22%

社会生活に必要な日本語・漢字の能力を高めることを理念とする公益財団法人 日本漢字能力検定協会は、2016年3月から同5月にかけて、2016年度の新入社員7社計169人に対し、文章力に関するアンケート調査を行いました。

昨年、当協会が東証一部上場企業の人事採用担当者に対して行ったアンケート調査では、回答者の86.5%が新卒採用時に文章力を重要視しているものの、採用予定の新卒者の文章力に64.0%が課題を感じているという結果が出ました。そこで当協会では、採用する側の多くが新卒者の文章力に課題を感じている中、採用される側は自身の文章力についてどのように認識しているかを明らかにするため、このたび新入社員を対象にアンケート調査を行いました。その結果、「論理的な文章力が社会人にとって重要と思うか」という問いに対し「思う(※1)」と回答した新入社員は169人中165人と97.6%にのぼりましたが、「現状自分に論理的な文章力が身についていると思うか」という問いに「思う(※1)」と回答したのは169人中37人と21.9%に留まりました。※1:「とてもそう思う」または「そう思う」

今回のアンケート調査では、新入社員のほとんどが社会人にとっての論理的な文章力の重要性を認識しているにも関わらず、実際に論理的な文章力が身についていると感じているのは5人に1人という結果となりました。社会生活に必要な日本語・漢字の能力を高めることを理念とする当協会は、このギャップを少しでも埋めるべく、社会人や学生が文章力を身につけることができるよう、さらに多くの機会を提供してまいります。

≪アンケート調査概要≫

期間:2016年3月~2016年5月

対象:異なる7業種の企業7社の2016年度新入社員169人(有効回答数:169件)

手法:アンケート用紙を配付、記入

結果:論理的な文章力が社会人にとって重要と思うか:「とてもそう思う」142人、「そう思う」23人、

「どちらとも言えない」4人、「あまりそう思わない」0人、「そう思わない」0人

現状自分に論理的な文章力が身についていると思うか:「とてもそう思う」11人、「そう思う」26人、

「どちらとも言えない」68人、「あまりそう思わない」53人、「そう思わない」11人

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