継続的なセキュリティ・コンプライアンス・モニタリングの可用性製品で提携

フォールト・トレラント・セキュリティ・コンプライアンス・モニタリング・ソリューション「SightLine ACE on Stratus eE」の販売開始

2015年12月2日

日本ストラタステクノロジー株式会社

日本サイトラインシステムズ株式会社

日本ストラタステクノロジーと日本サイトラインシステムズ、米国政府機関のセキュリティプログラムCDMによる継続的なセキュリティ・コンプライアンス・モニタリングの可用性製品で提携

~ 「Stratus everRun Enterprise」と「SightLine EDM」「SightLine ACE」との組合せによる、フォールト・トレラント化したセキュリティ・コンプライアンス・モニタリングを実現 ~

2015年12月2日(東京)発 日本ストラタステクノロジー株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:三村 俊行)と日本サイトラインシステムズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:中川 優介)は、ソフトウェア・フォールト・トレラント(FT)製品「Stratus everRun Enterprise」(開発元:米国Stratus Technologies)とエンタープライズ・パフォーマンス・マネジメント製品の最新版「SightLine Enterprise Data Manager (EDM)」「SightLine ACE」(開発元:米国SightLine Systems社)を組み合わせた、フォールト・トレラント・セキュリティ・コンプライアンス・モニタリング・ソリューション「SightLine ACE on Stratus eE」を2016年1月より販売開始します。

サイバー攻撃のグローバル化がますます深刻な問題となる今日、米国では、NIST(アメリカ国立標準技術研究所)がFISMA(連邦情報セキュリティマネジメント法)導入プロジェクトを推進し、その関連文書が策定されてきました。その成果といえるセキュリティ対策の自動化技術を基に、DHS(米国国土安全保障省)によるCDM(継続的な診断と緩和)プログラムが2013年に策定され、連邦政府機関および関係機関が順次導入を進めています。また、これらのベストプラクティスを基に、NISTが米国の民間重要インダストリーセクターに対しても、サイバーセキュリティ対策としてサイバーセキュリティフレームワークの導入を推進しています。今後、米国省庁、政府系関連企業とビジネスを行う日本企業もそれら米国基準に準拠しなければならない可能性があり、また国内の一般企業においてもCDMプログラムで規定する72時間ごとの継続的なセキュリティ・コンプライアンス・モニタリングは企業ブランドを維持、向上する上で非常に大きな価値をもたらします。

フォールト・トレラント分野で長年の豊富なノウハウと実績を誇る日本ストラタステクノロジーと、セキュリティ・コンプライアンス・モニタリング技術を持つ日本サイトラインシステムズが共同で、ソフトウェアFT基盤「Stratus everRun Enterprise」と、継続的なセキュリティ・コンプライアンス・モニタリング製品「SightLine EDM」、「SightLine ACE」の組合せによる、継続的なセキュリティ・コンプライアンス・モニタリングの可用性製品の企画開発を行い、グローバルなサイバー攻撃の脅威に耐え得る強固な情報セキュリティ基盤を日本市場に提供してまいります。今後、日本市場において必要なハードウェア機器やソフトウェアに対しても、両社共同での企画により順次対応し提供する予定です。

【Stratus everRun Enterpriseについて】

Stratus everRun Enterpriseは2台1組の標準IAサーバでフォールト・トレラント(FT)・システムを実現する、Software Defined Availabilityソリューションのエンタープライズ向けソフトウェアFT製品です。

既存アプリケーションの修正や複雑なインストールを一切排除し、シンプルな運用管理と幅広い動作環境をサポートするeverRun Enterpriseは、ミッション・クリティカルおよびビジネス・クリティカルなアプリケーションの無停止運用のみにとどまらず、あらゆる規模の企業において加速度的に普及が進んでいる仮想化技術によるサーバ統合やクラウド基盤への適用を促進します。

everRun Enterpriseはハイパーバイザーと冗長化の機能を実装し、サーバ2台一組で構成されたシステム上で冗長化された仮想マシンを生成します。それぞれの仮想マシン上で稼動するアプリケーションをミラーリングし、常にデータとメモリの同期が実行されています。そのため、万が一ハードウェア・コンポーネントに障害が発生しても、稼動しているアプリケーションは影響を受けることなく処理を継続し、ダウンタイムの発生とデータ損失を回避します。

【SightLine ACEによるセキュリティ・コンプライアンス・モニタリング】

近年のクラウド環境の急速な普及により、アプリケーションの稼動環境もクラウドへの移行が進んでいます。企業はオンプレミスと同様にクラウド環境に対してもセキュリティとコンプライアンスの必要性を認識しています。「SightLine ACE」は、自動化されたリアルタイムの可視化と継続的なセキュリティとコンプライアンスに対してのポリシー施行/実施を実行することにより、これらの課題を解決します。

セキュリティ・コンプライアンス・モニタリングとリアルタイム・パフォーマンス・モニタリングを統合することにより、既存の認知されている全ての脅威を認識することに加え、未知なる脅威に対しても事前に対策することが可能です。さらに通常とは逸脱した挙動からの潜在的な脅威を予兆検知や根本問題分析の自動化が可能なセキュリティ・レイヤをITシステム・インフラストラクチャ全体に追加することができます。

「SightLine ACE」は、ハードウェア・アセット・マネジメント(ハードウェア資産管理)、ソフトウェア・アセット・マネジメント(ソフトウェア資産管理)、コンフィグレーション・マネジメント(構成管理)およびバルネラビリティ・マネジメント(脆弱性管理)の4つのマネジメント機能で構成されます。

● 対応セキュリティ基準

ISO/IEC 27002:2013

PCI DSS v3

HIPAA

NIST SP800-53

DISA STIG

AICPA SSAE 16 SOC 2 Type II

CIS

【SightLine EDMについて】

SightLine Enterprise Data Manager (EDM)はWebベースのパフォーマンス・マネジメント(パフォーマンス管理)とキャパシティ・マネジメント(キャパシティ管理)の統合マネジメント製品です。数千以上のシステムから各種OS (UNIX, Linux, Windows, VOS等) 、VMwareなどの仮想環境、AWS等のクラウドサービス、JavaのJVMや、JavaをベースとしたWildfly等のアプリケーション・サーバなどのメトリクスを収集し、分析/管理し、予兆検知、相関分析、根本問題分析、各種チャート表示、レポート作成、アラート・マネジメントを行うことができます。

【参考リンク】

・Stratus everRun Enterprise

http://www.stratus.co.jp/products/everrun/index.html

・SightLine Enterprise Data Manager(EDM)

http://www.sightlinesystems.co.jp/products/prod_edm.html

・SightLine ACE

http://www.sightlinesystems.co.jp/products/edm/edm_ace.html

・セキュリティ・コンプライアンス・モニタリング

http://www.sightlinesystems.co.jp/solutions/sec_comp_mon.html

・SightLineソリューションDHS CDMに認定

http://www.sightlinesystems.co.jp/news_and_events/news/2015/110901.html

【参考価格】

Stratus everRun Enterprise Single PVM: ライセンス価格 \900,000 から

SightLine Enterprise Data Manager(EDM) : サブスクリプション価格 ¥2,450,000/年 から

【販売開始】

2016年1月より、両社から販売予定です。

■ストラタステクノロジーについて

ストラタスは、今日の「always-on world」環境において、止まらないアプリケーションの実現のための、インフラストラクチャを基盤とした可用性ソリューションの総合プロバイダです。ストラタスはアプリケーションの書き換えなしでエンタープライズサーバからクラウド環境に「always-onインフラストラクチャ」の迅速な移行、展開を可能にします。当社の柔軟性のあるソリューションであるソフトウェア、プラットフォーム、およびサービスは、システム停止を極限まで回避し、お客様の重要なビジネスシステム性能を連続稼動させることを保証します。

詳細はウェブサイト:http://www.stratus.co.jpをご参照ください。

■日本サイトラインシステムズ株式会社について

日本サイトラインシステムズは、日本市場におけるサイトライン製品の販売、テクニカル・サポート提供に加え、市場開発、マーケティング活動を通じて、日本市場における事業拡大を目指しています。

社名: 日本サイトラインシステムズ株式会社 (SightLine Systems Japan K.K.)

設立: 2012年6月

代表者: 代表取締役社長 中川 優介

本社住所: 〒105-0014 東京都港区芝2-29-10ユニゾ芝二丁目ビル3F

Tel: 03-5419-3739 / Fax: 03-3455-0445

事業内容: エンタープライズ・パフォーマンス・データ・マネジメント(パフォーマンス管理)、キャパシティ・マネジメント(キャパシティ管理)製品とセキュリティ・コンプライアンス製品の販売、および、関連サービスの提供

Web: http://www.sightlinesystems.co.jp/

facebook: http://www.facebook.com/SightLineSystemsJapan/

Blog: http://blog.sightlinesystems.co.jp

Google+: https://www.google.com/+SightlinesystemsCoJpPlus

 

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  • 名称 日本ストラタステクノロジー株式会社
  • 所在地 東京都
  • 業種 ソフトウエア・SI
  • URL https://www.stratus.com/jp/
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