オービックシーガルズ、史上2チーム目の3年連続日本一達成

1月3日(木)、東京ドームにおいてアメリカンフットボール日本選手権『プルデンシャル生命杯第66回ライスボウル』が行われ、社会人王者のオービックシーガルズが試合残り34秒からの逆転劇で、追いすがる大学王者の関西学院大学を21対15のスコアで降し、史上2チーム目となるライスボウル3連覇を達成した。

2013/1/3

社団法人 日本アメリカンフットボール協会

アメリカンフットボール日本選手権『プルデンシャル生命杯 第66回ライスボウル』

-オービックシーガルズ、史上2チーム目の3年連続日本一達成-

1月3日(木)、東京ドームにおいてアメリカンフットボール日本選手権『プルデンシャル生命杯第66回ライスボウル』が行われ、社会人王者のオービックシーガルズが試合残り34秒からの逆転劇で、追いすがる大学王者の関西学院大学を21対15のスコアで降し、史上2チーム目となるライスボウル3連覇を達成した。

社会人代表チームは、先月17日に行われた社会人日本一決定戦、鹿島ディアーズとの第26回ジャパンエックスボウルを含め、この試合まで公式戦を35連勝中とまさに“無敵”の道を行くオービックシーガルズ(以下、オービック)。対する学生代表チームは、先月16日に行われた第67回甲子園ボウルで法政大学を破り、2年連続25回目(大会最多更新)の学生日本一、そして2年連続8回目のライスボウル出場を決めた関西学院大学(以下、関学大)。

38対28でオービックが関学大を降した昨年のライスボウルと同一カードとなった試合は、開始早々に王者オービックが最初の攻撃シリーズで幸先よく先制のTDを奪うも、その後は両チームとも攻めあぐね、膠着状態が続く。得点が動いたのは前半残り1分41秒からの関学大の攻撃。関学大はエースQB畑 卓志郎(4年)とWR南本 剛志のホットラインのパスを中心に相手陣25ヤードまで攻め込むと、第4ダウン6ヤードの場面でFGフェイクを敢行。ホルダー櫻間 康介(4年)からWR南本への22ヤードパスが決まり、一気にゴール前3ヤードへ。最後はRB鷺野 聡(2年)がRB望月 麻樹(4年)への3ヤードTDパスを決め、同点に追いつき、前半を終える。

後半はさらに壮絶な点の取り合いに。オービックは関学大の後半開始1プレイ目をインターセプトすると、このチャンスをQB菅原からWR木下 典明への20ヤードTDパスにつなげ、14対7といきなり勝ち越しに成功する。その後、両チームとも1本ずつFGを外し、試合は勝負の最終第4Qへ。

第4Q序盤、オービックは相手ゴール前4ヤードまで攻め込み、ダメ押し点を奪うチャンスをつかむが、ここで痛恨のファンブルロスト。昨年の雪辱に燃える関学大は、次の攻撃で大きな勝負に出る。まず自陣18ヤードからの第4ダウン3ヤードの場面で、パントフェイクを敢行。WR小山 泰史が11ヤードを走り、ファーストダウンを獲得。さらに相手陣16ヤードまで攻め込んだ後の第4ダウン7ヤードの場面でも関学大はギャンブルを敢行。ここでもQB畑がスクランブルから11ヤードを走り、ドライブを延命させると、最後はRB望月が2ヤードTDランを決め、1点差に追い上げる。そしてTD後、関学大はこのシリーズ3度目のギャンブルに打って出る。同点のキックを狙わず、2点コンバージョンを選択すると、QB畑からRB望月、そしてRB望月からWR小山へパスをつなぎ、ついに15対14と逆転に成功する。

焦るオービックは再逆転を狙う続く攻撃でQB菅原が関学大DB鳥内 將希(3年)にインターセプトを献上。これで万事休すかと思われたオービックだったが、ここから社会人の最後の意地を見せ、続く関学大の攻撃を封じると、残り試合時間34秒。相手陣49ヤードからの攻撃で、QB菅原からWR清水 謙、WR木下への2本のパスで一気にゴール前1ヤードに進入すると、最後はRB古谷が飛び込み、土壇場で再逆転に成功する。

第55回大会の初制覇以来11年ぶり2回目のライスボウル優勝を目指す関学大に残されたのは最後の1プレイのみ。ここで逆転のTDパスを狙ったQB畑のロングパスは失敗に終わり、万事休す。この瞬間、シーガルズの3年連続6回目のライスボウル優勝が決まった。史上初の社会人3連覇を達成したシーガルズは、社会人代表チームとしては史上初のライスボウル3連覇も達成。第42、43、44回大会を制した日本大学に次いで史上2チーム目の偉業を達成した。

なお、この試合のMVP、ポール・ラッシュ杯にはオービックのQB菅原 俊が選出された。菅原のポール・ラッシュ杯受賞は3年連続で、チームに続き、個人でも史上初の快挙を達成した。

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