◎慎重ながら楽観的な2013年見通し BMWグループ
◎慎重ながら楽観的な2013年見通し BMWグループ
AsiaNet 52456
共同JBN 0296 （2013.3.19）
◎慎重ながら楽観的な2013年見通し BMWグループ
【ミュンヘン2013年3月19日PRN＝共同JBN】
厳しい環境での野心的な目標
2013年の販売台数を新記録にすると設定
税引き前収益を前年レベルと想定
新技術および新モデル開発に向けた高い投資率
自動車部門の金利・税引き前利益（EBIT）マージンは8%から10%に設定
事業戦略Strategy Number ONEの中間目標すべてを完全達成
ライトホーファー会長「BMW i3数百台の予約を受注」
記録破りの2012年を達成し、BMWグループの今年12カ月の決算期間の見通しは、継続的に厳しく、かつ予測困難な経済環境の中で設定した野心的な目標に基づき、慎重ながらも楽観的である。BMW AGのノルベルト・ライトホーファー取締役会長は19日、ミュンヘンで開かれた年次決算に関する記者会見の席で「われわれは今年も販売台数の増大、すなわち売上高の新記録の達成を目指している」と述べた。
（Photo: http://photos.prnewswire.com/prnh/20130319/601726）
BMWグループは同社の製品に対する根強い需要があることを考慮し、2013年も生産量拡大のために投資を継続するので、引き続き成功達成が可能である。新規技術および車両コンセプトに関する2013年の開発コストも引き続き増額する。2013年だけでも11のニューモデルを発表する。2014年末までに、約25の新モデルが製品に加わり、その中でも10のモデルは全く新しいモデルとなる。
ライトホーファー会長はさらに「新規の技術およびモデルに加え、生産ネットワークへの投資に対する支出水準も高く維持するので、われわれはグループの税引き前利益が新記録となった2012年と同じ水準を計上できると見込んでいる」と語った。
自動車部門は前述の追加コストが発生はするが、今年のEBITマージンは引き続き8%から10%になると予測する。この数字は2013年以降も持続できるEBITマージンとみられている。ただし、政治、経済の進展に応じて、実際の収益が目標を上回ったり下回ったりすることもある。
モーターサイクル部門は、R 1200 GSのような魅力ある新モデルのおかげで、BMWブランドに対する今年の売上高増大を予測する。言い換えれば、これは同部門の売上高および収益をさらに押し上げることになる。
金融サービス部門もまた好業績を記録し、少なくとも18%の株主資本利益（ROE）を達成することに変わりはない。
今年の見通しは世界経済の状況に大幅な変動がないとの前提に基づいている。
▽Strategy Number ONE：その3分の1を成功裏に完了
BMWグループは2007年以来、Strategy Number ONEを精力的に追求し成功してきた。これによって、BMWグループは目標としてきた、大幅な収益性と競争力をつける効果を上げた。同グループはまた将来の課題に対処できる絶好の立場にある。ライトホーファー会長は「われわれはこれまでに当社の戦略の3分の1を成功裏に完了した。すべての中間目標は完全に達成された」と述べた。
税引き前のグループ収益は2007年から2012年までの間に2倍になった。10.9%を達成した自動車部門の昨年度のEBITマージンは、8%から10%と設定された目標数字を超えた。比較例を以下に挙げる。同部門の2006年のEBITマージンはまだ6.4%の水準だった。金融サービス部門の2012年の株主資本利益（ROE）は21.2%だった（Number One目標18%よりも大きい）。決算数字の改善は株価にも反映されている。2007年末から2012年末の間にBMW普通株価は約70%上昇した。
Strategy Number ONEはまた、BMW i3などの数多くの革新的な自動車コンセプトを生み出し、EfficientDynamics技術により燃料消費量を軽減する点で顕著な進歩をもたらした。2013年から、73のBMWグループモデルの二酸化炭素排出量は、1キロ走行当たり140グラムを超えていない。5年前では同条件に該当するモデルは27だった。BMW車両の平均燃料消費量は、100キロ走行当たりディーゼルが5リットル、ガソリンが6.3リットルである。
BMWグループは2020年までStrategy Number ONEを厳密に履行し、収益性のある成長を保持していく。2016年の目標として、BMW、MINI、ロールスロイスの製品200万台以上を販売することを掲げている。
▽BMW i3に数百台単位の予約注文
BMWグループは2013年、モビリティの電動化に極めて注目している。ライトホーファー会長は「あえて危険を冒そうとするものだけに未来がある」と述べた。最初のプリシリーズBMW i3は2013年1月から生産段階に入った。この革新的な車両は都市環境で使用する際にゼロ排気で走行できるように特別設計されており、今年末までに市場投入される。ライトホーファー会長は「BMW i3に対して数百台の予約注文をすでに受け取っている」と語った。
BMW i3は、炭素繊維強化プラスチック（CFRP）製のパッセンジャー・コンパートメント、アルミニウム車体により構成されており、軽量構造の分野で新たな基準を設定した。i3は従来の電気自動車に比べ250キロから350キロ軽量になる。
BMW i3は航続距離が約150キロあり、これはMINI、BMW Active Eテスト車両から集積された経験値に基づき大概の状況に間違いなく十分間に合うことがわかっている。顧客はまた、いわゆるレンジ・エクステンダーをオプションとして装備することによってこの能力を拡大することが可能である。生産時間は、他社にはない生産方法とアセンブリー部品数の大幅削減によって格段に短縮される。BMW i3は従来の車両を生産するために必要だった時間のほんの半分しか必要としない。
世界の都市部で高まる環境保護を克服するには、ゼロエミッション技術の利用を避けて通ることはできない。ライトホーファー会長は「中期的にみて、現実の大都市は代替走行システムの利用を奨励する以外に選択の余地はない」と強調した。例えば北京の電気自動車は、ナンバープレートの割り当て手続きと手数料をすでに免除されている。
▽ライトホーファー会長：BMWグループの企業史上2012年は最高の年
BMWグループは2012年度をすばらしかった年として振り返ることができる。ライトホーファー会長は「昨年は、販売総数、売上高、グループの収益で新記録を達成し、BMWグループにとって社の歴史上最も成功を収めた年だった」と語った。
前年比売上高は11.7%上昇し、768億4800万ユーロ（2011年：688億2100万ユーロ）だった。新技術導入や人件費コストの大幅上昇にもかかわらず、収益は新記録となり支払金利前税引き前利益（EBIT）利益は3.5%上昇し83億ユーロ（同：80億1800万ユーロ）となり、税引き前利益（EBT）は5.9%上がって78億1900万ユーロ（同：73億8300万ユーロ）となった。グループの純益は4.4%アップし51億2200万ユーロ（同：49億700万ユーロ）だった。
2012年に世界の顧客に届けられたBMW、MINI、ロールスロイスの各ブランドの乗用車両総数は10.6%増の184万5186台（2011年：166万8982台）と新記録を達成し、BMWグループとして世界の大手高級車メーカーとしての地位を維持することができた。
▽目標内の設備投資と研究開発費率
設備投資は、2011年の36億9200万ユーロから急激に上昇（プラス41.9%）して52億4000万ユーロに達した。これは新型モデルの数、さまざまな場所での製造能力の上昇、BMW iのスタートアップの準備による。設備投資率は6.8%（2011年：5.4%）に上昇した。研究開発費は17.2%上昇し39億5200万ユーロ（同：33億7300万ユーロ）となったが、これはほとんどがグループの将来を確かなものにするプロジェクトのためで、この結果研究開発費率は5.1%（同：4.9%）となった。
▽配当は大幅に上昇
BMW取締役会、監査役会は2013年5月14日の年次株主総会で、配当金を普通株1株当たり2.5ユーロ（2011年：2.30ユーロ）、優先株1株当たり2.52ユーロ（同：2.32ユーロ）の新レベルにそれぞれ引き上げる提案を行う予定である。これらの数字に基づく総株式は32.0%（同：30.7%）の分布率によって、16億4000万ユーロ（同：15億800万ユーロ）となる。
▽自動車セグメント：EBITは76億200万ユーロに上昇
BMW、MINI、ロールスロイスの各ブランドは2012年にすべてが販売台数新記録を達成した。自動車セグメントの売上高は、販売台数の大幅上昇によって11.0%増の702億800万ユーロ（2011年：632億2900万ユーロ）になった。同セグメントのEBITは76億2400万ユーロ（同：74億7700万ユーロ／+2.0%）で、EBITマージンは10.9%となった。税引き前利益は、前年比5.5%上昇の71億9500万ユーロ（同：68億2300万ユーロ）。
自動車セグメントのフリー・キャッシュフローは、総額38億900万ユーロとなり、前年の6億4300万ユーロから改善し、年間目標の30億ユーロを十分上回った。
BMWブランド乗用車の販売は前年比11.6%増の154万89台（2011年：138万384台）となり、単年度として初めて150万台の大台を超えた。MINIブランドは12カ月間で初めて30万台の大台を突破し、販売台数は前年比5.8%増の30万1526台（同：28万5069台）となった。ロールスロイスは2012年の超高級車セグメントで明確な市場リーダーだった。2012年の販売台数は、3575台（同：3538台／プラス1.0%）。
▽モーターサイクル・セグメントも販売台数で新記録
2012年のBMWブランドとHusqvarnaブランドの世界でのモーターサイクル販売台数は、前年比3.1%増の11万7109台（2011年：11万3572台）となりこのセグメントとしての新記録になった。
BMWブランド・モーターサイクルの販売台数は前年比2.0%増の10万6358台（2011年：10万4286台）となり、Husqvarnaブランドは1万751台（同：9286台／プラス15.8%）を納車した。モーターサイクル・セグメントは将来、BMWブランドだけになる予定。2013年末にBMWグループは、Husqvarnaをオーストリア企業Pierer Industrie AGに売却する契約に署名した。
同セグメントの売上高は、前年比3.8%増の14億9000万ユーロ（2011年：14億3600万ユーロ）だった。EBITは、BMWグループのモーターサイクル事業に関する新たな方針のため前年比80.0%マイナスの900万ユーロ（2011年：4500万ユーロ）に減少した。従って税引き前利益も同85.4%減の600万ユーロ（同：4100万ユーロ）となった。
▽金融サービス・セグメントは引き続き成長過程に
昨年の金融サービス・セグメントは引き続き好調だった。売上高は前年比11.7%増の195億5000万ユーロ（2011年：175億1000万ユーロ）だった。税引き前利益は、前年比12.8%減の15億6100万ユーロ（同：17億9000万ユーロ）だったが、このセグメントの利益減少は主として、前年の極端に高かった数字の反映によるものである。このセグメントは2011年に、残余価値と不良債権リスク引き当てによる減額措置で4億39万ユーロの特別収入を記録している。2012年は、リース車両契約終了にかかわる事業が1億2400万ユーロの特別収益をもたらした。
世界で契約された新しいリースとクレジット金融契約の数は、前年比12.1%増の134万1296件だった。ディーラーと顧客間で結ばれたリースおよび金融契約の数は、年度末現在で前年比7.1%増の384万6364件だった。
▽従業員数は5.6%アップ
世界のBMWグループ従業員は、2012年12月までの期間に前年比5.6%増加し、10万5876人（2011年：10万306人）となった。BMWグループは、BMWグループの自動車への引き続き大きな需要に歩調を合わせ、革新と新技術開発を行うためにエンジニアと熟練労働者を必要としている。
教育訓練の新年度を迎え、1376人の若者（内1200人はドイツ在住）が職業訓練を開始している。従ってドイツの訓練生は前年比10%以上増加している。2012年末までにBMWグループは世界で総数4266人の新入社員を雇用した。
2012 2011* 変化率（%）
顧客への納車
自動車総数 1,845,186 1,668,982 10.6
（内訳）
BMW 1,540,085 1,380,384 11.6
MINI 301,526 285,060 5.8
ロールスロイス 3,575 3,538 1.0
モーターサイクル総数 117,109 113,572 3.1
BMW 106,358 104,286 2.0
Husqvarna 10,751 9,286 15.8
従業員数（1） 105,876 100,306 5.6
売上高（ユーロ、単位百万） 76,848 68,821 11.7
（内訳）
自動車 70,208 63,229 11.0
モーターサイクル 1,490 1,436 3.8
金融サービス 19,550 17,510 11.7
その他事業体 5 5 -
控除 -14,405 -13,359 -
設備投資 5,240 3,692 41.9
営業キャッシュフロー 9,167 8,110 13.0
決算前利益 8,300 8,018 3.5
（内訳）
自動車 7,624 7,477 2.0
モーターサイクル 9 45 -80.0
金融サービス 1,558 1,763 -11.6
その他事業体 58 -19 -
控除 -949 -1,248 --
税引き前利益 7,819 7,383 5.9
（内訳）
自動車 7,195 6,823 5.5
モーターサイクル 6 41 -85.4
金融サービス 1,561 1,790 -12.8
その他事業体 -6 -168 -
控除 -937 -1,103 -
所得税 -2,697 -2,476 8.9
純利益 5,122 4,907 4.4
1株当たり利益（2）（単位ユーロ） 7.77/7.79 7.45/7.47 4.3
普通株／優先株1株当たり配当（単位ユーロ）
2.50/2.52 2.30/2.32 -
* 2011年の数字は部分的調整済み。
* 2011年度の数字は自動車、金融サービス・セグメントの5億2400万ユーロの特別収入を含んでいる。残価と不良債権に対するリスク引き当ての低減を反映している。2012年には金融サービス・セグメントでリース契約終了にかかわる事業が1億2400万ユーロの特別収益をもたらした。
（1）数字は休眠社員、退職を目前にしたパートタイム勤務対象の社員および低賃金取得社員を除外している。
（2）普通株および優先株当たりの収益
▽BMWグループについて
BMWグループはBMW、MINI、ロールスロイスの各ブランドによる世界の自動車、モーターサイクルの大手高級車メーカーである。BMWグループはグローバル企業として、世界13カ国に28の製造・組立工場を持ち、140カ国以上にグローバルな販売ネットワークを広げている。
BMWグループは2012年、約1億8500万台の自動車と11万7000台以上のモーターサイクルを世界で販売した。2012年度の税引き前利益は78億200万ユーロで、売上高は768億5000万ユーロに上る。2012年12月31日現在、BMWグループには10万5876人の従業員がいる。
BMWグループは常に長期的な視野と責任ある行動を企業の指針とすることで成功をおさめており、その結果、すべてのバリューチェーンにおける環境的および社会的持続可能性、責任のある製品づくり、さらには資源保護に対する明確なコミットメントを企業戦略の不可欠な要素として確立している。このような努力が実を結び、BMWグループは、ダウ・ジョーンズ・サステイナビリティ・インデックスの自動車部門において、8年連続でトップに選定されている。
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Corporate Communications
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ソース：BMW Group
BMW Group Cautiously Optimistic for 2013
PR52456
MUNICH, Mar. 19, 2013 / PRN=KYODO JBN/ --
Ambitious targets in challenging environment
Sales volume set to rise to new record figure in 2013
Earnings before tax expected at previous year's level
High rate of expenditure for new technologies and models
EBIT margin between 8% to 10% targeted for Automotive segment
All Strategy Number ONE interim targets fully attained
Reithofer: Several hundred advance orders received for BMW i3
After achieving a record-breaking year in 2012, the BMW Group's outlook for
the current 12-month reporting period is cautiously optimistic, based on
ambitious targets set amid a persisting difficult and volatile economic
environment. "We are aiming to achieve a further rise in unit sales in the
current year and hence a new sales volume record", stated Norbert Reithofer,
Chairman of the Board of Management of BMW AG, at the Annual Accounts Press
Conference in Munich on Tuesday.
(Photo: http://photos.prnewswire.com/prnh/20130319/601726 )
In view of the strong demand for its vehicles, the BMW Group will continue
to invest in boosting capacity in 2013, thus enabling it to remain successfully
on course. Development costs for new technologies and vehicle concepts will
also continue to rise. 2013 alone will see the launch of eleven new models. By
the end of 2014, some 25 new models will have been added to the range, ten of
them totally new models.
"Due to high levels of expenditure for new technologies and models as well
as investment in the production network, we expect to report Group profit
before tax on a similar scale to the record year 2012", continued Reithofer.
Despite the additional costs referred to, the Automotive segment continues
to forecast an EBIT margin of between 8% and 10% for the current year. This
corridor is also seen as a sustainable EBIT margin for the time beyond 2013.
However, depending on political and economic developments, actual margins could
end up being above or below the targeted range.
The Motorcycles segment forecasts further sales volume growth in the
current year for the BMW brand thanks to new attractive models such as the R
1200 GS, which should, in turn, bring about a further rise in segment revenues
and earnings.
The Financial Services segment is also expected to put in another strong
performance and remains committed to achieving a return on equity of at least
18%.
Forecasts for the current year are based on the assumption that worldwide
economic conditions will not change significantly.
Strategy Number ONE: First third successfully completed
The BMW Group has been tirelessly pursuing its Strategy Number ONE with
great success since 2007, enabling it to achieve the intended impact of
becoming significantly more profitable and competitive. The Group is also
extremely well placed to meet future challenges: "We have now successfully
implemented the first third of our strategy. All interim targets have been
fully attained", emphasised Reithofer.
Group profit before tax doubled during the period between 2007 and 2012. At
10.9%, the Automotive segment's EBIT margin exceeded the targeted corridor of
8% to 10% during the past year. By way of comparison: the segment EBIT margin
in 2006 was still only at a level of 6.4%. The return on equity of the
Financial Services segment in 2012 was 21.2% (Number ONE target: ＞18%). The
improvement in reported figures is also reflected in the share price: between
the end of 2007 and the end of 2012, the price of BMW common stock rose by more
than 70 percent.
Strategy Number ONE has also seen the birth of a whole host of innovative
vehicle concepts - including the BMW i3 - as well as remarkable advances in
terms of reducing fuel consumption thanks to EfficientDynamics technology. As
from the beginning of 2013, the emissions of 73 BMW Group models do not exceed
140 grams of CO2 per kilometre driven; the equivalent figure five years ago was
27 models. The average fuel consumption of the fleet is 5 litres of diesel and
6.3 litres of petrol per 100 kilometres driven.
The BMW Group will continue its rigorous implementation of Strategy Number
ONE through to 2020, and remain on a profitable growth course. The target for
2016 is to sell more than two million BMW, MINI and Rolls-Royce vehicles.
Several hundred advance orders received for BMW i3
Electromobility will be very much in the spotlight for the BMW Group in
2013. "The future belongs to those who dare to venture", remarked Reithofer.
The first pre-series BMW i3 came off the production lines in January 2013. This
innovative vehicle, which has been specifically designed to run with zero
emissions for use in an urban environment, will come onto the market by the end
of the year. "Several hundred advance orders have already been received for the
BMW i3", added Reithofer.
The BMW i3 is designed with a carbon-fibre-reinforced plastic (CFRP)
passenger compartment, an aluminium chassis, and sets new standards in the
field of lightweight construction. The i3 will be 250 to 350 kilograms lighter
than a conventional electric car.
The BMW i3 has an approximate range of 150 kilometres, which - based on
experience gleaned from the MINI E and BMW Active E test fleets - is absolutely
sufficient in most circumstances. Customers can also opt to increase this
capability with a so-called Range Extender. Production times are reduced
significantly by employing unique production methods and a significantly lower
number of assembly parts. The BMW i3 will require only half the time needed to
produce a conventional vehicle.
To have any chance of mastering the growing ecological challenges in the
world's metropolitan areas, there is no getting around the use of zero-emission
drive technology. "In the medium term, real megacities have no choice but to
encourage the use of alternative drive systems", underlined Reithofer. Electric
vehicles in Beijing, for instance, are already exempted from the allocation
procedure for number plates and from fees.
Reithofer: 2012 best year in BMW Group's corporate history
The BMW Group can look back on an excellent 2012 financial year: "The past
year has been the most successful year in the BMW Group's corporate history,
with new records achieved for sales volume, revenues and Group earnings" stated
Reithofer.
Revenues increased year-on-year by 11.7% to reach a new high of EUR 76,848
million (2011: EUR 68,821 million). Despite greater expenditure on new
technologies and increased personnel costs, earnings also climbed to new record
levels, with profit before financial result (EBIT) up by 3.5% to EUR 8,300
million (2011: EUR 8,018 million), profit before tax (EBT) up by 5.9% to EUR
7,819 million (2011: EUR 7,383 million) and Group net profit up by 4.4% to EUR
5,122 million (2011: EUR 4,907 million).
The total number of BMW, MINI and Rolls-Royce brand vehicles delivered to
customers worldwide in 2012 rose by 10.6% to a new high of 1,845,186 units
(2011: 1,668,982 units), thus enabling the BMW Group to maintain its position
as the world's leading premium manufacturer.
Capital expenditure and R&D ratio within targeted corridor
Capital expenditure rose sharply (+41.9%) from EUR 3,692 million in 2011 to
EUR 5,240 million in 2012 due to the number of new models, increased production
capacities at various sites and preparation for the start-up of the BMW i. The
capital expenditure ratio increased to 6.8% (2011: 5.4%). Research and
development expenditure went up by 17.2% to EUR 3,952 million (2011: EUR 3,373
million), mostly on projects aimed at securing the Group's future, resulting in
an R&D ratio of 5.1% (2011: 4.9%).
Dividend to increase sharply
The Board of Management and the Supervisory Board will propose to
shareholders at the Annual General Meeting on 14 May 2013 that the dividend be
increased to a new high level of EUR 2.50 (2011: EUR 2.30) per share of common
stock and EUR 2.52 (2011: EUR 2.32) per share of preferred stock. Based on
these figures, the total distribution will rise to EUR 1,640 million (2011: EUR
1,508 million), corresponding to a distribution ratio of 32.0% (2011: 30.7%).
Automotive segment: EBIT rises to EUR 7.62 billion
The BMW, MINI and Rolls-Royce brands all posted new sales volume records in
2012. Automotive segment revenues went up by 11.0% to EUR 70,208 million (2011:
EUR 63,229 million), thanks to the sharp rise in the number of vehicles sold.
The segment EBIT rose to EUR 7,624 million (2011: EUR 7,477 million/+2.0%),
resulting in an EBIT margin of 10.9%. Profit before tax amounted to EUR 7,195
million (2011: EUR 6,823 million/+5.5%).
Free cash flow for the Automotive segment totalled EUR 3,809 million, an
improvement of EUR 643 million on the previous year and well above the target
of over EUR 3 billion set for the full year.
Sales of BMW brand cars increased by 11.6% to 1,540,085 units (2011:
1,380,384 units), thus exceeding the mark of 1.5 million units for the first
time in a single financial year. The MINI brand surpassed the sales volume
threshold of 300,000 units for the first time in a 12-month reporting period,
with sales volume up by 5.8% to 301,526 units (2011: 285,060 units).
Rolls-Royce was the clear market leader in the ultra-luxury segment in 2012. In
total, 3,575 units were sold during the year (2011: 3,538 units/+1.0%),
Motorcycles segment also achieves sales volume record
117,109 BMW and Husqvarna brand motorcycles were sold worldwide during the
past year (2011: 113,572 units; +3.1%), a new sales volume record for the
segment.
Sales of BMW brand motorcycles went up by 2.0% to 106,358 units (2011:
104,286 units), while Husqvarna handed over 10,751 motorcycles to customers
(2011: 9,286/+15.8%). In future, the Motorcycles segment intends to focus
exclusively on the BMW brand. At the end of January 2013, the BMW Group signed
a contract for the sale of Husqvarna with the Austrian company Pierer Industrie
AG.
Segment revenues were 3.8% higher at EUR 1,490 million (2011: EUR 1,436
million). EBIT fell to EUR 9 million (2011: EUR 45 million/-80.0%) as a result
of the new direction being taken for the BMW Group's motorcycles business.
Profit before tax decreased accordingly to EUR 6 million (2011: EUR 41
million/-85.4%).
Financial Services segment remains on growth course
The Financial Services segment continued to perform well in the past year.
Revenues went up by 11.7% to EUR 19,550 million (2011: EUR 17,510 million).
Profit before tax came in at EUR 1,561 million (2011: EUR 1,790
million/-12.8%), whereby the decrease in segment earnings was primarily a
reflection of the previous year's extremely high figures. In 2011, the segment
recorded exceptional income of EUR 439 million resulting from the reduction in
provisions for residual value and bad debt risks. Business with end-of-contract
leasing vehicles gave rise to an exceptional gain of EUR 124 million in 2012.
The number of new lease and credit financing contracts signed worldwide
(1,341,296) was 12.1% up on the previous year. The number of lease and
financing contracts in place with dealers and retail customers at the end of
the year rose by 7.1% to a total of 3,846,364 contracts.
Workforce up by 5.6%
The BMW Group's workforce increased during the period to 31 December 2012,
growing by 5.6% over the year to 105,876 employees (2011: 100,306 employees)
worldwide. The BMW Group needs engineers and skilled workers, in order to keep
pace with the continued strong demand for the BMW Group's cars, forge ahead
with innovations and develop new technologies.
1,376 young people - 1,200 of them in Germany - started their vocational
training with the BMW Group at the beginning of the new training year. The
number of trainees in Germany therefore increased by more than 10%. At the end
of 2012, the BMW Group employed a total of 4,266 apprentices worldwide.
2012 2011* Change in %
Deliveries to customers
Automotive 1,845,186 1,668,982 10.6
Thereof:
BMW units 1,540,085 1,380,384 11.6
MINI units 301,526 285,060 5.8
Rolls-Royce units 3,575 3,538 1.0
Motorcycles units 117,109 113,572 3.1
BMW units 106,358 104,286 2.0
Husqvarna units 10,751 9,286 15.8
Workforce[1] 105,876 100,306 5.6
Revenues EUR million 76,848 68,821 11.7
Thereof:
Automotive EUR million 70,208 63,229 11.0
Motorcycles EUR million 1,490 1,436 3.8
Financial Services EUR million 19,550 17,510 11.7
Other entities EUR million 5 5 -
Eliminations EUR million -14,405 -13,359 -
Capital expenditure EUR million 5,240 3,692 41.9
Operating cash flow EUR million 9,167 8,110 13.0
Profit before financial
result EUR million 8,300 8,018 3.5
Thereof:
Automotive EUR million 7,624 7,477 2.0
Motorcycles EUR million 9 45 -80.0
Financial Services EUR million 1,558 1,763 -11.6
Other entities EUR million 58 -19 -
Eliminations EUR million -949 -1,248 --
Profit before tax EUR million 7,819 7,383 5.9
Thereof:
Automotive EUR million 7,195 6,823 5.5
Motorcycles EUR million 6 41 -85.4
Financial Services EUR million 1,561 1,790 -12.8
Other entities EUR million -6 -168 -
Eliminations EUR million -937 -1,103 -
Income taxes EUR million -2,697 -2,476 8.9
Net profit EUR million 5,122 4,907 4.4
Earnings per share[2] EUR 7.77/7.79 7.45/7.47 4.3
Dividend per share of
common/preferred stock EUR 2.50/2.52 2.30/2.32 -
* Figures for 2011 partially adjusted
* The result for the financial year 2011 includes exceptional income of
EUR 524 million in the Automotive and Financial Services segments,
reflecting the reduction in risk provision for residual
value and bad debt risks. Business with end-of-contract leasing vehicles
gave rise to an exceptional gain of EUR 124 million in the Financial
Services segment in 2012
[1] Figures exclude dormant employment contracts, employees in the work
and non-work phases of pre-retirement part-time working arrangements
and low wage earners
[2] Earnings per share of common stock/preferred stock
The BMW Group
The BMW Group is the leading premium manufacturer of automobiles and
motorcycles in the world with its BMW, MINI and Rolls-Royce brands. As a global
company, the BMW Group operates 28 production and assembly facilities in 13
countries and has a global sales network in more than 140 countries.
In 2012, the BMW Group sold about 1.85 million cars and more than 117,000
motorcycles worldwide. The profit before tax for the financial year 2012 was
euro 7.82 billion on revenues amounting to euro 76.85 billion. At 31 December
2012, the BMW Group had a workforce of 105,876 employees.
The success of the BMW Group has always been built on long-term thinking
and responsible action. The company has therefore established ecological and
social sustainability throughout the value chain, comprehensive product
responsibility and a clear commitment to conserving resources as an integral
part of its strategy. As a result of its efforts, the BMW Group has been ranked
industry leader in the Dow Jones Sustainability Indexes for the last eight
years.
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Mathias Schmidt, Business, Finance and Sustainability Communications
Telephone: +49-89-382-24118, Fax: +49-89382-24418
mathias.m.schmidt@bmw.de
Alexander Bilgeri, Head of Business, Finance and Sustainability
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Internet: http://www.press.bmwgroup.com
E-mail: presse@bmw.de
SOURCE: BMW Group
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