オランダのソーシャルメディア・エージェンシー「ソーシャル・エンバシー社」を買収

電通

電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、同社傘下のイージス・メディアを通して、オランダの有力なソーシャルメディア・エージェンシーであるソーシャル・エンバシー社を100%買収いたしました。

2013年5月23日

株式会社 電通

オランダのソーシャルメディア・エージェンシー「ソーシャル・エンバシー社」を買収

株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直、資本金:589億6710万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、同社傘下のイージス・メディアを通して、オランダの有力なソーシャルメディア・エージェンシーである「Social Embassy」(以下 ソーシャル・エンバシー社)を100%買収いたしました。

 アムステルダムに本拠地を置くソーシャル・エンバシー社は2008年設立のベンチャー企業ではあるものの、すでに複数のグローバル企業を相手に専門的なサービスを提供しており、同国におけるソーシャルメディア領域のリーディングカンパニーへと成長しています。

 本件買収の狙いは、ソーシャルメディアに関するコンサルティングやコミュニティー管理、また広告展開に強みを持つソーシャル・エンバシー社をグループ内に収め、同時にイージス・メディア傘下のグローバル・ネットワーク・ブランドであるIsobar(アイソバー)の同国におけるソーシャルチームと連携させることで、クライアント向けに提供するサービスの幅を広げ、収益を拡大していくことにあります。

オランダ市場における当社グループは、傘下のイージス・メディアを通してすでにデジタルメディアの事業では強いポジションを確立しています。ここに新たにソーシャルメディア領域の専門性と強固な顧客基盤が加わるため、そのポジションはより盤石なものとなります。

今後は、デジタル領域における統合力やスケールメリットを生かしたキャンペーン展開などに注力していくことで、同国における当社グループの競争優位性をさらに高めてまいります。

なお、本件が当社の平成26年3月期の連結業績に与える影響は軽微です。

ソーシャル・エンバシー社の概要は次ページのとおりです。

【ソーシャル・エンバシー社の概要】

社  名  : ソーシャル・エンバシー社(Social Embassy B.V.) 

本社所在地 : オランダ・アムステルダム市

設  立  : 2008年

資 本 金   : 40,000ユーロ

売上総利益 : 2,515,000ユーロ(約3.2億円) ※2012年度実績

主要経営陣 : 創業者   Steven Jongeneel

        社長    Vivian Opsteegh 

共同創業者 Niels van der Velden

従業員数  : 30名

事業内容  : ソーシャルメディアのコンサルティング/コミュニティー管理/広告事業

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