「昭和の日」の日は“昭和映画”でキマリ!

ハピネット

2014年4月28日

ハピネット ピクチャーズユニット

4月29日は「昭和の日」。昭和の時代「天皇誕生日」という祝日だったこの日は、昭和天皇が崩御されたことを受けて年号が平成に改まり、「天皇誕生日」も平成元年から「みどりの日」となりました。その後、「国民の祝日に関する法律」(祝日法)が改正され「昭和の日」となった1年に1度のこの日にちなみ、昭和の名作映画を通してあまずっぱい青春や活気あふれる昭和の時代を振り返ってみませんか?

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昭和30年代当時の雰囲気を知るには、昭和30年代に作られた映画を観るのがいちばん

映画『三丁目の夕日』で昭和30年代の風景が、当時を知らない世代にも“まだ見ぬ懐かしい情景”として注目を集めたことは記憶に新しく、“あの頃”の写真集なども書店に並んでいますが、当時の雰囲気を知るには、昭和30年代に作られた映画を観るのがいちばんです。そこに走っているクルマや、街角を歩いている人々、主人公が何気なく入るラーメン屋や喫茶店の物価、それに登場人物たちの行動原理も当時のモラルなのです。

例えば、石原慎太郎の芥川賞受賞作の映画化『太陽の季節』(1956年)で描かれたアンモラルな若者たちのセンセーショナルな生態は、現在の眼でみれば、さほど無軌道には見えないかもしれません。しかしその温度差を感じることで、昭和31年の大人がどんなことに眉をひそめたか、を知ることが出来るのです。同時に、いつの世にも若者たちは“大人は何もわかっちゃいない”と反抗していたこともわかります。それもまた映画の味わいの一つだと思います。

その『太陽の季節』では、ほんのわずかの出演で、強烈な印象をもたらした石原裕次郎の映画デビューの姿を楽しむことができます。“映画スター裕次郎誕生の瞬間”を、遅れて来た世代でも体感できるのです。続く『狂った果実』(1956年)では、その裕次郎が堂々の主演デビューを果たし、後に結婚することになる北原三枝とラブシーンを演じています。そのキスシーンで、ウクレレ片手に裕次郎が歌う「想い出」は、歌手・石原裕次郎のデビュー曲です。

また60年安保後の若者たちの理想的なライフスタイルを提示した、東宝の加山雄三の「若大将シリーズ」を観ると、かつて反抗する若者として描かれていた青年が、“期待すべき青年像”へとシフトしていることがわかります。同時に、東京麻布の老舗のすき焼き屋・田能久の跡取り息子・田沼雄一(加山雄三)は、実に魅力的です。スポーツ万能、女の子にはモテモテ、頼まれたらイヤとはいえない坊ちゃん気質、オリジナルの歌を歌う姿は、同時代のエルビス・プレスリー映画が、もたらした影響も感じさせてくれるのです。

一方、歌謡界の伝説となっている、美空ひばりの少女時代の松竹作品から、黄金時代の東映時代劇まで味わうことが出来るのもDVDのお陰です。昭和20年代、まだ焼け跡が残っていた戦後日本に夢と勇気を与えた、美空ひばりの姿は、アーティストのアーリー・デイズを知るということでも、“映画は待ってくれている”のです。

公式サイト「昭和キネマ横丁で味わう日本映画黄金時代」より抜粋(著:娯楽映画研究家 佐藤利明氏)

※レンタルDVD店によってはお取り扱いのない作品もございます。詳しくは店舗スタッフにお尋ねください。

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