「レクセル ガンマナイフ」、「薬物療法による疼痛管理が困難な三叉神経痛治療」に対する適応追加承認取得について

エレクタ

AsiaNet 59995

プレスリリース

報道関係各位

2015年3月27日

エレクタ株式会社

「レクセル ガンマナイフ」、

「薬物療法による疼痛管理が困難な三叉神経痛治療」に

対する適応追加承認取得について

エレクタ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:檜垣修一)は、脳内疾患に対する定位放射線治療機器「レクセル ガンマナイフ(R)」について、2015年3月26日に「薬物療法による疼痛管理が困難な三叉神経痛治療」に対する適応追加の承認を厚生労働省より取得しましたので、お知らせいたします。

国内では1991年に承認されて以来、転移性脳腫瘍をはじめとする脳腫瘍、脳血管障害の治療に用いられてきました。2013年末現在全世界で約81万人の患者さんの治療に貢献しています。

三叉神経痛は多くの場合、血管による神経への強い接触と圧迫によって起こります。顔面や口内へのわずかな刺激が強く増幅され、脳幹から大脳へ激痛として伝わります。麻酔なしで抜かれた歯の神経に火柱を突っ込まれるような痛みと表現している患者さんは多く、難治性疼痛の代表と言われています。日本では男性は10万人あたり2.7~10.8人、女性では5.0~20.2人程度と女性に多い疾患です 。加齢に伴う動脈硬化性変化が主な原因とされ、65歳以上の高齢者に多い疾患と言われています。

すでに世界各国では1991年から2013年までの間に5万人以上の患者さんがガンマナイフによる治療を受けており、三叉神経痛に対する非侵襲的治療として広く普及しています。

エレクタ株式会社社長 檜垣修一は次のように述べています。「この度の適応追加は、三叉神経痛の治療に新たな選択肢を提供するものであると考えております。三叉神経痛は患者さんのQOL(生活の質)に及ぼす影響が大きく、この承認によって三叉神経痛に苦しむ多くの患者さんの生活向上に向けて大きく貢献してまいります。」

以上

レクセル ガンマナイフ(R)について

この度の承認により「レクセル ガンマナイフ(R)」の使用目的、効能・効果は以下のようになりました。

【使用目的、効能・効果】

下記の脳内疾患及び機能性脳疾患におけるガンマ線照射による非切開手術に使用することを目的とする。

(1) 脳血管障害、例えば脳動静脈奇形など

(2 )脳腫瘍、例えば聴神経腫瘍、下垂体腺腫、頭蓋咽頭腫、松果体腫瘍、髄膜腫など

(3) 薬物療法による疼痛管理が困難な三叉神経痛

エレクタについて

エレクタは、がんや脳疾患の治療分野で卓越したイノベーションやクリニカルソリューションを他に先駆けて提供しています。当社は放射線治療や小線源治療に関する最先端の技術を駆使して、高機能の治療装置や治療計画システム、がん治療全体のワークフローを強化し効率化するソフトウエアアプリケーションを開発しています。科学技術の限界を超え、医療従事者と患者さんに信頼される高度で効率的なソリューションを提供することによって、患者さんのQOL(生活の質)を高め、命を救うことを目指しています。

現在、放射線治療とニューロサイエンスにおけるエレクタのソリューションは、世界の6000以上の医療機関で使われています。エレクタはスウェーデン、ストックホルム市に本社を置き、約3800人の従業員を擁しており、ノルディック証券取引所に上場しています。

詳細はhttp://www.elekta.co.jp をご覧ください。

問い合わせ先:

エレクタ株式会社 ニューロサイエンス事業本部

Tel: 03-6722-3812

Neuro-Japan@elekta.com

(日本語リリース:クライアント提供)

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