富士山世界遺産登録1周年記念式典①

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2014年6月25日

富士山世界遺産登録1周年記念式典

2014年6月25日

静岡県

富士山世界遺産登録1周年記念式典開催

富士山が世界文化遺産に登録されて1周年となった22日、
静岡県沼津市のプラサヴェルデでは、静岡・山梨両県知事ら約600人が出席し、
世界遺産登録1周年記念式典と、「富士の国づくり推進会議」の発足式が開かれた。

式典には、川勝平太・静岡県知事、横内正明・山梨県知事や両県選出の国会議員、市町村長や
富士山に関する活動をする団体関係者が出席し、世界遺産認定書のレプリカの披露や、
富士山の文化的価値を全国に広める「『富士の国』づくり推進会議」の発足式が行われた。

川勝平太・静岡県知事は「世界の宝となった富士の姿に恥じない人を作り、地域を作り、
国を作って行かなければならない。富士山を大切にすることで国土を美しくしていく」と語り、
物の豊かさと心の豊かさを調和させた「富士の国」作りに意欲を示した。

横内正明・山梨県知事は、国際記念物遺跡会議(イコモス)から2016年2月までに保全状況報告書
の提出が求められていることに触れ「観光事業者に新しい規制を加えるのは心苦しいが、
富士山の保全が世界遺産としての価値を高め、周辺地域のより質の高い国際観光地化につながる」と述べた。

また、富士山の価値を後世に継承する運動を広げるため、中曽根康弘元首相を最高名誉顧問とする
「富士の国づくり推進会議」の発足式では、静岡・山梨両県の知事、県議会議長、経済界代表のほか、
認定NPO法人富士山世界遺産国民会議理事長の遠山敦子元文科相ら9人が共同代表に就任。
「自然に対し畏敬の念を持つ」「自然環境、生活環境、そして心の清らかな『美』を保つ」など
8か条の行動規範が披露された。

式典では、「富士の国づくり推進会議」最高顧問に就任した哲学者の梅原猛氏(国際日本文化研究センター
顧問)が「日本文化の使命と富士」と題して基調講演を行った。

講演では、「巨大な森と海が日本の原型」と述べ、三保松原を構成資産に含んだことを「英断」と評価。
近代化の中でも森を守ってきた日本文化をたたえ、人類が一致協力して環境を守ることの重要性を
指摘した。

■富士山世界遺産登録1周年記念式典
 日時:平成26年6月22日(日) 13:30~16:00
 会場:ふじのくに千本松フォーラム「Plaza Verde」1階 コンベンションホールA
 住所:静岡県沼津市大手町1-1-4
 主催:静岡県・山梨県