Fusion-io、オールフラッシュデータセンターを実現する新製品を大規模システムやクラウドビジネスに提供

Fusion-io

AsiaNet 52263

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2013年2月28日

Fusion-io、オールフラッシュデータセンターを実現する新製品を

大規模システムやクラウドビジネス向けに提供

クラウド事業者や大規模システムを有する企業向けに、ioScaleシリーズ(最大3.2TB)を

データセンターのディスクの置き換えが可能な価格設定で提供します

【東京:2013年2月28 日】Fusion-io(本社:米国ユタ州ソルトレイクシティ、最高経営責任者兼会長:デイビッド・フリン)は、ハイパースケールデータセンターを高速化する最新の製品ラインアップFusion-io ioScale(以下、ioScale)を日本のお客様向けに提供開始すると発表しました。ioScaleは、これまでは数千台規模のサーバーを保有するお客様向けに提供してきたものですが、今後はハイパースケール(大規模システムをお持ちのお客様)、およびクラウド事業者のお客様にも100ユニットより導入いただけます。ioMemoryの信頼性と性能を引き継ぐioScaleは、カードあたり最大3.2TBのストレージ容量を持ち、Webスケールアウト環境特有の要件にお応えします。価格は1GBあたり3.89ドルよりボリュームディスカウント価格で提供し、オールフラッシュデータセンターの実現を促進します。

Fusion-io最高経営責任者兼会長デイビッド・フリンは、「Fusion-ioはioScaleとオープンなソフトウェア制御ソリューションの提供を通じて、成長を続けるWebサービス企業や台頭するクラウド事業者のオールフラッシュデータセンターへの移行を最前線で支援します。ハイパースケールはエンタープライズとは全く異なるニーズを持った市場です。そのため、 ioScaleは、ハイパースケールを代表する企業のフィードバックを取り入れ、オールフラッシュデータセンターをシンプルに実現でき、Webスケールアウトのお客様特有の要件を満たせるよう設計されました。より少ないコストで、大量のデータを取り扱うサービスを、世界中の何百万人のユーザーに効率的に提供するための技術。Fusion-ioがこの新しい技術を、台頭する市場リーダー企業のお客様に提供できることを嬉しく思っています」と述べています。

ioScaleは、開発戦略パートナーのフィードバックを得て、ワークステーションを高速化するFusion-io ioFXをベースに開発されました。ioScaleは価格要件、ラックあたりの容量密度向上、また、定評あるFusion-io製品ならではの信頼性により、Webスケールアウトや新興のクラウド企業が求める要件にお応えします。お客様によるオープンソフトウェアへの移行と併せて、ioScaleのようなソリューションはI/Oを高速化し、大規模システムの性能と効率性を劇的に向上させるでしょう。

チーフサイエンティストスティーブ・ウォズニアックは次のように述べています。「私がFusion-ioに加わった理由は、シンプルな設計とソフトウェア技術こそが、デジタルデバイスを通じたライフスタイルの向上に効果的な手段を提供できると信じているからです。日本でのioScale提供は素晴らしいことです。これによって、インターネット上のアプリケーションを高速化し、よりよいデジタルエクスペリエンスをより簡単に実現できるようになるでしょう」

オープンコンピュート財団の会長であり、Facebookのハードウェアデザイン・サプライチェーン部長フランク・フランコヴスキー(Frank Frankovsky)は、「私たちは、ioScaleの研究開発のあらゆる段階に関与してきました。急速に増加するストレージ需要にioScaleがどのような価値を提供できるか、その可能性を楽しみにしています」と述べています。

オールフラッシュデータセンターは、シンプルで、性能密度が高く、信頼性が高くなるため、SSDやハードディスクで構成されるデータセンターよりも高効率であり、必要床面積や消費電力が少なく、また気温や湿度への耐性が高くなります。このため、システムの運用コストが低く抑えられ、環境への影響も低減します。

ウィキボンのCTOデビッド・フロイヤーは、「大規模システムを保有するハイパースケール企業は、数百、数千の単位でコスト効率がよいスケールアウトを実現するために、ベアボーンのサーバーとオープンソースソフトウェアでインフラストラクチャーを構築しています。こうした組織は設備投資費を重視しており、エンタープライズ企業が運用コストを重視し、また長期間の運用に耐える高機能を持ったインフラストラクチャーを導入している点において対照的です。既存のエンタープライズ企業と比較すると、ハイパースケール企業の扱うデータ要件は天文学的スピードで増加し続けています。Fusion-ioはioScale製品によって、24時間ネットワークを介してユーザーにサービスを提供する業界のリーダー企業を含め、より幅広く様々なWebスケールアウト環境やクラウド企業に価値を提供できるようになりました」と述べています。

ioScaleの主な特徴:

・カードあたり最大3.2TBのストレージ容量、およびシングルタイプのコントローラーをハーフレングスPCIeカードに搭載しました。小さいフォームファクタのサーバーに、信頼性を維持したまま12.8TB以上の容量を搭載できます。ラックあたりの容量密度を最大化し、旧式ディスクドライブベイの必要性が少なくなります。

・ioScaleからUEFIをサポートするハイパースケールサーバーを起動できます。スペースが限られたスケールアウト用サーバーから、RAIDコントローラーやディスクドライブが不要となります。

・業界最高レベルの書き換え耐性を持ち、キャッシングや書き込み量が多いデータベース、大規模アプリケーションを高速化できます。

・自己修復機能、メディアの消耗管理、および寿命予測およびモニタリング機能など、ioMemoryのエンタープライズクラスの信頼性機能により、高いサービスレベル要件にも簡単に対応できます。

・ioMemoryソフトウェア開発キット(SDK)に対応しており、アトミックライトAPIやdirectFSなどを用いて、アプリケーションをフラッシュ上でネイティブ実行できます。

オールフラッシュデータセンターをビジネスに活用したいお客様にioScaleをご利用いただけます。詳しくはhttp://www.fusionio.jp/またはhttp://www.fusionio.com/ioscale/をご参照ください。

Fusion-ioの詳細はこちらのウェブページをご確認ください:http://www.fusionio.jp/

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Fusion-ioについて

Fusion-ioは世界中のデータ処理を高速化しています。弊社のioMemoryプラットフォームとソフトウェア制御ソリューションによって、仮想化、データベース、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、高性能が求められるアプリケーションなど、あらゆるシステムの高速化が可能です。オンラインショップ、世界的なソーシャルサービスからフォーチュン500企業まで、Fusion-ioのお客様は弊社のテクノロジーによって情報経済時代の重要アプリケーションを高速化し、データセンターの性能および効率を向上させています。

Fusion-io株式会社について

Fusion-io株式会社は、2009年に設立され、東京都新宿区に本社を置くFusion-ioの100%子会社です。日本では東京エレクトロンデバイス、HP、Dell、IBM、富士通、シスコ、ネットアップ等の大手OEMおよびリセラーを通じて販売しております。詳しくはウェブサイト(www.fusionio.jp)をご覧ください。

お問い合わせ:

アシュトン・コンサルティング

岩屋雄三・福井容子

Tel: 03-5425-7220

Email: ashtonfusionteam@ashton.jp

将来見通しに関する注意事項

本プレスリリースには1934年証券取引所法第21 E条および1933年証券法第27 A条の定義による「将来の見通し」に該当する記述が含まれている可能性があります。かかる記述には技術トレンドおよび新しいioScale製品ラインアップ、これら製品から期待されるメリットや市場の反応に関する記述が含まれますが、これに限定されるものではありません。これらの記述は今後の事象及び事業に関する現段階での予測、見通しに基づくものであり、実際の結果はリスクや不確定事項により将来予測に関する記述、予測、意図と異なる場合があります。こうしたリスクには、新製品のユーザーが期待する具体的メリットを得られない等が含まれますが、これに限定されるものではなく、Fusion-ioが米国証券取引委員会に提出した有価証券届出書および報告書に明記したその他のリスクが含まれます。これら資料はwww.fusionio.comのIRセクションをご覧ください。

将来見通しに関する記述に基づいて将来に発生することを予測すべきではありません。将来見通しに関する記述の予測は合理的なものですが、将来の業績、活動レベル、実績、事象、状況が記述されている通りに達成される、または実現することを保証するものではありません。また、Fusion-ioは本プレスリリース発表後、将来見通しに関する記述を公式に更新する義務を負っておりません。

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