感震リレー付ホーム分電盤(2段階遮断)を新発売

日東工業

日東工業株式会社(社長:佐々木拓郎、以下 日東工業)は、従来の感震リレー付ホーム分電盤に即遮断機能を追加した感震リレー付ホーム分電盤(2段階遮断)を平成27年12月21日より発売します。

平成27年12月18日

日東工業株式会社

日東工業株式会社 感震リレー付ホーム分電盤(2段階遮断)を新発売

地震による電気火災を2段階で防止

電気を2段階で遮断することにより防災機能がさらに向上

(感震ブレーカー対応)

  日東工業株式会社(社長:佐々木拓郎、以下 日東工業)は、従来の感震リレー付ホーム分電盤に即遮断機能を追加した感震リレー付ホーム分電盤(2段階遮断)を平成27年12月21日より発売します。

  今後30年以内にM7程度以上の地震が70%の確率で発生すると言われ、首都直下地震や南海トラフ地震においても甚大な被害が発生すると想定されています。政府、自治体においては地震によって発生が懸念される電気火災の予防に有効とされる感震ブレーカーの普及に力を入れ被害の縮小を図っています。

  感震リレー付ホーム分電盤は内閣府、総務省消防庁、経済産業省の連携のもと開催された「大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会」で公表された「感震ブレーカー等の性能評価ガイドライン」において、感震ブレーカーの分電盤タイプに分類され、従来品は地震波感知3分後に主幹ブレーカを遮断することを基本機能としていました。今回発売します感震リレー付ホーム分電盤(2段階遮断)は基本機能に加え、即遮断する分岐ブレーカを最大3回路搭載することが可能です。さらに、蓄電池などの非常電源設備と接続された「自動電源切替機能付重要負荷分電盤」と組合わせることにより、通電を継続する回路を構成することが可能となります。これは、感震ブレーカー 総合タイプ(※1)に対応する機能となります。

(※1)感震ブレーカー総合タイプとは、政府がガイドラインにおいて今後開発が期待される製品として記載。

           システム構成例は、2/2をご参照ください。

  日東工業は従来から販売しております感震リレー付ホーム分電盤に加え、2段階遮断タイプを発売することで感震ブレーカーの普及を促進し安心安全な社会に貢献してまいります。

製品の特長

(1)感震動作機能

・震度5強相当の地震を感知すると、感震リレー用分岐ブレーカ(最大3回路)を即遮断します。また3分間表示ランプが点 滅し、ブザーが鳴動した後、主幹ブレーカを自動遮断します。

・地震波感知から3分の間に停電が発生すると、復電時に主幹ブレーカを自動遮断します。

・停電後8秒以内に地震波を感知すると、復電時に主幹ブレーカを自動遮断します。

(2)拡張機能

・蓄電池などの非常電源設備と接続された「自動電源切替機能付重要負荷分電盤」(※2)と組合わせることにより通電を継続する分岐回路を構成できます。

(※2)自動電源切替開閉器を搭載した弊社ホーム分電盤。

【通常時】

商用系統から各負荷へ電気が供給されます。

【地震感知から3分間】

震度5強相当の地震波を感知すると、感震リレー用分岐ブレーカが電気を即遮断し電熱器具などの火災の原因となりやすい機器への通電を停止します。それ以外の照明回路などはこの時点では通電を継続していますので暗闇の中を避難する危険を避けることができます。

地震波感知後3分が経過するとホーム分電盤の主幹ブレーカを遮断し電気の供給を停止して電気火災を防止します。

【主幹ブレーカ遮断時または停電時】

蓄電池などの非常電源設備と接続された「自動電源切替機能付重要負荷分電盤」と組合わせることにより通電を継続することが可能となり長時間電気を停止させたくない冷蔵庫など重要負荷の電源として利用できます。

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

感震ブレーカー対応2段階遮断タイプ(日東工業)

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