[情報セキュリティのCODE BLUE:中間報告] 人工知能に関する基調講演と7つの講演が決定

コードブルー

日本発の情報セキュリティ国際会議「CODE BLUE」が中間報告。基調講演の1人に人工知能の行く末を案じる2045年問題を紹介、中国のハッカーシーンを含む7つの講演の採択を発表した。現在までの応募は引き続き審査中、新たな応募も日本語と英語で受付ます。尚、一般課題、満24歳以下の講演枠も有り。

2015年8月20日

CODE BLUE事務局

日本発の情報セキュリティ国際会議「CODE BLUE」中間報告

基調講演に人工知能の行く末を案じる2045年問題、7つの講演が決定

 CODE BLUE実行委員会は8月20日、サイバーセキュリティに特化した日本発の国際会議

CODE BLUE(2015年10月28日・29日開催、於:東京・新宿)の基調講演者の1人に人

工知能の行く末を紹介する神戸大学名誉教授・中之島科学研究所の松田卓也氏を決定する

とともに、公募の中から中国ハッカーシーンを含む7つの講演を決定しました。

 現在までの応募は引き続き審査を続け、同時に新たな応募も日本語・英語にて受け付け

ます。本年より講演者の年齢を24歳以下に限定した講演枠と、技術に縛られない一般課題

の講演枠を新設しています。

CODE BLUE 公式サイト http://www.codeblue.jp/

■基調講演の内容は下記の通り

※講演詳細は公式サイトにて随時公開します

<タイトル>

「シンギュラリティがやってくる」

2045年には人工知能が人間の知能能力をはるかに超え、社会に大きな影響を及ぼすこと

が予想されています。これをシンギュラリティ(技術的特異点)と呼び、作り出される人

工知能を超知能と呼んでいます。講演では、超知能とは何か、超知能の政治・経済・技術

・軍事的意味について論じると同時に、日本での超知能作成へのロードマップも紹介しま

す。

松田 卓也氏

1970年京都大学大学院・理学研究科・物理学第二専攻・博士課程修了。理学博士。同年

京都大学工学部航空工学科助手、1973年同助教授、1992年神戸大学理学部地球惑星科学

科教授、2006年同定年退官、神戸大学名誉教授。この間、英国ユニバーシティ・カレッ

ジ・カーディフ客員教授、国立天文台客員教授、日本天文学会理事長を歴任。現職は、

NPO法人あいんしゅたいん副理事長、中之島科学研究所研究員。日本からシンギュラリ

ティを起こすために「シンギュラリティを語る会」を主催。著書に「相対論的宇宙論」

(講談社)「正負のユートピア」(岩波書店)「2045年問題 コンピュータが人類を超え

る日」(廣済堂)「間違いだらけの物理学」(学研)など。

■現在までに採択が確定した講演は下記の通りです。

1.MS Officeファイル暗号化のマスター鍵を利用したバックドアとその対策

光成 滋生・竹迫 良範

2.ワイヤレス技術のセキュリティをアタックで検証

堀合 啓一

3.AngularJSとの危険な関係「スーパーヒーロー」フレームワークによるセキュリティを

めぐる冒険

An Abusive Relationship with AngularJS - About the Security Adventures

with the "Super-Hero" Framework

マリオ・ハイデリッヒ(Mario Heiderich)

4.Firefoxの倒し方

西村 宗晃

5.中国における情報セキュリティの新たな免疫システム

New immune system of information security from CHINA

シャオドゥン・ファン(Xiaodun Fang)

6.マハラジャの最後通告、「バザール」と未来への影:ゼロデイマーケットにおける

強要と協力

The Bazaar, the Maharaja's Ultimatum, and the Shadow of the Future: Extortion

and Cooperation in the Zero-day Market

アルフォンソ・デ・グレゴリオ(Alfonso De Gregorio)

7.現実世界での機械学習によるアノマリ検知システムの構築と回避

Making & Breaking Machine Learning Anomaly Detectors in Real Life

クレランス・チオ(Clarence Chio)

【開催概要】

会期    :2015年10月28日(水)~10月29日(木)

会場    :東京・新宿・ベルサール新宿グランド

主催    :CODE BLUE 実行委員会

参加費(税別): 早期 30,000円/通常 35,000円/最終 40,000円/当日 45,000円

事前参加登録:http://codeblue.jp/2015/registration/

定員    :500名

その他   :全編同時通訳付き

SNS    :[Twitter] @codeblue_jp

       [Facebook] https://www.facebook.com/codeblue.jp

公式サイト :http://www.codeblue.jp/

【論文募集について】

申込〆切  :2015年9月10日(木)

応募方法  :詳細は下記参照。Webフォームよりご応募ください

       http://codeblue.jp/2015/cfp.html

【情報セキュリティ国際会議CODE BLUEについて】

 世界トップクラスのサイバーセキュリティ専門家による研究成果を共有することで、

最新のサイバーセキュリティ技術情報の交換と国際的交流、参加者への教育・学習・気づ

きの機会を提供する国際会議。国内外から最新情報を取り入れ、アジアから世界に通用す

る人材発掘を促し、国内およびアジアの優秀な研究成果を国際社会に発信する事を目指し

ます。企業向けに、国内・海外からの多様なサイバーセキュリティ専門家同士の交流を通

して、共同研究・事業提携の促進、リクルーティングの機会提供、グローバルな視点を

持った人材育成を狙いとしています。

 また、本年より技術だけではない一般課題の講演枠とともに、講演者の年齢を24歳以下

に限定したUnder-25講演枠を新設します。国際会議での講演や、海外の技術者との交流

は、若い世代にとって貴重な経験となり、人材育成への貢献にもつながると確信しています。

【CODE BLUE実行委員会】

<実行委員長>

佐々木 良一 東京電機大学 教授

<実行委員(五十音順 オブザーバ含む)>

新井 悠  トレンドマイクロ株式会社

鵜飼 裕司 株式会社FFRI

歌代 和正 一般社団法人 JPCERTコーディネーションセンター

菊池 浩明 明治大学

篠田 佳奈 株式会社BLUE

高橋 郁夫 駒澤総合法律事務所

竹迫 良範 SECCON実行委員長

はせがわ ようすけ 株式会社セキュアスカイ・テクノロジー

丸山 満彦 デロイト トーマツ リスクサービス株式会社

山崎 圭吾 株式会社ラック

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プレスリリース添付画像

初回、満員の会場の様子

ハッカーの重要性を語る基調講演者ケレン・エラザリ氏

セキュリティを免疫システムに喩えて語るBlack HatとDefConの創立者ジェフ・モス氏による基調講演

サイバー世界と物理世界の両方を考えるベきと話すインバー・ラズ

セキュリティ動向と人材育成について語る佐々木良一実行委員長

交流を重視したつくりで国境を超えた交流

講師の名前を彫刻した講師へのギフト

コーヒー休憩時のフルーツ

車の自動運転の安全性について語るChris Valasek氏

自動車用ECUソフトの攻撃手法に関して語る岡デニス健五氏と松木隆宏氏

日本製ルータの脆弱性について発表するポール・マコウスキー氏

TV取材の様子

講師部屋へのささやかなおもてなし

プレスリリース添付動画

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  • 名称 CODE BLUE事務局
  • 所在地 東京都
  • 業種 情報サービス・コンテンツ
  • URL http://www.codeblue.jp/
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