『ロンドンテクノロジーウィーク』の立ち上げにより、ロンドンはヨーロッパにおけるテクノロジー産業の中心都市としての地位を固める

ロンドンテクノロジーウィーク

AsiaNet 60923

プレスリリース : 発行日時 2015年6月15日 BST 09:00

『ロンドンテクノロジーウィーク』の立ち上げにより、ロンドンはヨーロッパにおけるテクノロジー産業の中心都市としての地位を固める

2005年以来、ロンドンにおける国際的な技術投資プロジェクト数は、パリ、ダブリン、マドリッド、アムステルダム、ミュンヘンを凌いでいます。

2015年の『ロンドンテクノロジーウィーク』の始動と時を同じくして行われた調査から、ロンドンへの国際投資プロジェクト数がパリ、ダブリン、マドリッド、アムステルダム、ミュンヘンのどこよりも多く、ロンドンがヨーロッパにおけるテクノロジーの「ハブ拠点」として最も重要な地位を築いていることが明らかとなりました。

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プロフェッショナル・サービス事業会社の EY (注2) から提供されたデータによると、ロンドンのテクノロジー業界における優位性はヨーロッパ隋一で、ヨーロッパにおけるテクノロジーハブ拠点として最も魅力あふれる都市であることが明らかになりました。EY によると、2005 年から2014年の間に発生した国際的なテクノロジーに対する投資プロジェクトの数は、ロンドンに投入された件数が1000件以上と1位、それに次ぐ魅力のある都市としてパリでは381件。さらに国別では、フランスが853 件と2位、ドイツが720件で3位と続きました。

ボリス・ジョンソンロンドン市長および国会議員とキャメロン首相は、ロンドンのデジタル技術部門、『テック・シティ計画』を立ち上げ、平均成長率 2.3 %を達成。この数値はイギリス国内の経済平均経済成長率である0.5 %とロンドンの経済成長率の両方を凌ぐ成長率を誇っています。ロンドン市観光促進の担当機関、「London and Partners」の研究によると、この成長率は今後 10 年間継続する見通しです。

Oxford Economics (注1) が発行したデータによると、ロンドンの『テック・シティ計画』の開始以来、ロンドンのデジタルテクノロジー部門に参入した企業の成長率はは46%でした。この部門の雇用規模は今や約 20 万人で、2010 年のテクノロジー部門の労働者数と比較して17%増加しており。この部門は2015年にロンドンの経済のうち、約180億ポンド相当を創出すると予想されています。

イギリスの首都ロンドンにおける飛ぶ鳥を落とす勢いのデジタル産業。ロンドンのボリス・ジョンソン市長は本日、専用のオンライン・ハブを始動。ウェブサイト(tech.london)はIBMの後援によりGustが作成。ロンドンでテクノロジーに携わる人々のための「ワン・ストップ・ショップ(1ヶ所で何でもそろう所)」となっています 。

ロンドン市長 ボリス・ジョンソン議員は語る。「我々が有するミックス(組み合わせ)、それは様々な投資家、才能、創造性からなる比類ない組み合わせです。ハイテク企業や起業家たちがロンドンにおける、このハイテク物語の一部になりたいと騒ぐのは当然のことです。この5年間で認識されている以上に、この部門は他のどの経済部門よりも大きく成長し、また何千もの雇用を創出しました。将来のハイテク・スター企業に、この価値ある産業を前進させていくのに必要なスキルを与えサポートし継続していくために、ロンドン中の接続性(つながり)を大きく向上させなければなりません。

ゴードン・イネス 市長のロンドン経済観光促進担当機関「London and Partners」の最高経営責任者は語る。「過去10年以上にわたり、ロンドンの国際的な技術投資プロジェクト数は、パリ、ダブリン、マドリッド、アムステルダム、ミュンヘンのどこよりも多くなっています。ロンドンのビジョンあふれるハイテク関連の起業家と国際的な投資家が、ロンドンを世界で最もエキサイティングなハイテク拠点にした証です。」

ロンドンへと流れる投資が増加し、ロンドンはヨーロッパで、何百億ドル単位のハイテク企業を設立する都市としての地位を確立しました。アナリストのGP Bullhound (注3)によると、過去12ヶ月で、企業価値数十億ドル以上のスタートアップ企業(いわゆる「ユニコーン企業」)がイギリス国内に8社あり、そのうち7社はロンドンにあります。

Mマニッシュ・マドフヴァニ氏 GP Bullhound のディレクターは語る。「ロンドン、そして英国がヨーロッパでユニコーン企業の生まれる場所として他の地域をリードしていることは明らかであり、議論の余地がありません。我々のリポートには、ヨーロッパには起業家と投資家のネットワークがあり、グローバルに成功するデジタルビジネスを作り上げ、成長させていると報告があります。」

インターネット大手のGoogleはより多様性に富んだ、包含的なハイテク向けのエコシステムをリードしており、50歳以上の起業家のための試行プログラムを本日始動します。

ロンドンテクノロジーウィークで、Google UK & Irelandの常務取締役のアイリーン・ノートンから一言:「多様性は常にGoogleの企業使命に含まれています。2012年にロンドンにキャンパスをオープンして以来、42000人の起業家と開発者のコミュニティを成長させるよう、サポートしてきましたが、私たちのオンライン製品をさらに素晴らしく、さらに使いやすくするのは何か、それは社会のすべてのセグメントが変化を起こし影響を与えられるように迎え入れ、テクノロジーを作り上げることだと信じています。」

Amazonは、2000以上の職務の移管を含め、本社機能をロンドンへ移管させる作業が完了したと発表しました。Amazon UKの常務取締役、クリストファー・ノースのから一言:「ロンドンは当社の新しい重要拠点です。首都のロンドンへ移動することは、イギリスで我々の成長を継続させ、既存のチームに参加するもっとも優秀な人材を見つけるという点で非常に重要でした。毎日、国内、ヨーロッパ、そして世界中のお客様に優れたサービスを提供するために。」

元オリンピックチャンピオンのデニス, UBM Liveが主催・ルイスは、教育テクノロジー企業による世界最大の教育ゲーム『Skoolbo』とともに、ロンドンの学校 vsニューヨークの学校のスクールチャレンジ・プロジェクトを立ち上げました。元オリンピックチャンピオン、デニス・ルイス 『Skoolbo』 の国際大使から一言:「テクノロジーは教育を底辺から変革させるプレーヤーとなる可能性があります。『Skoolbo』は子供たちのとって困難となりやすい課題を、読み書き能力と計算能力を養成するなかで、様々な課題を克服できるようにするんです。」

『ロンドンテクノロジーウィーク 』(6月15日~21日)には数百の国際企業と数万人規模の訪問者がロンドンを訪れ、『ロンドンテクノロジーウィーク』の一環として企画されている200以上のイベントに参加します。また、『ロンドンテクノロジーウィーク』では、ヨーロッパのデジタル・ハブ拠点におけるロンドン市の役目として、Bloomberg 、Accenture 、Stack Overflow、Goldman Sachsなどの主要グローバルブランドや、ロンドンで成長したFunding CircleやBlipparといった地元ハイテク企業を紹介します。

以上

編集者へのメモ :

注1 Oxford Economics 「Digital Technology In London」2015年6 月発行

注2 EY 「Attractiveness Survey (魅力調査)」 2015年5月発行

注3 GP Bullhound : 「European Unicorns Do they have legs? (ヨーロッパのユニコーンはちゃんとした足が生えているか?)」 2015年6月発行

ロンドンテクノロジーウィークについて

ロンドンテクノロジーウィークはUBM EMEAが主催しており、London and Partnersはロンドン市、ExCeL ロンドン、Tech London Advocatesで構成されているロンドン市長の公式機関です。テック・シティUKとテックUKも戦略的パートナーとして運営グループに参加しています。

www.londontechnologyweek.co.uk

London & Partnersとは

ロンドン・アンド・パートナーズ (London & Partners)はロンドンにおける各種プロモーション担当機関です。私たちはロンドンの広報活動、および企業、イベント、会議、学生、観光の誘致を担当しています。私たちの目的は、ロンドンの国際的な評判を構築し、雇用の創出および成長につながる、投資と訪問者の購入活動の誘致を行っています。

London & Partnersは、ロンドン市長とそのビジネスパートナーとのネットワークの出資による非営利官民パートナーシップです。

www.londonandpartners.com     

  

(日本語リリース:クライアント提供)

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