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2013年5月7日

業界初・岡村製作所の収蔵庫扉が2時間耐火試験に合格

2013年5月7日

株式会社岡村製作所

業界初・岡村製作所の収蔵庫扉が2時間耐火試験に合格

株式会社 岡村製作所(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:中村 雅行)の収蔵庫扉(片開き/両開き)は、日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会(日セフ連、http://www.nihon-safe.jp/)が制定している「金庫設備試験規格」の2時間耐火試験に業界で初めて合格いたしました。
収蔵庫扉とは、国宝や重要文化財などの保管室出入り口に設置される専用扉です。収蔵庫扉の2時間耐火試験は、火災を想定した約1,000℃の加熱温度に対して庫内温度を80℃以下(絵画などが変色・劣化しない温度)に保つことが規定されています。
2時間耐火試験と防盗性能の評価基準となる防盗試験を併せてクリアしたオカムラの収蔵庫扉は、高い耐火性と防盗性、気密性を兼ね備え、万が一の災害や盗難から文化財を守ります。

― 耐火試験について ― 
セキュリティに関する関心が高まる中、金庫設備を構成する扉、壁、天井、床の持つべき防盗性能・および防火性能の基準設定を目的として、日セフ連が「金庫設備試験規格」を制定しています。
今回の試験対象となった2時間耐火試験は、規定に則り対象製品を2時間加熱し、庫内温度を測定することで火災に対する耐久性や安全性を検証するものです。
収蔵庫扉として2時間の耐火試験をクリアしたのは、今回が業界初の実績となり、岡村製作所の収蔵庫扉の高い安全性が証明されました。
厳しい基準をクリアできた要因としては、断熱効果が高い素材と構造を採用したこと、徹底した品質管理のもと、従来にない高品質な収蔵庫扉であったことがあげられます。

― 収蔵庫扉について ―
2時間耐火扉と30分耐火扉の2種類を品揃えしています。連続2時間の加熱温度に対して庫内温度を80℃以下に抑えることができる2時間耐火扉と連続30分の加熱温度に対して庫内温度を80℃以下に抑えることができる30分耐火扉です。それぞれ、片開き扉と両開き扉をラインナップすることで、設置目的とレイアウトにあわせて最適な扉をお選び頂けます。
防盗性能も高く、百万変換ダイヤル錠とシリンダー錠の2重ロックでセキュリティ性能を高めます。
また、扉四方枠に防湿パッキンを設置することで高い気密性と防湿性を実現しています。
床は段差のないフラット構造を採用し、収蔵品の出し入れも安全に行えます。また、万が一庫内に閉じ込められた場合でも、非常脱出機能を備えています。

なお、東日本大震災では、津波で水没した収蔵庫に採用されていたオカムラの収蔵庫扉によって、浸水を床上からわずか2cmに止め、文化財を守った実績に対して文化庁から高い評価を頂きました。
文化庁は「東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業(文化財レスキュー事業)」において、収蔵庫の出入り口に収蔵庫扉を設置する必要性を認め、関係各所へ啓蒙活動を行っています。