優良無花粉スギ「立山 森の輝き」の記念植樹を東京で開催

富山県

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富山県が開発した優良無花粉スギ「立山 森の輝き」の

記念植樹を日比谷公園(東京)で開催

 富山県では、花粉症対策の一つとして開発した優良無花粉スギ「立山 森の輝き」を全国に向けてPRするため、2月21日(木)に東京都の日比谷公園で記念植樹を実施します。

■優良無花粉スギ「立山 森の輝き」の特徴

1.花粉をまったく出さない

2.初期の成長及び雪害抵抗性に優れている

3.種子による大量増殖が可能(ただし無花粉のものを選抜する作業が必要)

 富山県農林水産総合技術センター森林研究所は、平成4年に無花粉スギを全国で初めて発見しました。その後、無花粉スギの研究・品種改良に取り組み、平成21年、無花粉スギと精英樹(成長や形質が優れたものを選抜・登録した個体)を交配することで、まったく花粉が無く、木材としても良質な「優良無花粉スギ」の苗を、種子から大量生産する技術を全国で初めて確立しました。

 昨年、5千本を出荷する体制が整ったことから、優良無花粉スギの愛称を公募し、“無花粉であり木材として優れていることや親しみやすさ、富山県をイメージできる”として愛称を「立山 森の輝き」に決定しました。

 優良無花粉スギ「立山 森の輝き」は、3月末までに約5千本を出荷し、来年度以降、順次出荷する本数を増やしていく予定です。(平成25年度-5千本、平成26年度-1万本、平成27、28年度-各3万本)

■優良無花粉スギ「立山 森の輝き」記念植樹

【日 時】平成25年2月21日(木) 12時30分~50分

【場 所】東京都千代田区「日比谷公園かもめの広場(郷土の森)」

【参加者】石井隆一富山県知事、沼田正俊林野庁長官、

     安藤立美東京都副知事、とやま特産大使

【内 容】優良無花粉スギ「立山 森の輝き」の植栽

     「立山 森の輝き」開発者から開発経緯等の説明

■優良無花粉スギの開発経緯

平成4年 :富山市内の神社で無花粉スギを全国で初めて発見、研究を開始。

平成8年 :無花粉になる性質の遺伝様式を解明。

平成12年:全国から精英樹の花粉330品種を集め、そのうち4品種が無花粉の劣性遺伝子を持つことを突き止める。

平成19年:自然交配苗の無花粉スギから成長の良い個体「はるよこい」を選抜し、全国第1号の無花粉スギとして品種登録。

平成21年:種子による優良無花粉スギ苗の大量生産に着手。

平成24年:優良無花粉スギの愛称を「立山 森の輝き」に決定、林業用苗として約5千本を初出荷。

< 富山の今を伝える情報サイト Toyama Just now >

  http://toyama-brand.jp/INT/

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プレスリリース添付画像

無花粉スギ(左)と通常スギ(右)

無花粉スギの1年生苗

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