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2014年8月15日

TVCM「世界は、ひとつずつ変えることができる。」~磁気テープ技術篇~ TVCM放映のご案内

平成26年8月15日(金)

富士フイルム株式会社


独自技術を通じて、社会貢献に取り組む企業姿勢を伝える
TVCM「世界は、ひとつずつ変えることができる。」
~磁気テープ技術篇~ TVCM放映のご案内
― 8月16日(土)より全国にて放映開始 ―

 富士フイルム株式会社(社長:中嶋成博)は、2007年秋より、様々な分野において、先進独自の技術で社会に貢献する当社の企業姿勢をお伝えするTVCMを展開しています。
 今回は、情報化社会で増え続ける膨大なデジタルデータを、安全に長期保存する当社の「磁気テープ技術」を紹介するTVCMを、8月16日(土)より放映いたします。

 現在、コンピューターやサーバーに保存されたデジタルデータが、様々な予期せぬアクシデントにより消失してしまう事故が発生するなど、世界中で増え続ける大切なデータをいかに守るかが社会的な課題となっています。      

 今回、富士フイルムは、世界で初めて、「バリウムフェライト(BaFe)特殊磁性体による磁気テープ」の開発に成功。従来に比べ長寿命化・大容量化が可能なこの磁気テープで、世界の膨大なデジタルデータを安全確実に長期保存することで、現代のデジタルデータ社会を支え、社会に貢献してまいります。

 ウェブサイト「and-fujifilm.jp」では、本シリーズで取り上げた独自技術についてより詳細な情報を公開しています。URL :  http://and-fujifilm.jp/  (富士フイルムサイト~世界は、ひとつずつ変えることができる。)

■ あらゆるものをデータ保存する、ビッグデータ時代。
 現在、デジタルデバイスやインターネットの普及により、あらゆるものがデジタルデータとして保存されており、生活・経済・科学・行政など様々な領域でデータが増え続ける「ビッグデータ時代」を迎えています。スマートフォンやパソコンで我々の生活が便利になればなるほど、保存が必要なデジタルデータが世界中で増え続けています。

■ ウイルス、ハッキング、落雷、自然災害など、絶えず危険にさらされる保存データ。
 デジタルデータは、多くの場合サーバーで保存されていますが、そこには絶えずデータ消失の危険が潜んでいます。例えば、ウイルスやハッキングなど外部からの攻撃、また落雷など自然災害によるデータセンターの被災、人為的な操作ミスやシステム障害など、思わぬアクシデントで、大切なデジタルデータが消失してしまう事故が近年発生しています。

■ そこで、富士フイルムが着目したのは、磁気テープでした。
長寿命・大容量を実現した、世界初 バリウムフェライト(BaFe)特殊磁性体。
 世界中で増え続ける大切なデジタルデータを、いかにして安全に守るか。膨大なデジタルデータのバックアップや、アーカイブの手段として、富士フイルムが着目したのは磁気テープでした。
 磁気テープを大容量化するためには、テープの表面に塗布されている磁性体の微粒子化が必要です。しかし、従来のテープで用いていたメタル磁性体(Metal Particle)では更なる微粒子化が難しく、テープの大容量化には新たな磁性体の開発が必要でした。そこで、富士フイルムはバリウムフェライト(BaFe)という素材に着目。バリウムフェライトはメタル磁性体(約40~100nm)の半分ほどのサイズであり、富士フイルムはそれを磁気テープの磁性体として応用することに世界で初めて成功したのです。ナノレベルの微粒子をコントロールする技術を用いて、バリウムフェライトの粒子を極小化、および均一に塗布することで、従来に比べはるかに長寿命かつ大容量の磁気テープを実現しました。

■ 気象データ、金融データ、宇宙開発データなど、世界中の大切なデータを保存。
 バリウムフェライトを用いた富士フイルムの磁気テープは、今、世界中の国々で次々と採用され、多様で膨大なデジタルデータの保存に活用されています。例えばフランス気象局では、毎日の気象観測データを、スイスなどの銀行では、経済・金融データを、世界中の宇宙開発機関では、宇宙の研究観測データが保存されています。このように、ビジネス、医療、学術研究、行政サービスなど、社会に必要とされる多種多様のデータを、安全確実に長期保存している実績があります。
 
 磁気テープは、民生用分野ではカセットテープやビデオテープなどとして使用されていました。一方、コンピュータ用分野では民間企業、銀行、研究機関、公官庁などで現在も使われ続けています。「ビッグデータ時代」を迎え、今後も世界中でさらなる需要増が期待されており、富士フイルムはIBMとの協同研究にて約154TBのカートリッジの実用化技術を検証するなど、大容量化に向けた技術開発も進めています。磁気テープは、現代のデジタルデータ社会を支えるという重要な役割を担っているのです。

■ 実在の研究員登場。 データ社会の、最後の最後を守るのはテープです。
 CMに登場するのは、バリウムフェライト磁性体の磁気テープ開発を手掛けた実在の研究員です。研究室の中央に浮かぶ、大きな地球型モニター(ホログラフィー)を前にして、真剣な表情の研究員。ウイルスに侵される世界や、落雷の閃光に包まれる地球など、データ消失の危機に襲われる世界を案じるかのように見つめています。

 その危機から、世界で増え続ける膨大なデータ、失ってはならないデータを守るため、研究員は磁気テープを手にとります。モニターに映し出される「世界初 バリウムフェライト特殊磁性体」とその粒子構造の電子顕微鏡写真。とても小さなナノレベルの技術を駆使して、長寿命・大容量の磁気テープが完成しました。

 モニターには、世界中でこのテープが採用された実例が紹介されます。気象データ(フランス気象局)、経済・金融データ(スイス銀行)、宇宙開発データ(宇宙開発機関)など、人類にとって、なくてはならない大切で膨大なデータを、このテープが安全確実に長期保存しているのです。

 テープを手にとった研究員の真剣な表情は、「世界中の大切なデータを、決して消失させてはならない。最後の最後はテープが守る。」という強い気持ちの表れです。CMの最後では、データを保存したテープが、まるで世界中の全ての出来事をデータにして保存するかのような、大きなテープストレージ(テープ保存庫)に収められます。

■ TVCMで使用した楽曲について
 本シリーズのCM音楽には、NEW YORKの「Q Department(キューデパートメント)」を起用しています。「Q Department(キューデパートメント)」は、NYを拠点にする最先端の音楽制作・サウンドデザイン集団として、CM・テレビ番組・インタラクティブ・ゲーム等で幅広く活躍しています。

■ ナレーターに、THE BOOM 宮沢和史さんを起用
 ナレーターには、ロックバンドのTHE BOOM、GANGA ZUMBAのボーカリスト、シンガーソングライター、俳優として幅広く活躍されている、宮沢和史(みやざわかずふみ)さんを起用しています。大ヒット曲「島唄」は、日本国内だけでなく世界中で知られており、日本を代表するミュージシャンの一人です。

■スタッフリスト
クリエイティブディレクター:TUGBOAT、赤石正人
CMプランナー:TUGBOAT、町田聖二
コピーライター:赤石正人
ディレクター:サノ☆ユタカ
撮影:石田東
プロデューサー:森崎秀嗣、豊岡将和
音楽プロデュース:MR.MUSIC 渡辺秀文
音楽制作:Q Department(キューデパートメント)
ナレーター:宮沢和史
クリエーティブエージェンシー:TUGBOAT
制作会社:ビスポークフィルム
広告会社:㈱電通