レクトラが新世代のエアバック裁断ソリューション FocusQuantumを発表

2015年12月3日

レクトラ・ジャパン株式会社

レクトラが新世代のエアバック裁断ソリューション

FocusQuantumを発表

30年にわたる経験を基に、レクトラは革新的な開発で

バリューチェーンの確立をもたらします

繊維・皮革・産業繊維・複合材料等の軟素材を扱う業界向け統合ソリューションのグローバルリーダー、レクトラは、新しいエアバック裁断ソリューションFocusQuantumを発表しました。

適切な価格と最高レベルの品質でサプライヤーが自動車メーカーへエアバッグを期日通りに納品できるよう設計されたFocusQuantumは、エアバックメーカーにとって画期的なソリューションです。厳しい条件のエアバック製造工程に対応し、作業の合理化が可能になります。最先端のレーザー裁断ソリューションで不良品ゼロを目指したことにより、裁断品質の徹底した管理を通してバリューチェーンのアップストリームの構築が実現します。

FocusQuantumは、OPWエアバッグ用とフラットエアバッグ用の高性能のレーザー裁断、専用のソフトウェア一式、そして裁断室のオペレーショナル・エクセレンスを実行するための導入、変更管理、サポートを含むコンサルティング・サービスを一体化している包括的なエアバックソリューションです。

FocusQuantumレーザー裁断シリーズは、既存のソリューションの2倍以上の生産性、優れた精度、予防保守による信頼性の向上、そして1エアバッグの製造を最適コストでハイレベルに行います。

この統合ソリューションは、デザインから裁断までのさまざまなプロセスでミスを削減します。デザインデータの取り込み時には、インテリジェントウィザードが裁断される前のエアバッグ素材の配置やサイズを確認します。裸眼でも見えない不良品は、エアバッグの完全性を実現するため、データ分析の段階で排除されます。またFocusQuantumソフトウェアの生産履歴管理で、許可されていない変更指示の実行を防ぎます。

「昨今のエアバックインフレーターの問題は、自動車業界においてエアバッグサプライヤーが果たす役割の重要性を示しています」とレクトラ CEO ダニエル・アラリはコメントしています。「不良品ゼロ品質を目指す以外の選択肢はありません。レクトラは、サプライヤーが直面しているプレッシャーや課題を理解しています。エアバッグ業界の厳しい標準規格に対応した次世代エアバッグ裁断ソリューションを開発、提供するためにレクトラは大手サプライヤーと密接に協働しています。レクトラは、サプライヤーにとって有能で信頼のおけるパートナーの重要性を深く理解しています」

FocusQuantumレーザー裁断、ソフトウェア一式ならびにコンサルティング・サービスは、2016年1月よりご利用いただけます。

レクトラについて

レクトラは、繊維や皮革など軟素材を扱う各業界の製品デザイン・開発・製造の自動化・合理化および加速化を支援する統合ソリューションのグローバルリーダーです。レクトラは、高度な専門ソフトウェアや裁断システムを開発し、ファッション(アパレル・バッグ・靴)、自動車(シート・内装品・エアバッグ)、家具に加え、航空宇宙、船舶、風力 発電や個人用保護具など、多彩な市場に関連するサービスを提供しています。レクトラは、100 カ国以上、23,000 社を 超える顧客に製品・サービスを提供しています。2014年の売上は2億8100万ドル、従業員数は1,500名となっています。レクトラはユーロネクストに上場しています。

詳細は、弊社ホームページwww.lectra.co.jp (日本語版)もしくはwww.lectra.com(英語版)をご覧ください。

FocusQuantumはレクトラの登録商標です。

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