日本コーンスターチはNON-GMO異性化糖の製造を開始致しました。

2014/07/09

日本コーンスターチ株式会社

日本コーンスターチはNON-GMO異性化糖の製造を開始致しました。

総合澱粉メーカーの日本コーンスターチ株式会社(東京都港区 代表取締役社長 倉地聡一郎)はこの度、お客様のご要望にお応えすべく、NON-GMOトウモロコシを使用した異性化糖の製造を開始いたしました。

GMOトウモロコシが商用栽培・流通開始後、10年以上の歳月が過ぎ、生産農家にその優位性が認知されてきたうえ、2006年1月のブッシュ米大統領(当時)の一般教書演説でのエタノール生産拡大発言などから、GMOトウモロコシの作付比率は年々アップし、2012年には約89%まで拡大しております。

このため、NON-GMOトウモロコシを安定的に確保することは、年を追うごとに厳しくなり、当業界内でも、NON-GMOトウモロコシを原料にした製品の生産を中止する動きが出始めました。

このようななか、弊社では2000年1月よりNON-GMOコーンスターチの分別製造を行って参りましたが、お客様からのご要望もあり、この度、数十億円をかけ異性化糖設備の増強工事を行うとともに、NON-GMO異性化糖の製造ができるようにラインを増強いたしました。NON-GMO異性化糖の製造能力は約数百t/月です。

また弊社では、業界初のFSSC22000認証取得や高性能機器による、製品毎の「放射線量の測定」、におい識別装置による「においの数値化の実施」、またこの9月には食品業界で初となる、BCMS(事業マネジメントシステム)の国際規格であるISO22301の認証を取得いたしました。

今後の日本コーンスターチは総合澱粉メーカーとして、お客様からのご要望に、きめ細やかに対応した「安心」「安全」そして「高品質」の商品を、「万全の供給体制」でお届けすべく日々邁進していきます。

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