シンガポールに新たな研究拠点 「イノベーションオフィス」を設立

2015/09/29

富士ゼロックス株式会社

シンガポールに新たな研究拠点「イノベーションオフィス」を設立

日本・シリコンバレー・シンガポールを繋ぎ、

グローバルにバーチャルな価値検証環境を構築、

ソリューション・サービスの研究開発を加速

富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、社長:栗原 博)は、シンガポールに新たな研究拠点「イノベーションオフィス」を設立し、10月1日より本格稼働いたします。アジアパシフィック地域の研究拠点として、横浜みなとみらいの研究開発拠点「富士ゼロックスR&Dスクエア」や米国研究拠点「FXパロアルトラボラトリー(FX Palo Alto Laboratory, Inc.)」と連携し、ソリューション・サービスの事業化を見据えた中長期的な視点で研究を行い、グローバルなお客様のニーズに、スピーディーに対応いたします。

「イノベーションオフィス」は、日本以外のアジアパシフィック地域のお客様やパートナー企業と連携し、研究からの最新技術も含めた当社の技術をお客様の事業課題解決に繋げるための検証を行いながら、最新の価値づくりを行います。この検証結果を受けて、日本の研究開発拠点において、その価値の事業化に向けて、画像処理やテキスト分析などの各専門領域の研究者や技術者が都度割り当てて、お客様に提供するための具体的なソリューション・サービスの開発を行います。

また、これらの3つの研究開発拠点の一部を3Dモデル化した「バーチャルショウケース」を構築し、「FXパロアルトラボラトリー」で行っているマルチメディアやコンピューター・ヒューマン・インタラクション研究領域などの長期的な視点の研究内容や、日本やシンガポールを中心としたアジアパシフィックの地域性を反映したグローカルな研究事例などを、それぞれ3拠点でお客様にご覧いただけます。これらのしくみは、当社のマルチメディア技術(注1)や遠隔コミュニケーション技術(注2)を組み込んでおり、日本・シリコンバレー・シンガポールという遠隔地にいながら、お客様と当社研究員があたかも同じ空間を共有して、一緒に技術を体感しながら、価値検証を行える環境を構築します。

富士ゼロックスは、「富士ゼロックスR&Dスクエア」を核にして、これまでもシリコンバレーの革新的な風土の下、先進的な研究を行っている「FXパロアルトラボラトリー」と連携し、お客様の経営課題を解決するための研究開発に取り組んできました。今回、これらの拠点に加え、商流・物流、そして先端技術の開発活動において、地理的な意味だけでなくアジアパシフィック地域の核となるシンガポールに「イノベーションオフィス」を設立して研究開発体制を強化することにより、「グローバルな視点でのお客様の課題」、「最先端技術」、「ビジネスモデル」が三位一体となった研究開発を行い、ソリューション・サービスビジネスをさらに加速してまいります。

注1マルチメディア技術:画像や動画を対象に現実世界を3D仮想世界モデルとして構築する技術や、リアルなセンシング情報をモデルに反映させる技術など。

注2遠隔コミュニケーション技術:Webインターフェースを通して複数拠点を結ぶ遠隔会議システム技術。

注3シンガポールの地位強化を目的として戦略を計画立案・実行するシンガポールの主要政府機関。https://www.edb.gov.sg/content/edb/ja.html

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  • 所在地 東京都
  • 業種 精密機器
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