米国司法省元高官ラニー・ブルーアー氏が日本初登壇!第5回 ACFE JAPAN カンファレンスを開催

一般社団法人 日本公認不正検査士協会(ACFE JAPAN)は、第5回 ACFE JAPAN カンファレンスを2014年10月10日に開催します。 米国司法省の中枢で、不正対策のための法の適用・執行を司ってきたラニー・ブルーアー氏が企業不正について講演、日本初登壇します。

2014年7月8日

一般社団法人 日本公認不正検査士協会

米国司法省元高官のラニー・ブルーアー氏が企業不正に関して講演、日本初登壇!

第5回 ACFE JAPAN カンファレンス 2014年10月10日に開催

仮題「グローバル・ビジネスにおける不正リスク」

一般社団法人 日本公認不正検査士協会(ACFE JAPAN)

(所在地:東京都千代田区神田駿河台3-4 龍名館本店ビル12階 理事長:濱田 眞樹人)は、第5回 ACFE JAPAN カンファレンスを2014年10月10日に開催します。

■開催主旨

仮題「グローバル・ビジネスにおける不正リスク」

グローバル化のもと、多くの日本企業が海外の市場で戦い、取引や雇用にも多様性を受け入れる必要に迫られています。企業不正のリスク管理に関しても、日本国内だけの論理では成り立たず、グループ企業も含めての対策を行うことが必要です。特に米国における近年の日本企業のカルテルや贈収賄の摘発では、数百億円単位の罰金や日本人社員に米国で禁錮刑が科される事例が多発しています。 本カンファレンスでは、実際に摘発を経験した経営者や対策を担当する弁護士の解説、米国司法省の中枢で法の執行を担当した元高官から反トラスト法や腐敗防止法(FCPA)の摘発・執行に関する考え方、米国外企業、特に摘発が進む日本企業のこれらの問題に関する対応について聞くことによって、我々が取り組むべき喫緊の課題について探ります。

米国司法省の中枢で、まさにこれらの法の適用・執行を司ってきたラニー・ブルーアー弁護士(FCPAガイドラインの冒頭で、司法省の責任者としてこれにサインをしているのが同弁護士です)に、司法省としてのカルテルやFCPAの摘発・執行に関するスタンスや考え方、米国外企業、特に日本企業の取り組みや対応についての印象や課題等を率直に語ってもらうことにより、グローバルに活躍する日本企業に、経営を左右しかねない意味を持つ課題であることをより強く認識いただけると考えます。

■基調講演の内容

カルテルと海外贈収賄の問題について次の点をテーマに講演いただく予定です。

● 米国政府、司法省としてどのようなスタンスで法を執行し、摘発しているのか

● なぜ米国外企業がその対象となってるのか

● 特に日本企業がターゲットとなっているのは狙い撃ちではないのか

● 米国企業はその規模に応じてどのような対策をとっているのか

● 厳しいビジネス環境の中で米国企業がコストを投じて対策を立てる理由

● 日本企業や日本以外の米国外企業の対策の状況

今後の執行の方向性についての見通し、等のグローバルに活躍する日本企業が経営を左右しかねない意味を持つ課題であるとの認識を深める契機となる講演です。

■基調講演登壇者

ラニー・ブルーアー(Lanny Breuer)氏

1989 年 コビントン・バーリング法律事務所入所。

1995 年 同法律事務所パートナー就任。

1997 年 クリントン大統領特別法律顧問(Special Counsel)就任。

1999 年 コビントン・バーリング法律事務所に復帰。ホワイト・カラー容疑者弁護・調査部

(White Collar Defense & Investigations Practice Group)共同部長就任。

2009 年 米国司法省刑事局司法次官補(Assistant Attorney General for Criminal Division)就任。

海外腐敗行為防止法、金融詐欺、汚職、サイバー犯罪、医療保険詐欺、マネー・ロンダリング(資金洗浄)などの

問題を含め一連の連邦法執行優先施策の国家リーダーとしての地位を確立し、多数の著名な訴追を指揮。

また「海外腐敗行為防止法遵守のため手引き」(Resource Guide to the U.S. Foreign Corrupt Practices Act)の作成・出版を監督。

2013 年 コビントン・バーリング法律事務所に副会長として復帰。金融不正調査、腐敗行為関連の案件、その他の複雑な法的、政治的、対社会関係のリスクが伴う刑法・民法関連の案件を専門としてクライアントに助言を行っている。

■各プログラムの登壇者(掲載は50音順)

・茅野 みつる 氏

伊藤忠商事株式会社 執行役員 法務部部長 カリフォルニア州弁護士

スミス・カレッジ卒業(BA cum laude)、コーネル・ロースクール修了(JD)。

カリフォルニア州弁護士。国際法律事務所のパートナーを経て、現在、伊藤忠商事株式会社 執行役員 法務部長。

・八田 進二 氏

青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科 教授

ACFE JAPAN評議員会副会長

金融庁企業会計審議会臨時委員

(監査部会)

会計大学院協会相談役

・濱田 眞樹人 氏

博士(経営管理学)立教大学。CFE、CIA、米国イリノイ州CPA。

ACFE JAPAN理事長、立教大学大学院

ビジネスデザイン研究科 特任教授、 JUSCPA(Japan Society of USCPAs)

副幹事長

・山口 利昭 氏

山口利昭法律事務所 弁護士 公認不正検査士

・結城 大輔 氏

のぞみ総合法律事務所 弁護士、ニューヨーク州弁護士

Of Counsel - Moses & Singer LLP

Foreign Attorney - Liner Grode Stein Yankelevitz Sunshine Regenstreif & Taylor

■場所

御茶ノ水 ソラシティカンファレンスセンター

■お問い合わせ先・参加お申込み先

一般社団法人 日本公認不正検査士協会(ACFE JAPAN)

http://www.acfe.jp/

info@acfe.jp

カンファレンス特設サイト

http://www.acfe.jp/events/j_conf/

■過去のカンファレンス基調講演者

・元AIJ投資顧問企画部長 九条 清隆氏「AIJ事件に見る不正」

・ジャーナリスト高橋 篤史氏「粉飾決算を嗅ぎわける記者の直感」

・オリンパス元代表取締役 マイケル・ウッドフォード氏「身を賭して真実を追求する事の代償」

・東京証券取引所自主規制法人理事長 林 正和氏「不正のない公正な市場を目指して」

・米国ACFE理事長 ジョナサン・ターナー氏「不正に対する世界的な取り組み」

・金融庁 検査局 総務課長 佐々木 清隆氏

※肩書きは講演当時のもの

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  • 所在地 東京
  • 業種 各種団体
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