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2014年12月19日

「40歳オーバーの男性の魅力」に関するレポート

2014年12月19日

トレンド総研

枯れ専女子の増加で、見直される“大人の男性”
20代の女性会社員の4割が「40代男性にトキメキ経験」
大人の身だしなみのポイントは…“メイド・イン・ジャパン”

「枯れ専」、「倍以上男子」、「熟男(うれだん)」などのワードが注目を集めた、2014年。年上の、それも同世代よりずっと上の年齢の男性に、憧れや魅力を感じる20代の女性が急増していると話題になりました。また、今年2014年は、ドラマや映画での活躍や結婚報道などで40代以上の男性芸能人にフォーカスされることも多く、今後こうした傾向はさらに加速するかもしれません。
そこで、生活者の意識・実態に関する調査を行なうトレンド総研(東京都渋谷区)では、今回、40歳以上、“40歳オーバー”という年齢にフォーカスして、この世代の男性に対して20代の女性が感じる魅力について調べました。


■Summary

1.40歳オーバーの魅力に迫る!20代の女性会社員にアンケート調査を実施
【主な調査結果】
 ・ 20代の女性会社員2,954名のおよそ4割が「40歳オーバーの男性にトキメキ経験あり」
 ・ 40歳オーバーの男性に求められるのは、「清潔感」と「年相応の身だしなみ」

2.“美容”と“ファッション”、40歳オーバーの男性に求められる身だしなみとは!?
【パナソニック株式会社の陣内氏に聞く、40歳オーバーの男性に求められる美容のポイント】
 ⇒ 清潔感のポイントは「ヒゲのお手入れ」、年齢に合わせたお手入れのポイントも明らかに
【スタイリスト・吉川 浩太郎氏に聞く、40歳オーバーの男性に求められるファッションのポイント】
 ⇒ 気をつけるべきは“サイズ感”、好感度UPのキーワードはトータルコーディネート


はじめに、40歳オーバーという年齢の離れた男性に対して、どのような魅力を感じているのかを明らかにするために、20代の女性会社員を対象に、「40歳オーバーの男性の魅力に関する意識・実態調査」を行いました。本調査では、実際に40歳オーバーの男性に惹かれた時のエピソードや、魅力的に見える40歳オーバーの男性の条件などについて調べました。
また、この調査から、40歳オーバーの男性に求められる大切なポイントとして明らかになったのが、「清潔感」と「年相応の身だしなみ」です。これらのポイントについて、2名の専門家にそれぞれの観点におけるアドバイスをいただきました。
まず、メンズシェーバー「ラムダッシュ」をはじめとする、男性美容機器を手掛けるパナソニック株式会社の陣内 克博氏に、“美容”の観点でのアドバイスをいただきました。また、“ファッション”という観点からは、メンズファッションコーディネートを手掛けるファッションスタイリストジャパンのスタイリスト・吉川 浩太郎氏にお話をうかがいました。


■1. 40歳オーバーの魅力に迫る! 20代の女性会社員にアンケート調査を実施

はじめに、20代の女性会社員500名を対象にした調査を行い、40歳オーバーの男性の魅力がどのように受け入れられているのか、調べました。

◆ 「芸能人」より「職場の上司・先輩」! 20代の女性会社員の4割が「40歳オーバーの男性にトキメキ経験」

はじめに、事前調査として20代の女性会社員2,954名を対象に、「40歳オーバーの男性にトキメいたことはありますか?」と聞きました。すると、「ある」と回答した人は38%。 およそ4割、20代の女性会社員の3名に1名以上が、40歳オーバーの男性にトキメいた経験があることが分かりました。20代の女性から見ると、40歳オーバーの男性は10歳以上も年が離れた存在です。2倍近くの年齢にもなる彼らに対しても、異性としての魅力を感じるという人は少なくないようです。
そこで、こうした40歳オーバーの男性の魅力に迫るため、前問にて、「40歳オーバーの男性にトキメいたことがある」と回答した人の内500名を対象に、より詳しく調査を行いました。

では、20代の女性会社員たちが実際にトキメキを感じた40歳オーバーの男性とは、どのような人なのでしょうか。複数回答形式でたずねたところ、最も多かった回答は、「同じ会社の上司・先輩」(49%)で、「芸能人」(41%)をも上回る結果となりました。女性会社員にとって職場の影響力が強いのはもちろんですが、それだけではなく、ビジネスシーンでは年上の男性の魅力に触れる機会も多いようです。
具体的に「40歳オーバーの男性にトキメいたエピソード」を教えてもらったところ、「仕事中に、それとなくフォローしたり、なぐさめてくれたりして、落ち着いた大人の魅力を感じた」(27歳・IT 通信)、「同世代にはない包容力にトキメいた」(26歳・サービス業)、「同年代の男性よりも気を遣ってくれるし、対応が紳士的」(28歳・商社)など、様々な仕事上のエピソードが語られました。さりげない気づかいや、そっと支えてくれる安心感に惹かれる女性が多いことが分かります。
そこで、「40歳オーバーの男性のどんなところに惹かれましたか?」と複数回答形式で聞きました。その結果、上位には、「大人の余裕があるところ」(81%)、「頼りがいがあるところ」(76%)、「落ち着きがあるところ」(66%)といった回答が並びました。 年齢とともに重ねた経験に裏付けられた、同年代の男性とは一味違う存在感が、40歳オーバーの男性の最大の魅力だと言えるでしょう。

◆ NGの声も続出! 40代オーバーの男性に求められるのは… “年相応の身だしなみ”

このように、20代の女性会社員から支持される40歳オーバーの男性ですが、もちろんどんな人でも良いという訳ではありません。
「年上の男性に対して、NGだと思うポイント」を自由回答形式で答えてもらうと、「何よりNGなのは、不潔なのと、お金をかけないファストファッション」(27歳・メーカー)、「年相応の品質のものを着ていない人はNG」(25歳・サービス業)といった厳しい意見も見受けられました。
そこで、「40歳オーバーの男性が魅力的に見えるために、こだわるべきだと思うポイント」をたずねると、「清潔感」(76%)が最多の回答となりました。周りを不快にさせるような不潔な身だしなみは、もちろんNGです。しかし、それだけではありません。2位と4位に、「上品さ」(43%)と「洗練感」(42%)が入ったように、清潔さを保つのはもちろん、“年齢に合わせた身だしなみ”も、40歳オーバーの男性には求められます。
ちなみに、1位になった「清潔感」については、より詳細に調査を行いました。ファッションやヘアスタイルなど、6つの項目に対して、「20代女性が40歳オーバーの男性を不潔だと感じるポイント」を調べたところ、2位以下の「肌荒れをしている人」(32%)、「体型が崩れた人」(29%)を大きく引き離し、最も多くの人が選んだのは、「ヒゲ」(59%)でした。
渋さを演出する「モテパーツ」にもなりうるヒゲですが、きちんとケアが行き届かなければ、半数以上の女性が“「ヒゲ」=「不潔」”と感じるようです。40歳オーバーの男性にとっては、十分に注意してお手入れをしなければならないと言えるでしょう。


■ 2. “美容”と“ファッション”、40歳オーバーの男性に求められる身だしなみとは!? 

20代の女性会社員を対象にした今回の調査では、彼女たちにとっての40歳オーバーの男性の魅力が明らかになりました。また、その一方で、「清潔さ」や「上品さ・洗練感」といった点では厳しい意見も見られ、いくら包容力があり、安心感がある魅力的な男性でも、これらの点には気をつけなければならないと言えるでしょう。40歳オーバーの男性に求められているのは、“年相応の身だしなみ”なのです。
そこで、女性が惹かれる身だしなみとはどんなものなのか探るべく、今回、2名の専門家に取材を依頼しました。“美容”と“ファッション”。これら2つの観点から40歳オーバーの男性が気をつけるべき、身だしなみのポイントに迫ります。

◆ パナソニック株式会社の陣内氏に聞く、40歳オーバーの男性に求められる美容のポイント

はじめに、“美容”の観点における身だしなみのポイントを探るべく、男性用美容機器も発売しているパナソニック株式会社の陣内 克博氏にお話をうかがいました。
“美容”において最も意識するべきなのは、清潔感です。特に、ヒゲについては、気をつけなければなりません。今回の調査でも、不潔だと感じるポイントとして、最も多くの人が選んだのはヒゲでした。ビューティ・ヘルスケアチームにおいて、メンズシェーバー「ラムダッシュ」の商品企画を担当される陣内氏に、このヒゲのお手入れにおける注意点を中心に、40歳オーバーの男性にアドバイスをいただきました。

Q. ヒゲのお手入れにおいて、40歳オーバーの男性が注意すべきポイントを教えて下さい。
ヒゲが第一印象に与える影響は大きいですし、清潔感を出すためにも、しっかりとお手入れをしていただきたいです。まずは剃り残しがあるというのはNGですが、間違ったひげ剃りで肌を傷つけることで起こる肌荒れなどに注意していただきたいです。日常のヒゲのお手入れでは、剃り残しがなく、肌へ余計な負担をかけないように気をつけることが必要でしょう。
その一方で、一般的に、男性のひげは年齢とともに濃く、太くなるといわれています。そのため、40歳以上の方であれば、ヒゲにも、その年齢に合ったお手入れの方法を意識することが重要です。多くの方が、剃りすぎで肌を守る角質まで傷つけたり、何度も同じ箇所を剃ることで必要以上に肌へ負担をかけたりしていると思いますが、是非、シェーバー選びにも注意してもらいたいです。
年齢や自身のヒゲの質に合わせて、“深剃り”と“肌へのやさしさ”を両立させたシェーバーを選ぶようにしましょう。また、毎日使うものなので、使いやすさも大切です。シェーバーを選ぶ際は、手になじみやすいか、顔やアゴの凹凸にしっかりフィットするかなどのポイントもチェックしてみて下さい。

<パナソニック 「5枚刃ラムダッシュ」 ES-LV96 (オープン価格)>
パナソニックのメンズシェーバーでは、旅行用のコンパクトサイズのシェーバーや、ヒゲ剃り初心者向けのスティックタイプのシェーバー、お風呂剃りができるものなど、幅広いアイテムをラインナップしています。自身のヒゲ質や目的に合わせて、最適なシェーバーを選ぶことが可能です。
その中でも、40歳オーバーの男性に特にオススメなのが、5枚刃の「ラムダッシュ」シリーズです。年齢とともに濃くなるヒゲにも負けない、3種5枚の外刃と世界最速駆動※の毎分約14,000ストロークの高速駆動で、パワフルかつ肌へのやさしさを実現したパナソニックの最上位モデル。肌への負担を減らしつつも、しっかりと深剃りすることができます。
「日本の技術を結集したプレミアムシェーバー」を謳う、本製品は、日本刀と同様の製法で焼き、鍛える鍛造の技で作られた“刃”と、世界最速駆動※を実現するリニアモーターの制御技術など日本が誇る「匠の技」と「先端技術」が特長です。まさに、“日本でしかつくれないシェーバー”に相応しい製品と言えるでしょう。
また、そんな「ラムダッシュ」は“使いやすさ”にも、独自のこだわりを持ちます。ヘッドに搭載したモーターを小型化することで実現した、流線形のフォルム。手のひらと指にしっかりとなじむ、握りやすいグリップ。ラムダッシュの機能美と使いやすさは、人間工学に基づいたエルゴカーブデザインが作り出しました。また、自在に動く「密着トレースヘッド」や丸みを帯びた刃面により、顔やアゴの凹凸にぴったりフィットしなめらかな剃り味を実現しています。

パナソニック株式会社 HP URL:http://panasonic.jp/
「ラムダッシュ」 HP URL:http://panasonic.jp/shaver/

※ 家庭用電気シェーバーにおいて(2014年8月現在、パナソニック社調べ)。

Q. 40歳オーバーの男性に注目した時に、最近の美容のトレンドがあれば、教えて下さい。
ヒゲだけに限らず、ヘアケアやボディケアなど、美容に関心の高い男性は増えてきています。いずれも、まずは清潔であることを心掛ける方が多いのではないでしょうか。40歳以上の方も、幅広くメンズビューティ製品を取り入れていただいております。
当社の製品では、頭皮ケアにおいては、シャワー時に手軽に使え確実に汚れを取り除く「音波頭皮ブラシ」や地肌をしっかり乾かして頭皮環境を整えるヘアドライヤー「ナノケア」が好評です。全身のムダ毛をカットし、匂いケアにもつながる「ボディシェーバー」や、印象を大きく左右する眉を整えるための「マユシェーバー」など、用途に合わせて手軽に取り入れられる製品など豊富なラインナップで展開しています。
エチケットの観点からも、是非、日常のお手入れに取り入れて頂きたいと思います。

◆ スタイリスト・吉川 浩太郎氏に聞く、40歳オーバーの男性に求められるファッションのポイント

次に、ファッションにおけるポイントについて、スタイリストの吉川 浩太郎氏にお話をうかがいました。40歳オーバーの男性に求められる“年相応の身だしなみ”。ファッションにおいては、どのような点に気をつけるべきなのでしょうか。吉川氏にアドバイスをいただきました。

Q. 40歳オーバーの男性のファッションにおける、最近のトレンドをお教え下さい。
ファッションにおいても、年相応の包容力がある大人の男性として認識されるものが好まれる傾向にあります。大人の男性としての余裕を失ってしまいがちな、必要以上に背伸びした無理に若くみせようとするファッションや、逆に老けこんで見えてしまうようなファッションは避けるべきです。
30代半ば~年相応程度に認識されるようなファッションが、重ねた年齢を魅力的に演出してくれます。ジャケットにカジュアルなコットンパンツを合わせるなど、固過ぎずアクティブな印象を演出してくれるキレイ目なカジュアルスタイルが、周囲からは期待される傾向にあるようです。

Q. ファッションにおいて、40歳オーバーの男性が気をつけるべきポイントをお教え下さい。
この年代の方のファッションにおいて最も気をつけてもらいたいのは、“サイズ感”です。
30代~40代にかけては、お腹が出てくるなど体型の変化が起きやすく、ついついそれに合わせたり、目立たなくしようとしたりして、大きいサイズの服を選んでしまいがちです。その結果、必要以上に身体が大きく見えてしまうオーバーサイズの服装に陥ってしまう傾向が見られます。しかし、その一方で、あまりにピッタリとしたタイトな服装は、一般の40歳以上の年代の方には似合わない上、かえって体型の変化を強調してしまうことになりかねません。服を選ぶ際には、試着を繰り返しつつ店員さんのアドバイスをもらいながら、自分の身体にフィットするサイズの服を見つけることをオススメします。
若い女性が40歳以上の男性に求めるのは、包容力や優しさといった経験や年齢に裏打ちされた“大人の余裕”です。若々しくありたいと必要以上に肩に力の入った服装には、かえって余裕を感じられません。また、動きやすさや体型カバーなどを優先した、ゆったりとした服装は実年齢より上に見られがちで、彼女たちが憧れる大人の男性像とフィットしなくなってしまいます。ジャケットやシャツ、パンツは身体にフィットした適度なゆとりがあるものを選び、スマートな体型を演出することが大切です。シューズも、スポーティなスニーカーや丸くぽってりとした革靴よりも、やや細身の革靴やレザースニーカーを選ぶことで、一気にアカぬけて見えます。
また、男性と女性の視点の違いにも注意をするべきでしょう。顔や胸、脚など、パーツに目が行く傾向がある男性に対して、女性は“全体のバランス = 雰囲気”を重要視する傾向があります。一点豪華主義ではなく、全身で統一感のあるコーディネートを通して、スマートな大人の男性像を作り上げることがポイントです。

[プロフィール] 吉川 浩太郎(ヨシカワ コウタロウ)
ファッションコンサルティング事業を手掛ける、株式会社ファッションスタイリストジャパンに所属するスタイリスト。
大学卒業後、大手紳士服専門店に入社。第一印象の大切さをより多くの人に伝えるために、イメージコンサルタント資格を取得後、テーラーとしてオーダースーツ作りに携わる。イメージコンサルタントとして独立した後、ファッションスタイリストジャパン社の「お客様の思いを形に出来るスタイリストを世の中に増やす」という同社の理念に共感し、参画。
一人ひとりの個性を引き出すカラーコーディネートを得意とし、ビジネスからカジュアルまで、幅広くコーディネートを提供している。

株式会社ファッションスタイリストジャパン HP
http://www.fashion-stylist.co.jp/


■ 総括  

枯れ専などのワードが注目を集めた2014年ですが、その中心にいたのは、ちょっぴり恋愛が苦手な女性や、同年代の男性との恋愛に疲れた女性でした。ここ数年間、“肉食女子⇔草食男子”という構図で語られる流れが続いていますが、女性も肉食系ばかりではありません。また、周囲からのこうしたイメージに疲れてしまったという人も少なくないでしょう。そんな中で、40歳オーバーの男性の包容力や安心感が改めて見直されていると言えるでしょう。一方で、このトレンドは男性にとっても大きな意味を持ちます。晩婚化が進む昨今。婚期を逃してしまってきた男性にとっては、最後のモテ期のチャンスとなるかもしれません。
そのためには、今回の調査からも明らかになったように、“年相応の身だしなみ”を意識することが重要です。美容、ファッションにかかわらず、自身の年齢、体型、体質、イメージなどを冷静にとらえ、自身に合った“身だしなみ”を演出できることが求められています。
そんな中では、“メイド・イン・ジャパン”のものを選ぶことも一つの手かもしれません。パナソニック「ラムダッシュ」のように、日本の技術や品質の高さというのは、すでに一つのブランドとなっています。それは、40歳オーバーの男性の年相応に足る、洗練されたイメージであると言えるでしょう。また、日本人にとっては、より自身に合ったものを選びやすいというのも特長です。分かりやすいところでは、海外の高級ブランドの服と比較すると良いでしょう。日本人の好みや体型を考えると、値段にかかわらず、こうしたファッションは一般の方には手を出しづらいものです。いかに素敵なブランドのアイテムでも、合わなければ、ご自身の魅力を引き出すには足りません。その魅力を演出することはできません。日本人には日本人の文化があり、体型や体質、好みやイメージにも、その特徴があります。だからこそ、迷った時には“メイド・イン・ジャパン”のものを選ぶというのもオススメです。
周囲に流されず、自分に合ったものを冷静に判断するのは簡単ではありません。だからこそ、それができる大人の男性は素敵に見えるのでしょう。これを機に、40歳オーバーの男性は、ご自身の身だしなみをいま一度振り返ってみてはいかがでしょうか。