おいしい　ふくしま、できました。春野菜トップセールスを開催

2014/5/25 19:02

福島県、JAグループ福島、イオンリテール株式会社は、福島県の旬の野菜、鮮魚のおいしさを広く紹介することを目的とした「おいしい　ふくしま、できました。福が満開フェア」の開催を記念し、「おいしい　ふくしま、できました。春野菜トップセールス」を5月25日（日）に、イオン品川シーサイド店で開催しました。

2014年5月25日

福島県農林水産部農産物流通課

おいしい　ふくしま、できました。春野菜トップセールスを開催

　当日は、佐藤雄平福島県知事、庄條徳一JAグループ福島会長、梅本和典イオンリテール株式会社代表取締役社長が登壇しました。

　佐藤知事は「東日本大震災から3年2カ月が経ちました。福島県は地震、津波、原発といった災害を受けましたが、皆様の心温まる様々なご支援で元気を取り戻しつつあります。ですが、農産物に対する風評が払拭できていないのが現状です。福島県は農林水産業を基幹産業としているので、農林水産業の元気を取り戻すことが復興につながります。例えばお米の全量全袋検査を行っているのは福島県だけです。ぜひ正しい知識を認識していただき、安心して福島県のおいしいお米を食べていただきたいです」と挨拶しました。続いて庄條会長は「東日本大震災から3年2カ月が経ちましたが、その間、物心両面のご支援や励ましをいただき、感謝申し上げます。一日も早く復興することが皆様への恩返しにつながると考えています。」とコメント。さらに梅本社長は「イオンは、福島県南相馬市のがれきを撤去するボランティア、童謡コンサートに南相馬市のお子様をご招待するなど、福島県の未来を元気にするための取り組みを行っています。福島県の雄大な自然で育ったアスパラガスなどの春野菜を数多くフェアで紹介しています。ぜひお試しください。」と会場に呼び掛けました。

　さらに「あったかふくしま観光交流大使」を務められている元宝塚歌劇団星組・雪組トップ娘役で女優の白羽ゆりさんが登場。福島県産の春野菜のおいしさと魅力について、佐藤知事らとトークセッションを行いました。白羽さんは「2009年に宝塚を卒業してから地元である福島県に貢献したいと思い、「あったかふくしま観光交流大使」を務めさせていただき、今は震災復興を応援するイベントなどに参加させて頂いています！」とコメントしました。その後、福島県の春野菜の魅力についてトークセッションを行いました。佐藤知事は「福島の気候は寒暖の差が激しいです。そのためうまみが凝縮されて、食べ物がおいしくなります。」とアピール。さらに庄條会長も「豊穣な大地から美味しい野菜が作られます。とくにアスパラガスはグリーン、ホワイト、紫と3色あり、それぞれ違った味わいです。ぜひ食べ比べて下さい。」とその魅力について語りました。白羽さんは「親戚が農家だったので、福島のキュウリやトマトはしょっちゅう食べていました。また桃、梨、リンゴは常に箱買いしてあり、食べたい時にいつでも食べられる環境でした。美容と健康のケアにも、福島県産フルーツを朝に食べることがオススメです。」とオススメの食べ方をアドバイスしました。

　トークセッション中、実際に福島県産のグリーンアスパラガスとさやえんどうを試食した白羽さんは「旬の食材は美味しいですね！」、梅本社長は「味が濃くてビタミンの塊のようで美味しいです！」と絶賛しました。

　最後に、白羽さんは「福島県産の美味しいお米から作られる日本酒はとても美味しく、私も大好きです。お酒が好きな方は酒蔵巡りもオススメです。食を楽しんでいただくことに加えて、ぜひ酒蔵巡りなど福島県に足を運んでいただき、地元の温かい人々とも触れ合ってください。」とPRしました。

　また、同県の復興のシンボルキャラクターである「キビタン」や、ふくしま農業ＰＲサポーターズ（スパリゾートハワイアンズの「フラガール」）の面々も駆けつけ、軽快なダンスやトークでイベントを盛り上げました。

イベント終了後には、来場した一般の方々に、佐藤知事、庄條会長、梅本社長、白羽さんから福島県の特産品（ふくしま米「天のつぶ」、ブロッコリー、さやえんどう）が手渡しされました。

【おいしい　ふくしま、できました。春野菜トップセールス　概要】

■日時　　5月25日（日）15：00～15：40

■会場　　イオン品川シーサイド店　本館地下1階　特設会場（食品売場）

　　　　　（東京都品川区東品川4-12-5）

■出席者　佐藤　雄平（福島県知事）

　　　　　庄條　徳一（ＪＡグループ福島　会長）

　　　　　梅本　和典（イオンリテール株式会社　代表取締役社長）

　　　　　白羽　ゆりさん