2010年4月6日

睡眠計「スリープスキャン(SL-501)」を開発

2010年4月6日

株式会社タニタ

   眠りの深さや状態を在宅で定量的に評価
睡眠計「スリープスキャン(SL-501)」を開発
     徳島県美馬市にモニター導入

健康をはかるリーディングカンパニーである株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、社長・谷田千里)は、眠りの状態を定量的に評価して表示する睡眠計「スリープスキャン(SL-501)」を開発、5月に発売します。医療機関で一般的に行われている睡眠ポリグラフによる判定結果と相関性の高いアルゴリズムと、これにさまざまな情報から確立した指標を加え、点数による総合評価を行えるようにしたのが特徴です。すでに立山システム研究所(富山県富山市桜橋通り3-1、社長・水口勝史)を通じ、徳島県美馬市でモニター導入決まりました。

不眠症など睡眠障害にかかわる問題がクローズアップされていますが、スリープスキャンを使えば睡眠の過不足やリズムを在宅でも簡単にチェックすることが可能になり、健康管理に反映できるようになるとみています。価格は3万6750円(消費税込み)。一般だけでなく、睡眠外来のある医療機関や介護施設、運輸業界など向けに、初年度1万台の販売を計画しています。

スリープスキャンは計測ユニットとセンサーマットが一体となった構造になっています。これを寝具の下に敷き、横になって就寝するだけで簡単に計測できます。身体を拘束したり多数の電極を取り付けたりする必要がなく、リラックスした状態で計測できるため対象者に負荷がかかりません。

具体的にはマットに組み込んであるセンサーが脈拍数、呼吸数、体動を検出し、SDメモリーカードに記録します。これをパソコンに差し込み、専用のアプリケーションで解析し睡眠の深さを4段階のステージグラフで表示します。さらに睡眠時間や寝つき時間、途中で目覚めた回数などの情報から、睡眠の状態を定量的に評価する睡眠点数を算出します。このほか計測日時の記録を睡眠日誌としてグラフ化し、睡眠習慣の時間的傾向を把握することができます。

日本では現在、5人に1人が何らかの形で睡眠にかかわる悩みを抱えるといわれています。ただ、これら睡眠障害の検査は対象者に対し身体的・金銭的な負担を強いているのが実情で、対応が思うように進んでいないといわれています。このためまず検査に入る前段階として、睡眠の状態を医療機関や事業所あるいは在宅で、簡単にかつ安価に利用できチェックできる機器が求められていました。


                    スリープスキャンを使った睡眠計測のイメージ
             ※実際に計測する際にはセンサーマットは寝具の下に敷きます。

[関連リンクURL]
http://www.tanita.co.jp/