「健康づくり大キャンペーン」第一弾 いきいき健康大使任命式

厚生労働省

2013年9月17日

厚生労働省

『国民の「健康寿命」の延伸』を目的とした

「健康づくり大キャンペーン」第一弾

いきいき健康大使任命式

三浦雄一郎さん、有森裕子さん、平原綾香さんが

「いきいき健康大使」に就任!

 厚生労働省は、9月17日(火)に厚生労働大臣室にて、「いきいき健康大使任命式」を開催いたしました。

 厚生労働省では本日より、「健康づくり大キャンペーン」を開始いたします。これは、「日本再興戦略」において、戦略市場創造プランの柱の一つとして、『国民の「健康寿命」の延伸』がテーマとして掲げられたことから開始するものです。

 本イベントは、キャンペーンの第一弾となります。本イベントでは、国民の関心を十分に喚起し、国民一人一人への健康づくりに対する意識を変革していただくために、60歳以上代表としてプロスキーヤーであり冒険家でもある三浦雄一郎さん、40歳代代表として女子マラソン五輪メダリストの有森裕子さん、20歳代代表としてシンガーソングライターの平原綾香さんを、各分野・各年代で健康的に活躍されている「いきいき健康大使」として任命いたしました。

 大勢の報道陣が詰めかけるなか、厚生労働大臣室にて、終始にこやかに式が行われました。はじめに田村厚生労働大臣が、「健康づくり大キャンペーン」のスタートを機に、2013年を「予防元年」にする、と宣言。続いて、大使となる3名に任命書が授与されました。

 その後、大使3名と田村大臣で歓談を行い、大使それぞれの健康法などをうかがいました。

80歳でエベレスト登頂を達成した三浦さんは、「次は85歳で、エベレストを目指したい」と意欲にあふれている様子でした。

 有森さんは、現役時代と今の健康法の違いについて聞かれると、「現役時代はストイックな、走るための健康づくりでした。今は、その健康法を残すものは残しています。また、食べるものを選ぶようになりました。」とコメント。現役時代の走行距離を聞かれると、「毎日40キロ。月間1200キロでした。」と語り、田村大臣を驚かせていました。

 平原さんは、歌のために心がけている健康法として、「寝る時が勝負です。口を開けない、お腹が冷えないように気を遣っています。」と明かし、食事については「食べたものはそのまま歌のエネルギーになります。」と語りました。

                      ≪ 記 ≫

【名  称】いきいき健康大使任命式

【 日 時 】2013年9月17 日(火)11:45~12:00

【 会  場 】厚生労働大臣室

【登 壇 者】厚生労働大臣 田村憲久

【ゲ ス ト】三浦雄一郎さん(プロスキーヤー、冒険家)、有森裕子さん(女子マラソン五輪メダリスト)、平原綾香さん(シンガーソングライター)

【 内  容 】

・11:45~ いきいき健康大使任命式

 田村憲久厚生労働大臣より三浦雄一郎さん、有森裕子さん、平原綾香さんに任命書を授与

・11:55~ 田村大臣、とかしき政務官、丸川政務官と大使3名による歓談

            

【いきいき健康大使のご紹介】

○三浦雄一郎さん(青森県出身:昭和7年10月12日生まれ)

プロスキーヤー、冒険家。現在80歳という高齢ながら、今年5月に3度目のエベレスト登頂に成功し、ギネス認定の世界最高年齢登頂記録を更新するなど、健康寿命の延伸に寄与。誰もが認める健康な高齢者の代表。

○有森裕子さん(岡山県出身:昭和41年12月17日生まれ)

女子マラソン五輪メダリスト(バルセロナ銀、アトランタ銅)で、2020年東京オリンピック招致オリンピアンであり、国際オリンピック委員会(IOC)の開催されたブエノスアイレスに帯同され、東京誘致に尽力されました。様々なスポーツイベント、講演で「頑張ることの大切さ」を訴え続け、国民の健康づくりに実績を残している。40歳代(現在46歳)代表。

○平原綾香さん(東京都出身:昭和59年5月9日生まれ)

昨年から「健康寿命をのばそう!応援団」として、啓発ポスターに載るなどの協力をいただいています。2006年トリノオリンピックの公式テーマソングを歌うなど、スポーツイベントにも関連があり、本人も水泳とバレエを長く続けており、健康に強い関心を持っています。若者に人気のあるシンガーソングライターとして活躍中。20歳代(現在29歳)代表。

※ご参考※

■健康寿命とは

 人の寿命における「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」を意味し、2013(平成25)年4月から始まった「健康日本21(第二次)」においては、『健康寿命の延伸と健康格差の縮小』が目標になっています。

 平成22年の健康寿命の調査結果では、男性の平均寿命79.55歳に対して健康寿命70.42歳、その差9.13年、女性の平均寿命86.30歳に対して健康寿命73.62歳、その差12.68年となっています。日本は世界トップクラスの長寿国でありますが、天寿を全うするその日まで、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活ができているとは言えない現状があり、それを改善するためには、平均寿命の増加分を上回る健康寿命の増加、いわゆる健康寿命の延伸が目標となります。

■いきいき健康大使とは

 平成25年6月14日に閣議決定された「日本再興戦略」において、『国民の健康寿命の延伸』が掲げられているように、特定健診等の各種健診制度による生活習慣病をはじめとした疾病の予防・早期発見を図ることなどが重要と考えられます。

 いきいき健康大使には、生活習慣病予防の各種イベントに参加していただき、例えば、各種健診の定期的な受診の必要性について普及・啓発をしていただくなど、国民一人一人の健康づくりに対する意識を変革していただきたいと考えています。

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平均寿命と健康寿命の差

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