天空の城「竹田城跡」の歴史を次世代へ伝承するために 日本初の“城跡学ゆるキャラ”保育園で授業スタート

朝来市商工会

2014年12月16日

兵庫県朝来市商工会

天空の城「竹田城跡」の歴史を次世代へ伝承するために

日本初の“城跡学ゆるキャラ”保育園で授業スタート

 兵庫県朝来市商工会は、天空の城で知られる「竹田城跡」の歴史を次世代に継承する目的で、ゆるキャラ「たけじぃ」を活用した“城跡学”の授業を12月15日、市内の保育園で開始した。

 「たけじぃ」は同商工会の青年部が企画した竹田城跡のマスコットキャラクター。この“ゆるキャラ”が持つ子ども達への求心力を竹田城跡の歴史伝承へ役立てようと“城跡学”を立ち上げた。今後、子ども達の反響をみながら、全国の幼稚園や小学校にも伝えていきたいという。

 “城跡学”の授業は、ユニークな旅がらすに扮した商工会青年部員が「たけじぃ」とともに「紙芝居」を披露する形で進行する。ストーリーも10分以内に収めるなど、子どもたちが「たけじぃ」とともに楽しみながら竹田城跡の歴史を学べるよう工夫した。

 「紙芝居もストーリーも青年部員の手作りです。商工会青年部は建築業や印刷業など多彩な分野の専門家が集まったプロ集団なので、それぞれの強みを生かすことで完成度の高い紙芝居に仕上がりました」と同商工会管理業務課の丸岡史宏さん(28歳)。完成した紙芝居は縦80㎝、横116㎝の台付木枠に、高度な写真と描画技術を駆使したイラスト7枚で構成されており、一見して手作りとは思えない完成度だ。

 初の“城跡学”は朝来市内の「竹田こども園」と「枚田みのり保育園」の園児約100人を対象に行われた。いずれも「たけじぃ」とともに熱心に紙芝居に見入っており、突然の質問にも正確に答えられるなど、子ども達に竹田城跡の歴史が伝わったことが確認された。

 「子ども達が紙芝居の途中で飽きてしまうのではと心配しましたが、安心しました。やはり“ゆるキャラ”の求心力は凄いですね」と丸岡さん。

 折しも「たけじぃ」は今年9月、朝来市の公認キャラクターになったばかり。同商工会では今回の取り組みを機に、「たけじぃ」を竹田城跡の歴史や文化を伝承する、日本初の“城跡学ゆるキャラ”として育てていく方針だ。

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プレスリリース添付画像

城跡学ゆるキャラ「たけじぃ」と竹田城跡の歴史を学ぶ子ども達(朝来市「枚田みのり保育園」にて)

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