2015年1月15日

2015年創立50周年の京都産業大学が、世界遺産・上賀茂神社を通した取り組みで地域との絆を深める

2015年1月15日

京都産業大学

2015年創立50周年の京都産業大学が、世界遺産・上賀茂神社を通した取り組みで地域との絆を深める

 2015年は、京都・上賀茂の地に建つ京都産業大学と世界文化遺産 上賀茂神社がそれぞれ「大学創立50周年」、「第42回式年遷宮」という節目の年にあたる。京都産業大学では隣接する上賀茂神社を通したさまざまな取り組みにおいて、学生が地域住民と協働しながら地域文化の継承と活性化という課題のなかで多彩な活動に主体的に取り組み、地域との絆を深めている。
 これまでの上賀茂神社に関連した京都産業大学学生の主な取り組みは下記の4点があげられる。


1.O/OCF-PBL 上賀茂神社クラス『祭』観月祭
学内の学びと学外での就業体験を融合し、修得した知識を実社会に活かす力を育てることを目的に、産官学連携のキャリア教育を展開している。その一環として、地域の企業等から与えられた現実課題の解決に挑戦。本学と隣接する世界文化遺産 上賀茂神社と連携し、地域文化の継承と活性化という課題に、地元の高校生や地域住民と協働するなどして取り組んだ。
 キャリア形成支援プログラム「O/OCF-PBL」の上賀茂神社クラス「『祭』観月祭をつくる」では、地元の高校生と協力して「月夜のお茶会」開催や、地域住民とともに和紙灯籠やモザイクアートを制作。授業自体が終了した後も、地域住民との交流が続いている。

2.天文同好会「星空観望会」を上賀茂神社で実施
 京都産業大学天文同好会は、多くの人に星の魅力を知ってもらおうと、同会所有の望遠鏡を持参し、星空の解説を行う観望会を継続的に行っている。
 京都産業大学天文同好会は、京都産業大学の公認団体で、星空好きが集まっていることを強調するために「同好会」を名乗っており、上賀茂神社の境内で、集まった学生や地域住民の方々に、望遠鏡を通して星座の素晴らしさを紹介・解説し、楽しんでもらった。そのほか、地域の小学校で小学生を対象に小学生や地域の方を対象にした観望会も行っている。

3.学園祭(神山祭)の「前日祭」を上賀茂神社で開催
 京都産業大学の学園祭である「神山祭(こうやまさい)」は、日頃、学生が取り組んでいる「教育」・「研究」・「地域交流」・「文化」・「正課外活動」の成果を発表する場として開催してきたが、2013年度より「地域の方々と共に創る学園祭」へと発展させる事をコンセプトに加え、上賀茂神社において神山祭の前日に催しを行う「前日祭」を開催。学園祭の枠を超えた“地域の祭り”として多くの方々と繋がる場となり、地域のさらなる発展に貢献したいという思いを込めている。
 前日祭では、神山祭成功祈願の開催神事にはじまり、京都産業大学学生による演奏会や寄席、演舞などが行われるほか、地域住民による模擬店出店や手づくり市などが行われている。

4.京都三大祭「葵祭」において、斎王代の「腰輿(およよ)」をかつぐ
 毎年5月15日に行われる、上賀茂神社の神事であり、京都三大祭のひとつ「葵祭」の「路頭の儀」において、祭の主役「斎王代」の乗る「腰輿(およよ)」をかつぐ役目である「駕輿丁(かよちょう)」を本学学生が務めている。2014年は8名の学生有志が参加。祭りの意義や歴史、心構えを事前に教員から学んだ上で当日参加し、地域文化の継承に貢献した。

【各取り組み参加者へのインタビュー】
京都産業大学ホームページ
http://www.kyoto-su.ac.jp/outline/koho/ad/ad07.html

【上賀茂神社(賀茂別雷神社:かもわけいかづちじんじゃ)】
京都でもっとも古い神社であり、雷(いかづち)の御神威により、厄を祓い あらゆる災難を除き給う厄除(やくよけ)明神・落雷除・電気産業の守護神として広く信仰されている。毎年 5月15日に行われる例祭・賀茂祭(葵祭)は、京都三大祭のひとつ。一ノ鳥居から二ノ鳥居にかけて広大な芝生が広がり、国宝の本殿・権殿をはじめ重要文化財建造物が建ち並ぶ境内は荘厳な雰囲気が漂う。1994年12月には、「古都京都の文化財」として、ユネスコの世界文化遺産に登録された。2015年秋 には、「第42回 式年遷宮」を迎える。