ギリシャのデジタルエージェンシー「マインドワークス社」の株式80%取得で合意

電通

株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、成長著しいギリシャのデジタル市場への対応を強化するため、同国のデジタルエージェンシーである「Mindworks S.A.」の株式80%の取得と、2017年以降に完全子会社化するオプションを当社グループが有することにつき、同社株主と合意しました。

2015年3月12日

株式会社電通

ギリシャのデジタルエージェンシー「マインドワークス社」の株式80%取得で合意

 株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直、資本金:746億981万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、成長著しいギリシャのデジタル市場への対応を強化するため、同国のデジタルエージェンシーである「Mindworks S.A.」(本社:アテネ市、以下「マインドワークス社」)の株式80%の取得と、2017年以降に完全子会社化するオプションを当社グループが有することにつき、同社株主と合意しました。

2003年に設立された「マインドワークス社」は、2009年にギリシャのAtcom Internet & Multimedia S.A.(以下「アットコム社」)に買収され、同社の一部門となっていました。2015年1月に、アットコム社がマインドワークス部門を分離、独立させることに合意したことから、今回の株式取得に先立ち、新会社の社名を当社グループのグローバルネットワーク・ブランドであるIsobar(アイソバー)とiProspect(アイプロスペクト)を冠した「アイソバー・アイプロスペクト・アドバタイジング社」に変更していました。

アイソバー・アイプロスペクト・アドバタイジング社はデジタル広告サービス全般を取り扱っています。なかでもソーシャルやモバイル領域の戦略策定やクリエーティブに強みを持ち、顧客に多くのグローバル企業を抱えています。イノベーティブな同社が新たに電通グループに加わることで、ギリシャにおける当社グループの既存メディアサービスとの補完関係が成り立ち、顧客企業に統合的なフルサービスを提供することが可能になります。

当社グループのメディア・コミュニケーション・エージェンシーであるCarat(カラ)が2014年9月に発表したギリシャの広告費は、経済状況を反映し2013年は前年比で11.8%減でしたが、デジタル広告費は14.8%増もの成長を示し、2014年、2015年も19%程度の成長が続くと予測しています。

なお、本件が当社の2015年3月期の連結業績に与える影響は軽微です。

【マインドワークス社(現アイソバー・アイプロスペクト・アドバタイジング社)の概要】

社  名  : アイソバー・アイプロスペクト・アドバタイジング社

(Isobar-iProspect Advertising Services S.A.)

本社所在地 : ギリシャ・アテネ市

設  立  : 2015年1月

(前身のマインドワークス社は2003年設立。2009年にアットコム社に

買収され、2015年1月に分離・独立)

株主構成  : 買収手続き完了後

        ・電通イージス・ネットワーク 80%

         ・同社経営幹部 20%

収益(Revenue): 7,280,000ユーロ(約9.8億円)

※アットコム社の一部門であったマインドワークス部門の2014年12月期

における部門収益

代 表 者  : Costas Mantziaris(CEO)

従業員数  : 60名

事業内容  : デジタル広告サービス全般

以 上

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